トランプ大統領、「ティム(クックCEO)にインドに工場を建てるなと言っておいた」
トランプ米大統領は、Appleのティム・クックCEOに対し、インドに新たな製品工場を建設せず、米国で生産量を増やすよう要求したと語った。米国への投資約束や中国での工場建設に言及。Appleはこの件についてコメントを発表していない。(2025/5/16)
工場ニュース:
第一工業製薬がリチウムイオン二次電池用バインダーの生産能力増強
第一工業製薬は、戦略的資源として位置付けられるリチウムイオン二次電池の需要増に対応するため、滋賀工場で負極用水系複合接着剤「エレクセルCR シリーズ」の生産能力を増強した。(2025/5/16)
工場ニュース:
デンカが高信頼性放熱ベース板の生産能力を1.3倍に増強
デンカは、環境/エネルギー分野のさらなる成長を目的に、大牟田工場や中国の電化電子材料で高信頼性放熱ベース板「アルシンク」の生産設備増強投資を決定した。(2025/5/15)
宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(109):
投資の前に「準備」を! あなたと製造業全体を守るためにできること
「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。今回は、経済産業省が公開した「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン Appendix」を起点に、お金をかける前にやるべきことを考える。(2025/5/15)
製造ITニュース:
正常範囲外の相関関係を検知通報、工場など稼働/故障状況の遠隔監視システム
NECプラットフォームズは、上下水道施設や工場、商業施設などの設備稼働状況と故障状況を監視、通報する遠隔監視制御システム「コルソス」の新モデル「CSD12」を発売する。(2025/5/14)
仙石惠一の物流改革論:
物流業務の委託先に「ノウハウを分けない」企業は失敗する、その理由
せっかく物流のアウトソース先を選定したからには、彼らのプロとしての力を借りない手はない。工場の管理者なら物流改善のネタのカードは多く持っているに越したことはない。(2025/5/14)
日産、2万人削減、7工場の閉鎖を含む新たな経営再建計画「Re:Nissan」 国内工場も対象か
日産自動車は月13日、決算説明会で新たな経営再建計画「Re:Nissan(リ・ニッサン)」を打ち出した。(2025/5/13)
日産、2万人リストラへ 2027年度までに実施 生産拠点も統合で黒字化目指す
日産自動車は5月13日、グローバル全体で2万人を削減すると発表した。同社は経営再建計画 「Re:Nissan」を打ち立てており、人員削減もその一環となる。(2025/5/13)
工場ニュース:
DMG森精機子会社、従来比約2倍の新工場でX線検査の需要拡大に対応
サキコーポレーションは、企業成長戦略の一環として奈良工場を、親会社であるDMG森精機の奈良事業所に隣接する場所へ移転、拡張した。従来比約2倍の生産能力で、X線検査の需要拡大に対応する。(2025/5/13)
物流のスマート化:
2420万点超扱うモノタロウは物流をいかに効率化しているか 東日本向け拠点公開
工場用間接資材のオンライン販売を手掛けるMonotaROで、東日本向けの物流を担う笠間ディストリビューションセンターを訪ねた。(2025/5/13)
シャープ、「世界の亀山」ブランド製造の液晶工場を鴻海に売却 来春に本社を大阪市に移転
シャープは5月12日、中小型の液晶パネルを生産する亀山第2工場(三重県亀山市)を親会社で台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却すると発表した。(2025/5/12)
亀山第2工場を:
シャープが『世界の亀山』工場を鴻海に売却へ 26年8月までに
シャープは2025年5月12日、中小型の液晶パネルを生産する亀山第2工場(三重県亀山市)を、親会社である鴻海精密工業(以下、鴻海)に譲渡すると発表した。2026年8月までに鴻海に譲渡し、以降は鴻海からパネルを調達し販売する予定だ。(2025/5/12)
製造業の「工場デジタル化」市場が右肩上がり 2027年度は2兆円突破見込む
国内製造業における、工場デジタル化市場規模が拡大している。矢野経済研究所(東京都中野区)によると、2023年度の同市場規模は1兆7670億円(前年度比103.7%)だった。(2025/5/12)
製品動向:
三菱電機の給湯機事業を支える群馬工場 エコキュート累計約260万台の生産ラインを見学
三菱電機の給湯機事業を担う群馬工場では、エコキュートや電気温水器を中心とした給湯システムを製造している。2025年4月時点で累計生産台数は約700万台、エコキュートだけでも約260万台を達成する見込みだ。その製造ラインを間近に見れる視察会で、給湯機事業の歴史を振り返るとともに、実感型ショールーム「ユクリエ」で普及が進むエコキュートの最新機能を体感した。(2025/5/9)
モノづくり総合版メルマガ 編集後記:
地域住民に愛されることを目指すGENKIな工場について語る
地域に愛される工場についてつらつら語っています。(2025/5/8)
電子ブックレット(FA):
ヤマ発、ミスミ、DMG森精機などスマート工場最前線2024まとめ
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、工場のスマート化に取り組み事例などをまとめた「スマート工場最前線2024まとめ」をお送りします。(2025/5/8)
工場ニュース:
ベトナム初のポカリ工場、健康ニーズに応え350/500mlボトルを製造
大塚製薬のベトナム現地法人Otsuka Nutraceutical Vietnamは、イオン飲料「ポカリスエット」の新工場となるPhu My工場が完成したと発表した。350mlおよび500mlペットボトルのポカリスエットを製造する。(2025/5/7)
量産ファブでの試作に成功:
500℃でも動くSiC-IC、量産に大きく近づく
広島大学とフェニテックセミコンダクターの合同チームは、500℃の高温下でも動作する炭化ケイ素(SiC)集積回路(SiC-IC)を、量産工場で試作することに成功した。SiC-ICのファウンドリー立ち上げなど、社会実装に向けた取り組みが加速する可能性がある。(2025/5/2)
製造ITニュース:
経産省、中小製造事業者向けに工場セキュリティ対策の解説書公開
経済産業省は、中小規模の製造事業者向けに、サイバーセキュリティ対策の解説書「工場セキュリティの重要性と始め方」を公開した。工場のIoT化などによるサイバー攻撃のリスクに対応するため、具体的な事例や手順を示している。(2025/5/7)
プロジェクト:
鎌倉の東海道線新駅近く「中外製薬」工場跡地で商業施設着工 三菱商事都市開発と長谷工
三菱商事都市開発と長谷工コーポレーションは、神奈川県鎌倉市梶原の中外製薬工場跡地で、スーパーマーケットとホームセンターを核とする商業施設の新築工事に着手した。設計・施工は福田組で、完成は2026年夏。近隣では、JR東海道線として107年ぶりの新駅「村岡新」駅が2032年に開業する。(2025/5/1)
製造マネジメントニュース:
国内の工場DX市場、2030年度までに2兆1800億円に成長
矢野経済研究所は、国内の工場デジタル化市場規模の予測について発表した。2023年度は1兆7670億円で、2030年度までに2兆1800億円へ拡大すると予測している。(2025/5/1)
製造マネジメントニュース:
アクセンチュアとシーメンス、ソフトウェア定義型製品開発推進の専任組織を設立
AccentureとSiemensは共同で、製造業界におけるソフトウェア定義型製品の開発や工場の整備を推進するための専任グループ「Accenture Siemensビジネスグループ」を設立した。同グループを通じて、製造業でのバリューチェーンの自動化などを支援する。(2025/5/1)
モノづくり最前線レポート ベトナム編(2):
金型、開発、評価試験も 現地化でダントツ後押しパナソニックEWベトナム工場
パナソニックのベトナムにおける配線器具事業の成長を支える、パナソニックエレクトリックワークスのベトナム工場におけるモノづくりをレポートする。(2025/4/30)
工場ニュース:
日本ゼオンが大画面液晶テレビ用位相差フィルムライン増設 生産能力を20%増
日本ゼオンは氷見二上工場(富山県氷見市)で大画面液晶テレビ用位相差フィルムの新ライン増設を決定した。(2025/4/30)
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024:
大型ファンで省エネも両立した工場や倉庫の猛暑対策 直径約40mの大空間に送風
連日の猛暑が日常となった日本の夏では、屋内の熱中症対策にも環境配慮が求められている。ニッシントーア・岩尾は、圧倒的風量と省エネ性能を兼ね備えた大型ファン、静音性に優れたロングファンなど、脱炭素社会にも貢献する暑さ対策の多彩な製品の他、他社製品と組み合わせたプラスアルファの価値を付ける猛暑対策の新たな方程式も提案している。(2025/4/28)
メイドインジャパンの現場力:
エコキュート製造の三菱電機 群馬工場 翻訳サイネージ含む自動化の最前線
カーボンニュートラルで注目を集める「エコキュート」だが、新たな価値提案を重ねながらエコキュート製品で着実な成長を遂げているのが三菱電機だ。その中心拠点である三菱電機 群馬製作所のモノづくりの強みについて紹介する。(2025/4/25)
木造/木質化:
薄型CLTで現場事務所を建設、ユニット工法により4日で完成 鴻池組
鴻池組は愛知県内の建築現場で、厚さ72ミリの薄型CLTを使用した現場事務所建設に関する実証実験を行った。工場でユニット化して現地に搬入し、建物基礎には山留め用鋼材を使用したことで、現地での作業日数4日で建物を完成させた。(2025/4/24)
AI普及で拍車、工場跡地にデータセンター続々 大学や研究機関、周辺に呼び込み
使われなくなった工場や製鉄所の跡地をデータセンターに有効活用する動きが相次いでいる。AIの普及でデータの処理量が増え需要が高まっているためだ。工場跡地などでは大口用の高圧電力が通っていることが多く、再開発しやすい利点もある。(2025/4/24)
脱炭素:
住友ゴム白河工場で水素製造装置が稼働 「つくる」「つかう」二刀流の効果とは?
住友ゴム工業は、白河工場(福島県白河市)で2025年4月に稼働を開始した水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム(500kWワンパッケージモデル)」の見学会を行った。(2025/4/24)
工場DX:
PR:製造現場のデータ活用を本気で進めるのに、なぜエッジデータ基盤が必要なのか
工場のDXが進む中、リアルタイムで製造現場データを利活用する重要性が高まっている。しかし、設備やラインごとにサイロ化する製造現場では、データから価値を生み出すハードルが高い。この課題を解決するために必要なものとは何か。(2025/4/24)
UCC、CO2を出さない大型水素焙煎機「ハイドロマスター」稼働 “水素焙煎コーヒー”順次発売へ
UCC上島珈琲は23日、富士工場で大型水素焙煎機「HydroMaster(ハイドロマスター)」を使用する“水素焙煎コーヒー”の量産を始めたと発表した。(2025/4/23)
製造業IoT:
ダイキンと日立、AIエージェントによる工場の設備故障診断で対応時間半減へ
ダイキン工業と日立製作所は、ダイキンの業務用空調機器を生産する堺製作所臨海工場で、工場の設備故障診断を支援するAIエージェントの実用化に向けた試験運用を開始した。(2025/4/23)
前編【人事編】:
日立流・データサイエンティスト育成法 工場に派遣、“泥臭い”研修の手応えは?
日立製作所は、データサイエンティストを対象とした新人研修プログラム「モノづくり実習」を2021年から展開している。狙いは何か。現場はどう変わったのか。日立の担当者に聞いた。(2025/4/23)
半導体工場を3000万ドルで構築:
ミニマルファブの時代がやってくる!
米国と英国の企業が、相次いでミニマルファブ(省スペースに構築できる半導体工場)の販売を開始した。3000万米ドル規模で工場を構築できるので、アフリカやグローバルサウスといった、これまで半導体工場を建てられなかった地域にも、工場ができる可能性が出てくるという。(2025/4/22)
製造マネジメントニュース:
アイリスオーヤマ、トランプ関税による中国生産リスクで米国内生産体制を強化
アイリスグループの米国現地法人IRIS USAは、米国政府による相互関税措置の影響で、輸入製品のコスト上昇や供給リスクが顕在化したことを受け、米国内工場の生産体制強化を目的とした設備投資を決定した。(2025/4/22)
技術者全員をAIの使い手に:
PR:「30億件のデータとAI」が革新の源泉に キオクシア四日市工場が挑む先端モノづくり
世界最大級のフラッシュメモリ工場であるキオクシア四日市工場。ここは、1日30億件も生成されるデータとAI技術を駆使して先端のモノづくりを行う巨大なスマートファクトリーでもある。あらゆる業界でAIの導入が始まる中、四日市工場の生産現場ではAI活用が既に「当たり前」になっている。多くの技術者がAIを身近に使いこなし、高品質なフラッシュメモリ製造へとつなげている四日市工場の取り組みに迫る。(2025/4/21)
TSMCアリゾナ工場で製造開始:
関税よりはマシ? 米国でのチップ生産を表明したNVIDIAとAMD
NVIDIAとAMDは2025年4月、TSMCのアリゾナ工場でチップの製造を開始すると発表した。トランプ政権の“先行き不透明な”関税政策に対処するためとみられる。アナリストらは、今回の関税政策により、米国で使われる半導体の大半が米国で製造されるようになる可能性もあると指摘する。(2025/4/18)
大山聡の業界スコープ(87):
方便か本気か 分からないTSMCの米国への1000億ドル投資の狙い
TSMCが米国に1000億米ドルを投じて最先端プロセスの工場を設立すると発表した。しかし筆者としてはその発表がどうもふに落ちない。TSMCの本音はどこにあるのか――。(2025/4/21)
26年2月着工、28年4月竣工:
ディスコが広島県呉市に精密加工ツールの新工場、生成AI需要などに向け
ディスコは2025年4月17日、広島県呉市に精密加工ツール生産の新工場を建築することを明かした。第1期は2026年2月1日に着工、2028年4月30日に竣工予定。建築費用は330億円と見積もる。(2025/4/17)
スマートファクトリー:
奈良で2030年700億円創出へ、DMG森精機が従来比4倍の自動化システム工場稼働
DMG森精機は、約90億円を投資して改装工事を行っていた奈良事業所の開所式を開催した。(2025/4/17)
工場ニュース:
ダイヤモンド半導体の量産化に向け福島県で工場が着工
大熊ダイヤモンドデバイスは、ダイヤモンド半導体の量産化に向け「大熊ダイヤモンドデバイス福島第1工場」(福島県大熊町)が着工したと発表した。(2025/4/16)
生産現場での間接材購入を整流化:
工場で使う消耗品は常設の自販機からいつでも調達
ミスミグループ本社は、間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」の提供を始めた。工場に常設される専用の自動販売機から、生産現場で用いる消耗品などをいつでも調達することが可能となる。(2025/4/15)
妻のため“廃工場”をDIYした夫→2カ月後…… “信じられないビフォーアフター”に「お店レベル」「すばらしいセンス」
YouTubeでは作業風景を公開。(2025/4/15)
Apple、トランプ関税回避のためインドから米国に600トンのiPhoneを空輸──Reuters報道
Appleは、ドナルド・トランプ米大統領による相互関税を回避するため、インドの工場から600トンのiPhoneを米国に空輸したと報じられた。(2025/4/11)
変革の旗手たち〜DXが描く未来像〜:
寡占市場の電力業界 TOSHIBA SPINEX for Energyの「ITベンダーにはない強み」とは?
TOSHIBA SPINEX for Energyでは主要顧客を電力事業者から、再生可能エネルギー事業者や発電設備を持つ工場などへと拡大しようとする動きがある。電力業界特有の課題について前編に引き続き、東芝エネルギーシステムズでデジタリゼーション技師長を務める武田保さんに聞いた。(2025/4/11)
デジタル社会のデータ活用を支える:
PR:「30億件のデータ×AI」で進化し続ける巨大スマートファクトリー フラッシュメモリの革新を生み出すキオクシア四日市工場
国内有数の産業都市である三重県四日市市に位置するキオクシア四日市工場。ここは、世界最大規模のフラッシュメモリ工場であると同時に、約30年前から先進的なデジタル技術の導入を進めてきたスマートファクトリーでもある。日々生成される30億件ものビッグデータとAI技術を駆使して先端のモノづくりを行ってきた四日市工場は、デジタルツインの活用によって、さらに進化を続けている。(2025/4/11)
FAニュース:
ロックウェルが工場シミュレーションの新ツール、仮想制御テストの可能性拡大
ロックウェル・オートメーションは、新たなシミュレーションツール「Emulate3D Factory Test」を発表した。忠実度の高いシミュレーションを促進し、工場スケールの仮想制御テストの可能性を拡大する。(2025/4/10)
製造マネジメントニュース:
オムロンがコグニザントと提携しミリ秒単位の仮想制御基盤開発、5年500億円目指す
オムロンは、米国のITサービス企業コグニザント(Cognizant)と戦略的パートナーシップ契約を締結した。コグニザントの幅広いデジタルテクノロジーによるサービスとオムロンの高品質な現場データの収集力を融合することで、工場のスマート化を実現するエンドツーエンドのソリューションの実装、運用、保守を提供していく。(2025/4/10)
太陽光:
再エネ100%で運用する植物工場 イワテックが自家消費システムを実証
イワテックが鹿児島県薩摩川内市において、しいたけ栽培工場向け自家消費システムの稼働を開始。太陽光と蓄電池、さらに純水素燃料電池を活用し、再エネ100%での運用を目指すという。(2025/4/8)
工場ニュース:
光半導体素子の後工程生産能力増強、浜松ホトニクスの新工場が稼働へ
浜松ホトニクスは、同社の新貝工場で建設を進めていた新棟が完成し、2025年5月より稼働を開始する。イメージセンサーなど、光半導体素子の後工程の生産能力を増強した。(2025/4/8)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。