東大、156量子ビット「IBM Heron」プロセッサ導入 スパコン「Miyabi」とも接続
東京大学とIBMが、同大に設置・運用する量子コンピュータ「IBM Quantum System One」を、最新世代の156量子ビットプロセッサー「IBM Heron」へ2025年後半にアップグレードすると発表した。(2025/5/16)
何もない空中に「つるつる」「ざらざら」感じる技術、NTTが開発 デバイス装着不要
NTTは、超音波を皮膚に集中させることで、何もない空中に「つるつる」「ざらざら」などの“触り心地”を感じさせる新技術を、東京大学との共同研究で考案したと発表した。(2025/5/14)
組み込み開発ニュース:
半導体チップを世界最高レベルの効率で冷やす3次元マイクロ流路構造水冷システム
東京大学は、半導体チップの放熱効率を高める3次元マイクロ流路構造の水冷システムを開発した。圧力損失は従来比で62%低減し、1平方センチメートル当たり700W以上の熱処理能力を達成した。(2025/5/12)
搭載したAIレベルで有機的に連携:
カメラと制御機器が直接対話して学習! 「AI-to-AI通信技術」
東京大学は、「AI-to-AI通信技術」を初めて開発した。この技術を用いると、カメラや制御機器などの電子機器に搭載されたAI同士が直接対話し、協調学習することが可能となる。(2025/5/9)
東大、社会人向け「スマートヘルス・スクール」開設 デジタル×エイジングヘルス
東京大学は、新たな社会人教育プログラム「スマートヘルス・スクール」を開設し、受講者の募集を始めた。(2025/5/8)
東大数学の超難問、なぜかブルーアーカイブのファンアートが「最も端的な解説」と話題 描き手は何者?
ネット上で“大学入試史上最大の超難問”とされる1998年東京大学理系数学後期第3問。なぜか4月下旬から、スマートフォンゲーム「ブルーアーカイブ」のファンアートが「ネット上で最も端的な解説の一つ」だと話題になっている。一体どういうことか。(2025/5/1)
「腹立たしいことも」 人気漫画『チ。』31歳・東大卒の編集者、給与について赤裸々に告白
成果報酬ないんだ。(2025/4/28)
現役東大院生、“朝と夜の姿”の差が激しすぎて「本当に同一人物???」と反響 8万件の“いいね”集める
すごい!(2025/4/23)
東大出身者が性格診断アプリを製作→MBTI診断かと思いきや…… “予想外すぎる診断方法”に困惑
何回も試しちゃう。(2025/4/22)
研究開発の最前線:
セルロースナノファイバーの欠陥を減らす手法とは?
京都大学と東京大学は、従来の作製手法で生じるセルロースナノファイバーにおける折れ曲がりやへこみなどの欠陥の原因を一部特定し、それを抑制することで高品質なセルロースナノファイバーの作製に成功した。(2025/4/18)
ミス東大が、ルワンダの理容店で「おまかせ」と言ったら……衝撃ビフォアフが「合成かと思った!」と話題 あれから髪型はどうなった?
新たな展開が!(2025/4/18)
医療技術ニュース:
携帯電話を活用したデジタル接触追跡技術を組み合わせ、アプリの実用性向上
北見工業大学と東京大学は、携帯電話を活用した2つのデジタル接触追跡技術を比較し、これらを感染状況に応じて使い分けることで、接触追跡の実用性を高める方策を発表した。(2025/4/17)
AI半導体の発熱対策に新提案:
チップに「水路」を作り冷却液を流し込む 高効率に放熱
東京大学生産技術研究所は、AIチップや電子機器の性能向上や省エネ化を可能にする「高効率放熱技術」を開発した。特殊な三次元マイクロ流路構造を用いて開発した水冷システムは、極めて高い冷却効率と安定性を実現した。(2025/4/16)
マテリアルズインフォマティクス:
LLM活用の有機分子設計手法 AIが候補を紹介
東京大学は、大規模言語モデル(LLM)を用いた有機分子の設計手法を開発した。自然言語を介したAIとの対話により、実験による試行錯誤や高度な背景知識が必要とされる分子設計を効率化した。(2025/4/15)
「人の動き」で見える価値:
「人の動き」で見えない価値を見つけ出す 人流データが切り開く都市開発の未来
商業施設の出店や都市計画、マンション開発において「人流データ」は勘や経験ではなく科学的根拠に基づいた確実な意思決定を可能にする。その具体的なメリットと可能性について、東京大学で都市解析を研究する長谷川 大輔氏に聞いた。(2025/5/2)
基調講演にIntelなどが登壇:
「COOL Chips 28」を東大で開催 4月16日から3日間
半導体ICの国際学会「COOL Chips 28」が2025年4月16〜18日、東京大学 武田先端知ビルにて開催される。基調講演にはIntel、Cerebras Systems、Tenstorrent、米コーネル大学、韓国ソウル国立大学などが登壇する。(2025/4/9)
SiCにも対応可能:
パワー半導体のスイッチング損失を自動低減する駆動IC 対応品種が1万超に
東京大学は2023年に、パワー半導体のスイッチング損失を自動低減するゲート駆動ICチップを開発した。今回、同技術を4端子パッケージと3端子パッケージの両方に適用できるようにした。これにより、対応する品種の数は2390品種から1万種以上に、大幅に増加した。(2025/4/9)
性能は市販の縦型モジュールに匹敵:
熱電モジュール向け新材料「熱電永久磁石」を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は東京大学や名古屋大学と共同で、横型熱電変換性能が極めて高い新材料「熱電永久磁石」を開発した。この材料を用いて試作した熱電モジュールは、「横型モジュールとして世界最高の電力密度を実現した」という。(2025/4/8)
Innovative Tech:
“けもみみ”を触られる感覚を人間は得られるか? 慶大と東大がVRで検証 バーチャルナイフで切る実験も
慶應義塾大学と東京大学に所属する研究者らは、髪の毛を介した触覚フィードバック装置とアバターの猫耳を連動させることで、人間が持ち得ない猫耳に対する身体所有感が得られるのかを調査した研究報告を発表した。(2025/4/8)
研究開発の最前線:
ジャイロイド構造の金属有機構造体で圧電転移を発見
東京大学は、ジャイロイド構造を持つ金属有機構造体(MOF)で、対称性の変化を伴う相転移を発見した。このMOFが温度が低下すると結晶の対称性が低下し、応力を加えている間だけ電気分極を生じる圧電性が発現することも分かった。(2025/4/8)
60テスラまでに超量子極限状態へ:
強磁場下で奇妙な電気伝導特性示す ビスマスアンチモン合金
東京大学物性研究所は、東京都立大学や東京理科大学、神戸大学、東北大学と共同で、BiSb(ビスマスアンチモン)合金が強磁場下において、奇妙な電気伝導特性を示す状態になることを確認した。(2025/4/4)
東大に落ちた“素朴な黒髪の女子高校生”→努力し続けて7年後…… “驚きの変化”が240万表示「垢抜けがすごい」「かっこよすぎわろた」
ガウンかっこいい!(2025/4/1)
ワンキャリアの調査:
東大・京大生の「就活での人気企業」ランキング 「BCG」を抑えた1位は?
ワンキャリアは「ワンキャリア就活人気企業ランキング【東大・京大編】26卒本選考期速報」を発表した。どんな企業が選ばれたのか?(2025/3/28)
「東大王」出演の“東大医学部の絶景クイーン”、6年で卒業へ 結婚相手も明かし「今後の進路に関わるため」
未来は明るい。(2025/3/26)
組み込み開発ニュース:
パワー半導体のスイッチング損失を3割削減できるゲート駆動回路、適用範囲が5倍に
東京大学 生産技術研究所は、同研究所 教授の高宮真氏らの研究グループが開発したパワー半導体のスイッチング損失を自動で低減する技術の適用範囲を大幅に拡大することに成功したと発表した。(2025/3/17)
Innovative Tech:
かなりうるさい環境でも、その人の声だけを高品質に拾う布マイク「ClothTalk」 東大と産総研などが開発
東京大学や産業技術総合研究所などに所属する研究者らは、騒音環境でも高品質な音声入力を実現するハンズフリーで使用可能な導電布マイクロフォンを提案した研究報告を発表した。(2025/3/17)
Innovative Tech:
私の「赤」はあなたの「赤」と同じ? 東大が新たな方法で回答 600人以上を対象に分析
東京大学とオーストラリアモナシュ大学などに所属する研究者らは、異なる個人の色の見え方を構造的に比較・分析した研究を発表した。(2025/3/14)
既設線を利用し低コストで高速IPネットワーク化:
PR:「IoT 最後の隙間」を埋める Nessumが切り開く次世代有線通信
既設線を利用したネットワークの高速化や長距離化、IP化を可能にするパナソニック ホールディングスの有線通信技術「Nessum(ネッサム)」。前身である「HD-PLC」からリブランドされたNessumは、既存の有線/無線通信技術を補完し、低コストでIoT化を実現するネットワークとして、活用の場を広げようとしている。国産OS「TRON(トロン)」の開発者で、「IoTの父」とも呼ばれる、東京大学名誉教授および東洋大学情報連携学 学術実業連携機構(INIAD cHUB) 機構長の坂村健氏と、パナソニック ホールディングスでNessumプロジェクト プロジェクト長を務める古賀久雄氏が、Nessumの可能性について語った。(2025/3/14)
発生する電圧は従来の10倍以上:
一次元構造のペロブスカイト結晶で大きな光起電力
早稲田大学と東京大学、筑波大学による共同研究グループは、一次元らせん構造のハロゲン化鉛ペロブスカイト結晶で、15Vを超えるバルク光起電力を発現させることに成功した。発生する電圧は、太陽光照射下における既存のペロブスカイト太陽電池の10倍以上だという。(2025/3/11)
アルプスアルパインと東京大が連携:
磁気センサーの磁気分解能を従来の1000倍以上に
アルプスアルパインは東京大学の研究グループと、トポロジカル材料を用いた磁気センサーの開発を始めた。両者の技術や人材を融合することで、従来に比べ1000倍以上の磁気分解能を持つ磁気センサーの開発が可能とみている。(2025/3/11)
約20〜30度の角度許容性を確保:
電源不要で薄型軽量のARメガネを実現する新技術
東京大学と大阪大学、クラスターおよび、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンによる共同研究グループは、電源が不要で薄型軽量を可能にする拡張現実(AR)ディスプレイ技術を用いた「ARメガネ向け薄型受光系」を開発した。(2025/3/10)
東大・松尾研の留学生に医療費“不正取得”疑惑 SNSで物議に 事実関係を松尾教授に聞いた
「保険の不正利用は許せない」――AI研究で知られる松尾・岩澤研究室(東京大学)の留学生が医療費を不正取得したとの疑惑がX上に流れ、物議を醸している。事実なのか、松尾豊教授に話を聞いた。(2025/3/6)
ミス東大が、ルワンダの理容店で「おまかせ」と言ったら…… 衝撃ビフォアフが1000万表示「いかついいいい笑」「合成かと思った!!!」
日本出発時はストレートのロングヘア。(2025/3/6)
スピントロニクスや医療などに応用:
黒さびの飽和磁化を増大 希土類元素を添加
東京大学と高輝度光科学研究センターの研究グループは、永久磁石の「マグネタイト(Fe3O4)」に希土類元素を添加することで、飽和磁化が増大することを実証した。(2025/3/5)
研究開発の最前線:
非貴金属固体触媒で脂肪族化合物から芳香族化合物と水素分子を同時に合成
東京大学は、脂肪族化合物から芳香族化合物と水素分子を同時に合成できる非貴金属固体触媒を開発した。高価で稀少な貴金属触媒を用いず、安価で入手が容易な非貴金属で脱水素芳香環形成反応を可能とした。(2025/3/5)
研究開発の最前線:
180℃、常圧水素下で繊維強化プラスチックを分解できる固体触媒を開発
東京大学は、繊維強化プラスチックを分解できる固体触媒を開発した。180℃、常圧水素下で加水素分解でき、ビスフェノールAといった樹脂モノマーの回収に成功した。(2025/3/4)
医療技術ニュース:
キネシン分子モーターKIF12が脂肪肝や肝硬変を抑制する仕組みを発見
東京大学は、ヒト家系と遺伝子操作マウスの解析により、脂肪肝や肝硬変を食い止める分子モーターを発見した。キネシン分子モーターのKIF12が脂肪合成酵素の分解を助け、肝細胞への脂肪滴蓄積を防ぐことが分かった。(2025/3/4)
電動化:
普通充電器でEVを識別、三菱自などがプラグ&チャージの実証実験
東京大学生産技術研究所、ユアスタンド、日東工業、三菱自動車はEVと普通充電器の利便性向上を目指す共同実証実験を実施した。(2025/3/3)
半導体再興のカギは「人づくり」にあった━━全国8大学が明かす次世代育成の切り札
東京大学をはじめとする国内8大学の教授陣が「産学共創で拓く未来―最先端研究と次世代人材育成」をテーマに産業界とアカデミアの連携強化の重要性について語った。議論を基に、日本の半導体再興への道のりを探る。(2025/2/26)
VIA配線1層でカスタマイズ:
新方式のAIプロセッサ、開発コストを40分の1に削減
東京大学の研究グループは、開発コストを従来の40分の1に削減しながら、高い電力効率を実現した「ストラクチャードASIC型AIプロセッサ」を開発したと発表した。(2025/2/18)
医療技術ニュース:
人工細胞内に細胞核を模倣した区画を再現することに成功
東京大学は、人工細胞中に細胞核に相当する区画構造を構築し、遺伝情報の転写とタンパク質合成を空間的に分離して再現することに成功した。生命システムの理解や、効率的なタンパク質合成などへの応用が期待される。(2025/2/17)
研究開発の最前線:
MOFの光捕集能によって電子スピンを効果的に超偏極することに成功
東京大学は、金属錯体骨格の光捕集能により、電子スピンを効果的に超偏極することに成功した。光励起により電子スピンのスピン偏極率を向上させる光誘起スピン超偏極は、量子技術への応用が期待されている。(2025/2/17)
ヒト由来の培養筋組織で作ったロボットハンド、東大、早大らの研究グループが開発 義手へ応用の可能性も
東京大学や早稲田大学などの研究グループは13日、ヒト由来の培養筋組織を用いた多関節バイオハイブリッドハンドを開発したと発表した。(2025/2/13)
本田雅一のクロスオーバーデジタル:
OpenAIのサム・アルトマンCEOが日本で語った「ChatGPT」の未来像 「あと10年で世界は激変する」の真意
ソフトバンクグループとの合弁会社立ち上げに合わせて、OpenAIのサム・アルトマンCEOが来日した。東京大学でのイベントにサプライズ登壇した同CEOから話を聞くことができたので、その時の話題をまとめる。(2025/2/10)
ZOZO、「衣服の着心地」を数値化する研究を開始 東京大学大学院、クラスターと共同で
ZOZOグループのZOZO NEXTは7日、東京大学大学院およびクラスターと共同で「衣服の着心地」の計測・数値化に関する研究を始めたと発表した。(2025/2/8)
BAS:
家庭用エアコン1台でマンションの全館空調システム、大京が東大らと共同開発
大京は、エアコン1台による全館空調が可能なマンション向け空調システムを開発した。天井の吸込口や天井内のダクトを通じ、エアコンから出た気流を各部屋に送る仕組みだ。(2025/2/4)
550mAh/gを実現:
超高容量を実現 全固体フッ化物イオン二次電池用正極材料
京都大学の研究グループは、トヨタ自動車や東京大学、兵庫県立大学、東北大学および、東京科学大学と共同で、全固体フッ化物イオン二次電池用の超高容量正極材料を開発した。既存のリチウムイオン二次電池正極材料に比べ、2倍を超える高い可逆容量を示すことが分かった。(2025/2/5)
0.1T〜1THzのテラヘルツ波を吸収:
6G向けテラヘルツ波吸収フィルムを極薄で実現
東京大学の研究グループは0.1T〜1THzのテラヘルツ波を吸収する極薄の「テラヘルツ波吸収フィルム」を、新日本電工と共同で開発した。6G(第6世代移動通信)や非接触バイタルモニタリングシステム、セキュリティセンシングシステムなどの用途に向ける。(2025/2/4)
材料技術:
塗膜の抗菌効果を可視化する新たな評価系 院内感染を予防する材料開発で貢献
東京大学大学院と日本ペイントは塗膜の抗菌効果をリアルタイムで可視化する評価系を開発した。(2025/2/4)
研究開発の最前線:
ガラスリボン導光板を活用し大規模な光学機器が不要な光シート顕微鏡光源を開発
日本電気硝子は、東京大学大学院理学系研究科付属フォトンサイエンス研究機構や同大学大学院工学系研究科付属光量子科学研究センター、ミユキ技研、フォトンテックイノベーションズなどと共同で、光シート顕微鏡光源「HandySPIM」を開発した。(2025/1/31)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。