富士フイルム初のシネマカメラ「GFX ETERNA」を見てきた わざわざ動画専用機を開発した背景とは?
幕張メッセ(千葉県千葉市)で11月13日から15日まで開催された映像機器の祭典「Inter BEE 2024」では、富士フイルムが開発発表したばかりのシネマカメラ「GFX ETERNA」が同社ブースに展示されていた。(2024/11/15)
富士フイルム初、GFXと同じセンサーの映像制作カメラ「GFX ETERNA」開発発表
富士フイルムが、同社初の映像制作カメラを開発していると発表した。名前は「GFX ETERNA」で、ラージフォーマットセンサーを採用している。13日から開催する映像機器の総合イベント「InterBEE 2024」にて参考展示する予定で、発売は2025年中を目指す。(2024/11/12)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
小さくて廉価で動画もしっかり 富士フイルム「X-M5」は3つの顔を持つカメラだった
富士フイルムが11月下旬に発売する「X-M5」は、小さくて軽くてお気軽スナップ撮影やお気軽動画撮影に向いたカメラである。動画も撮れて、しかも比較的安価。(2024/10/31)
静岡と韓国平澤の拠点で増産投資:
富士フイルム、EUV向けレジストと現像液を販売
富士フイルムは、ネガ型の極端紫外線(EUV)に向けたフォトレジストと現像液の販売を始める。これに合わせ、静岡と韓国平澤の2拠点でEUVレジストとEUV現像液の増産および品質評価に必要な設備を増強する。(2024/10/31)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
なんと11年ぶりの復活 富士フイルムの小型軽量カメラ「X-M5」の素性と狙い
なんと「X-M5」である。先日配信された富士フイルムの「X Summit」で登場した新製品の型番だ。思わず「そのシリーズって見たことあるけど、いつだったっけ?」と調べちゃったほど懐かしい名前であった。(2024/10/16)
富士フイルム、クラシカルな外観の小型軽量ミラーレス「X-M5」発表 ファインダーはなし
富士フイルムは14日、「Xシリーズ」の新製品「X-M5」を発表した。ブラックとシルバーの2カラーで11月下旬に発売する。(2024/10/15)
研究開発の最前線:
富士フイルムが200億円をかけ国内拠点で半導体材料向け設備を増強
富士フイルムは、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズの静岡拠点と大分拠点で半導体材料向け設備の増強を行う。設備投資の総額は約200億円だ。(2024/10/1)
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024:
富士フイルムの「ひびみっけ」が1億200万画素カメラ「GFX100」とレンタル可能に
富士フイルムの「ひびみっけ」は、橋梁やダムなどコンクリート構造物の表面のひびを写真画像からAIが検出するソリューションだ。2018年にスタートし、年々ユーザー数は確実に増え、現在は約1500の企業が導入している。新たにひびみっけに特化した1億200万画像の「FUJIFILM GFX100」の格安レンタルサービスを開始した。(2024/9/27)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
カネカの牛乳、富士フイルムの美容液……意外な事業の裏にある時代の変化
「パン好きの牛乳」はおいしさもさることながら、他の商品とは違うと思わせるネーミングセンスや、パンと並べて販売するという手法が見事だと思います。(2024/9/9)
インスタントカメラ「instax mini Evo」、創立90周年記念の特別モデルを3万台限定販売
富士フイルムは、ハイブリッドインスタントカメラの最上位機種「instax mini Evo」の特別仕様モデル「FUJIFILM 90th Anniversary Special Kit」を発売。創立90周年を記念し、全世界3万台の限定販売を行う。(2024/8/19)
富士フイルム、「チェキ」の新型プリンターを発売 ARで撮影シーンを自分好みに編集
富士フイルムは19日、インスタントカメラの人気商品「チェキ」シリーズで、スマートフォンで撮影した画像をその場でフィルムで出力できる新型プリンター「instax mini Link3」を9月5日に発売すると発表した。「AR(拡張現実)エフェクト」と呼ばれる機能を使って、撮影シーンを自分好みの空間に編集できる。(2024/8/19)
チェキサイズのスマホプリンター「instax mini Link 3」発売 トッピングシュガー仕様のフィルムも
富士フイルムは、スマートフォンの画像をカードサイズのチェキフィルムにプリントできるスマホプリンター「instax mini Link 3」を発売。新機能を搭載し、トッピングシュガーをモチーフにしたデザインフィルムも提供する。(2024/8/19)
製造マネジメントニュース:
コニカミノルタと富士フイルムBI、複合機などの原材料調達で合弁会社新設
コニカミノルタと富士フイルムビジネスイノベーションは、原材料と部材調達の連携を図る合弁会社の設立を決定し、株主間協定書を締結した。新会社では、調達戦略の立案や各生産拠点の調達機能部門への戦略展開などに取り組む。(2024/7/25)
医療機器ニュース:
診療データとAIを用いて外来患者の転倒リスクを予測する技術を開発
富士フイルムは、医療機関向け統合診療支援プラットフォーム「CITA Clinical Finder」内の診療データとAI技術を用いて、外来患者の転倒リスクを予測する技術を開発した。(2024/7/3)
「X100シリーズ」はいまだ入手困難:
かつては「医療分野」にシフトも……富士フイルムのカメラ事業が大復活を遂げたワケ
富士フイルムは何年もの間、カメラ事業から離れてヘルスケア部門に軸足を移していた。しかし、TikTok世代のおかげで、レトロな雰囲気のデジタルカメラ「X100シリーズ」が大成功を収め、収益を押し上げている。(2024/6/28)
中小企業も考えるべきテープを使う理由【前編】
HDDといい勝負? 容量100TBの「手軽なテープ」が必要なのはなぜ?
テープ規格「LTO」のテープストレージは、用途においても新たな動きが見られる。富士フイルムの欧州法人FUJIFILM Europeが、容量100TBのエントリーモデルを追加する狙いとは。(2024/6/28)
2024年12月末より本格稼働:
富士フイルム、韓国に「COLOR MOSAIC」の新工場
富士フイルムが韓国平澤市に建設していたイメージセンサー用カラーフィルター材料の新工場が竣工した。2024年12月末より「COLOR MOSAIC(カラーモザイク)」の生産を始める予定。(2024/6/18)
工場ニュース:
富士フイルム、韓国でイメージセンサー用カラーフィルター材料の生産拠点が完成
富士フイルムが韓国平澤市で開発を進めていた先端半導体材料の新工場が完成した。本格稼働は2024年12月末を予定している。(2024/6/18)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも
「最近の小型軽量カメラは動画ユーザーを意識しすぎ。私は動画よりも静止画を撮りたいんだー」という人に超おススメのカメラが登場した。富士フイルムの「X-T50」である。(2024/6/15)
FAニュース:
富士フイルムがコスト低減と省電力化に貢献するナノインプリント対応の半導体材料
富士フイルムは、電子材料事業の中核会社である富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズを通じ、半導体製造技術「ナノインプリントリソグラフィ」に適合する半導体材料「ナノインプリントレジスト」を発売する。(2024/5/22)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
富士フイルム新機種に重くのしかかる為替レート 「X-T50」の値段は「X-T30 II」の倍以上に
「X Summit 2024 Sydney」で「フィルムシミュレーションダイヤル」を搭載した「X-T50」と、ラージフォーマットのコンパクト機「GFX100S II」が発表された。しかし、為替レートが如実に日本での製品価格に反映されている。(2024/5/17)
富士フイルム「GFX100S II」登場 1億200万画素のラージセンサーで883g SSD接続でProRes収録も
富士フイルムは、ラージフォーマットの新型ミラーレスカメラ「GFX100S II」を発表した。フルサイズセンサーの1.7倍大きなCMOSセンサーを搭載しながら、1億200万画素のイメージセンサーを搭載するGFXシリーズで最軽量の883gを実現したという。(2024/5/16)
ナノインプリントリソ技術に適合:
富士フイルム、ナノインプリントレジストを発売
富士フイルムは、半導体製造技術「ナノインプリントリソグラフィ」に適合する半導体材料「ナノインプリントレジスト」を開発、2024年5月下旬より富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズを通じて販売する。(2024/5/2)
分かりにくいけれど面白いモノたち:
技術者「本当にやるの?」──わざと光を被らせるエフェクトを搭載した大胆なインスタントカメラ、富士フイルム「INSTAX mini 99」開発秘話
富士フイルムの「INSTAX mini 99」というカメラが面白いのは、それが久しぶりに登場した「写真とは光だ」ということを思い出させてくれるからではないかと思う。(2024/4/29)
東京ディズニーランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」終了へ 実は富士フイルムがスポンサーだった
オリエンタルランドは4月26日、東京ディズニーランドのアトラクション「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」を10月に終了すると発表した。隣接する商業施設「プラネットM」も改修するという。(2024/4/26)
医療機器ニュース:
3D画像の視認性が向上した、3D画像解析システムを発売
富士フイルムは、3D画像解析システムの最新版「SYNAPSE VINCENT Ver7.0」を発売した。3D画像の視認性が向上したほか、術前シミュレーションの機能を強化し、新しい画像観察方法を提供する。(2024/4/25)
医療機器ニュース:
画像診断支援AI技術の開発を支援するクラウドサービスの提供を開始
富士フイルムは、医療機関や研究機関における画像診断支援AI技術の開発を支援するクラウド型サービス「SYNAPSE Creative Space」の提供を開始する。一連のAI開発プロセスをワンストップで実施できる。(2024/4/18)
製造マネジメントニュース:
コニカミノルタと富士フイルムBIが複合機の調達業務で合弁協議、トナーの提携も
コニカミノルタと富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、複合機、オフィス向けプリンタ、プロダクションプリンタの3事業について、原材料や部材などの調達をはじめとする業務提携に向けた協議を開始する基本合意書を締結したと発表した。(2024/4/16)
医療機器ニュース:
ハキム病の早期診断へ、脳脊髄液腔領域を抽出するAI技術を開発
富士フイルムは、MRI画像から、くも膜下腔の不均衡分布に関係する脳脊髄液腔の各領域を抽出するAI技術を開発した。早期発見と早期治療が重要となる、ハキム病の診断精度向上が期待される。(2024/4/3)
富士フイルム、チェキ最上位モデル「INSTAX mini 99」発売 内部にLEDを搭載
富士フイルムは、アナログインスタントカメラの最上位モデル「INSTAX mini 99」を発売。カメラ内部にLEDを搭載し、6種類の色表現ができる「カラーエフェクトコントロール」などプリント表現の幅を広げる新機能を搭載する。(2024/3/27)
ビジネスフレームワークの教科書:
富士フイルムとワークマンが成長した要因は? フレームワークで分析
富士フイルムとワークマンはどのようにして成長してきたのでしょうか。フレームワークを使って分析しました。(2024/3/25)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
フィルム最大手だったのに「世界初フルデジタルカメラ」を開発していた 富士フイルムのデジカメ史
富士フイルムが1月20日に創業90周年を迎えたので、同社のデジタルカメラの話をしたい。富士フイルムは、フィルム業界最大手でありながら、どこよりも早くデジタルカメラを手がけてたのだ。(2024/3/16)
医療機器ニュース:
希少がんである神経膠腫の画像評価精度を向上させるAI技術を開発
富士フイルムと国立がん研究センターは、MRI画像から神経膠腫の疑いのある領域を精密に抽出するAI技術を開発した。神経膠腫の治療前画像を高精度に評価できるようになるため、早期発見や診断精度の向上に役立つ。(2024/3/13)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
富士フイルム「X100VI」を試す クラシカルなボディに手ブレ補正も搭載、中身はほぼ“最新のX”に
世の中のカメラがスマートフォンかミラーレス一眼かに二分されてるような情勢の中、ハイエンドコンパクトの新作が出た。富士フイルムの「X100VI」である。(2024/3/9)
友達と写真をシェアできるコンビニプリント、「セブン-イレブン」店頭で
富士フイルムビジネスイノベーションは29日、全国の「セブン-イレブン」店頭に設置しているマルチコピー機で、新機能「シェアプリント」の提供を始めた。(2024/2/29)
これが1934台限定、「X100VI」90周年モデルだ 歴代の“X100たち”も振り返ってみる
パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で2月22日から開催されている「CP+2024」の富士フイルムブースでは、発表されたばかりの「X100 VI」の体験ブースが盛況となっていたが、ひっそりと展示されていたのが、同社設立90周年を記念した「X100VI 90周年 Limited Edition」だ。(2024/2/22)
荻窪圭のデジカメレビュープラス:
「Xシリーズの哲学を具現化した」──6代目高級コンデジ、富士フイルム「X100VI」の進化したポイント
富士フイルムが都内でプライベートイベントを開催し、シリーズ6代目となる「X100VI」を発表した。そして“One More Thing”も。(2024/2/21)
富士フイルム「X100VI」発表 会社設立時のロゴを刻印した創立90周年記念モデルも
富士フイルムは20日、コンパクトデジタルカメラ「X100VI」を3月下旬に発売すると発表した。(2024/2/20)
世界4拠点体制で需要増に対応:
富士フイルム、熊本でCMPスラリーの製造を開始
富士フイルムは、富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング九州エリア(FFMT九州、熊本・菊陽町)で、半導体製造プロセスに用いられる「CMPスラリー」の製造を始めたと発表した。同社は米国や韓国、台湾でCMPスリラーを製造しているが、国内拠点での生産は初めてとなる。(2024/2/5)
「富士フイルムクラウド」誕生 AWS・Azureの導入支援など手掛ける新会社
富士フイルムビジネスイノベーション(旧社名:富士ゼロックス)が、クラウドに特化したSIerと共同で新会社「富士フイルムクラウド」を設立すると発表した。(2024/2/2)
工場ニュース:
富士フイルムがCMPスラリーの国内生産を熊本拠点でスタート
富士フイルムは、熊本拠点(熊本県菊陽町)で半導体製造プロセスの基幹材料であるCMPスラリーの生産設備を本格稼働させたと発表した。(2024/1/30)
スマホプリンター「チェキ」とリラックマのコラボモデルが登場
富士フイルムイメージングシステムズは、キャラクター「リラックマ」のぬいぐるみと、スマホプリンターをセットにしたコラボモデルを数量限定で販売する。(2024/1/24)
工場ニュース:
富士フイルムが熊本に先端半導体材料の生産設備を導入、2025年稼働へ
富士フイルムは富士フイルムマテリアルマニュファクチャリング 九州エリアにおいて、約60億円を投資して先端半導体材料の生産設備を導入する。(2024/1/16)
医療機器ニュース:
医療機関向けにIoMT一元管理支援サービスの提供を開始
富士フイルムビジネスイノベーションは、医療機関向けに「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」の提供を開始した。医療機関内のIT機器を可視化し、セキュリティリスクを一元管理する。(2023/11/22)
医療技術ニュース:
紫外線や熱が皮膚のバリア機能を低下させる一因を解明
富士フイルムは、紫外線や熱で酸化した皮脂である過酸化脂質と分解物が、皮膚のバリア機能を低下させる一因を解明した。セラミドなどの産生に重要な遺伝子や、バリア機能維持関連因子の遺伝子発現量を減少させる。(2023/11/21)
医療機器ニュース:
造影剤を使わないCT画像から膵臓がんの検出を支援する技術を開発
富士フイルムと神戸大学は、AI技術を活用して、非造影CT画像から膵臓がんが疑われる所見の検出を支援する技術を開発した。人間ドックなどでの活用により、膵臓がんの早期発見につながることが期待される。(2023/11/20)
富士フイルムも値上げ、10日から ミラーレスカメラは「出荷価格で5〜15%」上昇
富士フイルムイメージングシステムズは9日、ミラーレスカメラと交換レンズの価格改定を発表した。10日から適用する。(2023/11/9)
過去最高の売り上げ:
スマホで撮れるのに、なぜ「チェキ」は人気なのか いまでも“論争”が起きる商品群
まもなく発売25周年を迎える富士フイルムの「チェキ」シリーズ。世界的に需要が高まっており、2022年は過去最高の売上高を記録した。人気の秘密は……。(2023/11/2)
手のひらサイズの“チェキ”登場、ただしプリンター別売
富士フイルムは21日、手のひらサイズの「INSTAX Pal(インスタックス パル)」を発表した。プリント機能を本体から切り離し、コンパクトな筐体を実現した。(2023/9/21)
工場ニュース:
45億円を投資し、チェキフィルムの生産能力を約2割増強
富士フイルムは、「INSTAX“チェキ”」フィルムの生産設備を増強する。神奈川事業場足柄サイトにおいて、生産ラインの増設や付帯設備などに約45億円を投資。2024年秋から順次稼働を開始し、2025年度に完了する。(2023/9/20)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。