医療機器ニュース:
産婦人科向け観察カメラを台湾で販売開始
カシオ計算機は、子宮頸部観察用のコルポカメラ「DZ-C100」とカメラスタンド「CST-100M」の台湾販売を開始した。台湾食品医薬品局の医療機器認可を取得し、画像管理ソフトも併せて提供する。(2025/8/19)
HTC、スマートグラス「VIVE Eagle」を発表 重さ49g以下で画像翻訳やカメラ機能を搭載
現時点では台湾でのみ発売する。31日まで先行予約を受け付け、9月に出荷する。(2025/8/14)
Apple、599ドルの「低価格MacBook」を計画中? 早ければ年内登場か――台湾報道
米Appleが新たな低価格MacBookの投入を検討していると、サプライチェーン関係者の話として台湾DigiTimesが報じている。一部の部品は2025年第3四半期末までに量産開始が見込まれており、年内にシステム全体の組み立てが開始される可能性があるという。(2025/8/13)
「当初の目標ではない」トランプ関税20%の台湾は交渉継続の方針 TSMCは対象外か
トランプ米政権は台湾への「相互関税」を暫定的に20%と設定している。関税率は4月に公表された32%より下がったが、台湾の頼清徳総統は「当初からの目標ではない」として交渉を継続する方針を表明している。(2025/8/8)
東京エレクトロン、元従業員がTSMCの機密情報取得に関与 「懲戒解雇し捜査に全面協力」
東京エレクトロンは8月7日、台湾積体電路製造(TSMC)の機密情報が不正に取得されたとして台湾当局が捜査している件で、台湾子会社の元従業員1人が関与していたことを確認したと発表した。当該従業員は懲戒解雇済みで、捜査に全面的に協力しているという。(2025/8/7)
GIGABYTE、Ryzen 7 260を搭載したエントリー16型ゲーミングノート
台湾GIGABYTE Technologyは、RyzenプロセッサとGeForce RTX 5050/5060の搭載に対応したエントリークラスの16型ゲーミングノートPCを発売する。(2025/8/1)
スピン経済の歩き方:
「日産の町」「マツダの町」はもう生まれない? 企業城下町が成立しなくなった理由
台湾の半導体企業TSMCが熊本県菊陽町に工場をつくり「企業城下町モデル」ができているが、今後そのような成功事例が日本にできるかというと、難しいのではないか。その理由は……。(2025/7/23)
TSMC熊本第2工場は年内着工 4〜6月純利益は60.7%増 AI関連好調続く
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家会長兼最高経営責任者(CEO)は、熊本第2工場(熊本県菊陽町)の着工時期について「現地のインフラの準備に応じて、年内を予定している」と述べた。(2025/7/18)
セブンイレブン、HPも「台湾(中国)」表記「細心の配慮で検討していく」 X投稿が物議
セブン&アイ・ホールディングスがホームページ(HP)で、台湾について「中国(台湾)」との記載があることが分かった。(2025/7/15)
セブン&アイが「中国(台湾)」表記で釈明 投稿削除も収まらぬ波紋
セブン&アイ・ホールディングスがホームページで、台湾について「中国(台湾)」と表記していることが分かった。(2025/7/15)
ロジスティクス:
半導体物流の需要が高い熊本県菊池市で、延べ1.8万m2物流施設が着工 松尾組JVが施工
台湾のTSMCなど半導体関連企業が多く進出する熊本県菊池市で、日本GLPが計画している先進的物流施設が着工した。設計・施工は松尾組・大高建設JVで、2026年9月末の竣工を目指す。(2025/7/10)
エアバッグのようにiPhoneを衝撃から保護する「AirX ウルトラクッションケース」発売
台湾発のグローバルスマホアクセサリーブランド「RHINOSHIELD」はiPhoneケース「AirX ウルトラクッションケース」を発売。独自構造で落下時の衝撃を分散し、内部ダメージのリスクを大幅に軽減するという。(2025/7/4)
対中戦略の効果は?:
まるで「ぬかにクギ」 AIチップ規制で米国が抱えるジレンマ
AI用半導体をめぐる米中の対立は深刻化している。米国は戦略を再調整し、台湾もHuaweiとSMICに対し新たな措置を発表した。だがこうした戦略は、中国の半導体業界に“大きな打撃”を与えることにはならないだろう。(2025/7/4)
「AQUOS R10」のSIMフリーモデル発表 AI活用型の新ECサービスを搭載 約10万円から
シャープはフラグシップスマートフォン「AQUOS R10」のSIMフリーモデルをオープンマーケットに売り出す。市場での価格は税込みで、256GBモデルが約10万円、512GBモデルが10万円台後半を想定している。日本国内MNOでは、NTTドコモとソフトバンクが取り扱う。グローバル展開も予定されており、台湾、シンガポール、インドネシアでは7月上旬以降に順次発売される見込みだ。(2025/7/2)
名古屋にも拠点設立:
自動車48V化に対応 日本のMOSFET市場に本格参入する台湾セミコンダクター
Taiwan Semiconductorは日本のMOSFET市場に本格参入すると発表し、「PerFET80Vシリーズ」「PerFET100Vシリーズ」の販売を開始した。発表に合わせて同社は日本のメディア向けに説明会を開催した。(2025/6/27)
投資会社EQTから:
台湾Innolux子会社がパイオニアを1636億円で買収へ
台湾Innolux子会社のCarUX Holdingがパイオニアの全株式を1636億円で買収する。所定の条件および関係当局の承認を経て、2025年第4四半期(2025年10〜12月)までに完了する見込みだ。(2025/6/26)
パイオニア、台湾企業が買収 ディスプレイ大手Innoluxグループの一員に
パイオニアは6月26日、台湾の大手ディスプレイメーカーInnoluxの傘下に入ると発表した。Innolux子会社で、車載向けのスマートコクピットソリューションを手掛けるCarUX Holdingが、パイオニアの全株式を取得する。買収金額は明かされていないが、一部報道によると約1636億円とされている。(2025/6/26)
脱炭素:
CO2回収技術の実証試験開始 固体吸着方式の回収装置活用
三菱電機は、兵庫県尼崎市にある同社の先端技術総合研究所で、CO2回収技術の実証試験を開始した。2027年9月まで実施予定で、台湾の工業技術研究院が開発した回収装置を蒸気発生ボイラーに設置し、排ガスに含まれるCO2回収に取り組む。(2025/6/20)
GEEKOM、Core Ultraを搭載した手のひらサイズのミニPC
台湾GEEKOMは、Core Ultraを搭載したミニデスクトップPC「GEEKOM IT15」を発表した。(2025/6/19)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
なぜASUSはユニークなモデルを出し続けるのか? 「今後も果敢なチャレンジは続けていく」と語る同社幹部に聞く
「COMPUTEX TAIPEI 2025」の期間中、台湾ASUSTeK Computer(ASUS)の幹部が日本のメディア向けにグループインタビューを行った。同社の気になる動きをウォッチした。(2025/6/19)
Kingston、USB外付けポータブルSSD「Kingston XS」シリーズをリニューアル
台湾Kingston Technologyは、同社製USB外付けポータブルSSD「Kingston XS」シリーズのリニューアルを発表した。(2025/6/16)
「ゴンチャ」人気はなぜ続くのか “タピオカの一発屋”で終わらなかった理由
台湾発のグローバルティーカフェ「ゴンチャ」が、日本上陸10周年を迎えて新戦略「Gong cha 2.0」を進めている。2025年以降に開業した「コンセプトストア」は行列ができる反響で、新たなファンプログラムも会員55万人と好調だ。なぜ、タピオカブームが終わってもゴンチャは成長を続けられるのか。(2025/6/14)
組み込み開発ニュース:
TSMCと東大の共同ラボはFinFET技術を学べる、シャトルサービスも教育に活用
東京大学と台湾半導体受託製造大手のTSMCは、先端半導体の研究、教育、人材育成の推進を目的とする「TSMC 東大ラボ」の運用を開始したと発表した。TSMCが台湾以外の大学と共同ラボを開設するのは初めて。(2025/6/13)
台湾に扮して中国共産党政権を打倒できるゲーム 香港警察が「国家分裂罪」と警告、逮捕も
「脱出(escape)」の意味から命名された台湾の会社が作ったゲームを巡り、中国当局が神経をとがらせている。ユーザーは台湾やチベット、ウイグルなどの「所属先」を選び、共産党政権を打倒するシナリオで遊べるためだ。分離独立を絶対に許さない強硬姿勢の中国政府にとって「たかがゲーム」とはいかず、芽を摘みたいようだ。欧米メディアが報じた。(2025/6/12)
セラミック基板に高精細RDL:
JDIの液晶の知見、先端半導体パッケージングの中核技術に
ジャパンディスプレイ(JDI)は「JPCA Show 2025」に台湾を拠点に先端半導体パッケージングやセンサーを手掛けるPanelSemiと共同で出展し、セラミック基板上に高精細RDL(再配線層)配線を形成したサンプルを展示した。(2025/6/10)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
Thunderbolt 5対応の外付けGPUユニットやポータブルゲーミングPC向けドック、リアルOMNIくんなどでにぎわっていたASUS ROGブース
台湾で開催された見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」のASUSブースでは、未発売の新モデルが多数展示されていた。日本での展開はまだ不明だが、一足先にPCやNUCの新製品をチェックした。(2025/6/6)
TrendForce調査:
DRAM市場でSK hynixがSamsungを抜きトップに 25年Q1
台湾の市場調査会社TrendForceが2025年第1四半期(1〜3月)の世界DRAM売上高の最新調査結果を発表した。それによるとSK hynixがSamsung Electronics(以下、Samsung)を抜き首位の座に就いたという。(2025/6/5)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
E Inkディスプレイ搭載のNUCや香りが出るアロマPCなど個性あふれる展示がそろったASUSブース
台湾で開催された見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」のASUSブースでは、未発売の新モデルが多数展示されていた。日本での展開はまだ不明だが、一足先にPCやNUCの新製品をチェックした。(2025/6/3)
Innovative Tech:
“小豆”の起源は日本(縄文時代)だった──ゲノム解析で明らかに 農研機構と台湾大学が発表
農研機構と台湾大学に所属する研究チームは、アズキの栽培化が縄文時代の日本で始まったことを最新のゲノム解析によって科学的に証明した研究報告を発表した。(2025/6/3)
GIGABYTE、Core Ultra 9を搭載したハイエンド16型ゲーミングノート
台湾GIGABYTE Technologyは、Core Ultra 9+GeForce RTX 5070を備えたハイエンド16型ゲーミングノートPC「AORUS ELITE 16 BWHC3JPC94SH」を発表した。(2025/5/28)
ワクワクを原動力に! ものづくりなヒト探訪記(23):
台湾の釣具メーカーが手掛ける「観光工場」の魅力
本連載では、新しい領域にチャレンジする中小製造業の“いま”を紹介していきます。今回は、台湾の釣具メーカーであるOKUMAが運営する観光工場「OKUMA CENTER」の訪問記を、工場長のインタビューを交えてお届けします。(2025/5/28)
ふぉーんなハナシ:
日本で良く見かけるスマホ充電スタンドを台湾で見つけた件 どうやれば使えるのか?
日本でも広く展開されている「ChargeSPOT」ですが、実は台湾でも使えるんです。ただし、ちょっと設定が必要なんですが……。(2025/5/26)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
「COMPUTEX TAIPEI 2025」の一般参加日どうだった? 動画で振り返る最終日
台湾の台北市で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2025」が、5月23日で会期を終了した。当日のメイン会場である台北南港展覧館の模様を動画にまとめた。(2025/5/25)
Mobile Weekly Top10:
「Xperia 1 VII」見参 ソニーがスマホにこだわるのにはワケがある
ソニーが新しいハイエンドスマートフォン「Xperia 1 VII」を発表しました。実は台湾では既に発売済みだったりします。(2025/5/24)
マレーシア&カンボジアの「TSUTAYA」人気のヒミツは? 売れ筋を聞いた
CCCが、アジア太平洋で「蔦屋書店」などの出店を重ねている。台湾12店舗、中国12店舗、マレーシア3店舗、カンボジア1店舗を展開し、開業時には行列ができることもあるという。現地では何が売れているのか。(2025/5/24)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
折りたためばポケットに入る! 8型のフォルダブルカラーE Ink電子ペーパーを見てきた
台湾のNetronixが、「COMPUTEX TAIPEI 2025」のブースで8型フォルダブル(折りたたみ)のカラーE INK電子ペーパーを展示していた。(2025/5/23)
Mistel、75%レイアウトを採用する日本語配列メカニカルキーボード
プリンストンは、台湾Mistel製となる75%レイアウト採用メカニカルキーボード「MD750 Delight - The ROCK」の取り扱いを開始した。(2025/5/23)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
赤じゃないけどポッチ付き! 分割で無線でコード名は「π」(パイ)の“HENTAI”キーボードをTex Electronicsで見てきた
COMPUTEX TAIPEI 2025でブースを展開している台湾Tex Electronicが、TrackPoint付きの分割無線キーボードを参考出展していた。(2025/5/23)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
一足先にSynologyの「BeeStation Plus」を見てきた
台湾で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」に、Synology(シノロジー)がブースを出展している。どのようなモデルが展示されているのがチェックした。(2025/5/22)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
COMPUTEX TAIPEIの歩き方――新製品よりも「あの人のサインを探せ?」
台湾の台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」には、台湾を代表する企業が多く出展している。世界有数のODMであるFoxconn Group(鴻海科技グループ)もブースを出しているのだが、その特定箇所が妙に混み合っている。実際に行って見ると……?(2025/5/22)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
SynologyがAMD EPYC搭載のオールフラッシュストレージ「PAS7700」「PAS3600」を発表
台湾で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」に合わせて、Synology(シノロジー)がエンタープライズ向けのストレージなどを発表した。(2025/5/21)
Micron、リード1万4900MB/sを実現したPCIe Gen5対応の内蔵型SSD
台湾Micron Technologyは、PCIe Gen5接続に対応した内蔵型M.2 NVMe SSD「Crucial T710 PCIe Gen5 NVMe SSD」を発表した。(2025/5/21)
セキュリティAIとLINEで会話? 台湾のスタートアップが示す新たなビジョン
台湾のセキュリティベンダーCyCraftはAI駆動型のセキュリティソリューションを複数発表した。これらの中には「LINE」で利用できるAIチャットbotも含まれるという。同社が示すAIを活用したセキュリティ強化のビジョンとは。(2025/5/21)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
準備が進む「COMPUTEX TAIPEI 2025」は5月20日からスタート! 一般公開日は最終日の23日
台湾の台北市で、PCやAI関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」が5月20日からスタートする。2025年の話題や見どころはどうなのだろうか。(2025/5/19)
シャープ、「世界の亀山」ブランド製造の液晶工場を鴻海に売却 来春に本社を大阪市に移転
シャープは5月12日、中小型の液晶パネルを生産する亀山第2工場(三重県亀山市)を親会社で台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却すると発表した。(2025/5/12)
GIGABYTE、AMD B840チップセットを採用したmicroATXマザーボード
ニューエックスは、台湾GIGABYTE製となるAMD B840チップセット搭載microATXマザーボード「GIGABYTE B840M EAGLE WIFI6」の取り扱いを開始する。(2025/5/7)
経済効果は23兆円の「九州半導体クラスター」 台湾が貿易投資センターを開所した思惑
台湾企業の日本進出を支援する「台湾貿易投資センター」が4月、福岡市博多区に開所した。(2025/5/7)
“台湾でしか買えないトミカ”がまさかのモチーフでSNS騒然 「欲しい!!」「台湾人なのに知りません」
日本在住の台湾の人も反応。(2025/4/27)
世界最大手の台湾TSMC 「強力な需要」AI向け半導体好調で過去最高の売上高と純利益
人工知能(AI)向け先端半導体の販売が好調で、増収増益は5四半期連続となった。(2025/4/18)
NVIDIA、米国内での生産強化を発表、テキサスでAIスパコン製造も 「トランプ効果だ」と米政府
NVIDIAは、台湾TSMCなどの生産委託先と協力し、今後4年間で米国内に最大5000億ドル(約72兆円)相当のAIインフラを構築すると発表した。トランプ政権は「トランプ効果だ」としている。(2025/4/15)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。