マテリアルズインフォマティクス:
準結晶と近似結晶に関する大規模基盤データベースを公開
統計数理研究所は、準結晶とその関連物質となる近似結晶に関する大規模基盤データベース「HYPOD-X」を公開した。準結晶研究に関するこれまでのデータを、一元的にデジタル化したものとなる。(2024/12/2)
アシストスーツ:
仮設トイレなどのレンタル企業が東京理科大発イノフィスのアシストスーツ導入
仮設資材のレンタルを提供するエクセルトライが、イノフィスのアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power」を1台導入した。マッスルスーツSoft-Powerのサポータータイプは、腰の負担を35%軽減し、重量物の運搬などで身体的負担を軽減する。(2024/11/29)
研究開発の最前線:
ミリ波やテラヘルツ帯対応の広入射角電波吸収体を開発
東京科学大学は、5GやBeyond 5Gで利用されるミリ波とテラヘルツ帯向けの広入射角電波吸収体を開発した。ループ型周波数選択性表面を備えており、Wi-Fiなどの低周波信号は透過できる。(2024/11/29)
二ケイ化タングステン:
次世代センサー応用も期待 「横方向」の熱電効果を示す金属材料
東京理科大学と埼玉大学の共同研究グループは、導電性セラミック材料の「WSi2(二ケイ化タングステン)」が横型熱電効果を示す物質であることを実証し、そのメカニズムについても解明した。(2024/11/28)
色素増感太陽電池ベース:
走りやジャンプを高精度に認識 エッジAI用光電子シナプス素子
東京理科大学は、光強度を変化させることで時定数を制御できる色素増感太陽電池(DSC)を用いた「自己給電型光電子シナプス素子」を開発した。この素子を物理リザバコンピューティング(PRC)に応用し、低消費電力で人の動きを高い精度で識別できることを実証した。(2024/11/28)
トヨタ・日産・ホンダ「3大自動車メーカーに強い大学」ランキング 意外、早慶は当てはまらず
有名企業の就職に強い大学を業種ごとに紹介していく業種別就職者数ランキングの3回目は、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの合計就職者数を集計した、「3大自動車メーカーに強い大学ランク」をお届けする。(2024/11/22)
研究開発の最前線:
ナトリウムイオン電池用正極材料の組成探索が可能な機械学習モデルを構築
東京理科大学と名古屋工業大学は、ナトリウムイオン電池用正極材料の組成や電気化学特性を予測する機械学習モデルを共同開発した。次世代電池開発の高速化、低コスト化が期待される。(2024/11/21)
研究開発の最前線:
金属ナノクラスターの表面構造制御により水素生成触媒を高活性化
東京理科大学は、粒径1nm程度の微細な金属ナノクラスターの表面構造を制御し、水素生成触媒活性を高めることに成功した。高価な貴金属を使用する電極触媒は、金属使用量を削減できる高活性化が求められている。(2024/11/15)
東京理科大が開発
ウェアラブルデバイスの「電池切れ」を解消? “メモリで考える”極小AIとは
バッテリー容量の制限や処理能力の限界が、IoTデバイスの性能向上を妨げている。東京理科大学が新たに開発した技術は、そうした限界を克服できるAIモデルの実現可能性を示すものだ。どのような仕組みなのか。(2024/11/15)
高いエネルギー密度を実現:
ML活用でナトリウムイオン電池材料の開発を効率化
東京理科大学と名古屋工業大学は、過去の実験データを用いて機械学習(ML)モデルをトレーニングし、ナトリウムイオン電池(SIB)用正極材料の性能予測と合成を行ったところ、高いエネルギー密度が得られることを実証した。(2024/11/8)
葉緑体をハムスターの細胞に移植成功 “光合成できる動物細胞”につながる技術 東大など
東京大学などの研究グループは、葉緑体をハムスターの培養細胞に移植することに成功したと発表した。(2024/10/31)
「生徒に勧めたい大学」ランキング 1位は早稲田、理由は?
進学校の進路指導教諭がお勧めする大学の第5回は、偏差値や地理的条件、保護者の資力などの制約がない場合、「生徒に勧めたい大学ランク」をお届けする。(2024/10/26)
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024:
排気口の位置を変えるだけで3度の温度差 5分で使える国産の熱流体解析シミュレーション
あらゆる建築物は、定期的なメンテナンスとともに照明や空調の設備改修が必要となる。空調や換気に関しては、アドバンスドナレッジ研究所が開発した純国産の熱流体シミュレーションソフトウェア「FlowDesigner」を使うと、空気の流れを視覚化できる。そのため、省エネや環境改善、コスト削減など、設備改修の課題改善につながる。(2024/10/24)
研究開発の最前線:
水分解光触媒の水素生成面だけに微細な助触媒を担持する技術を開発
東北大学は、粒径1nm程度の微細な助触媒を、水分解光触媒上で水素ガスを生成する結晶面だけに選択的に担持する技術「結晶面選択的ナノクラスター担持法」を開発した。(2024/10/23)
スマートメンテナンス:
ひび割れ点検支援システム「VIS&TFC」がバージョンアップ NSWと日本工営
NSWと日本工営のひび割れ点検支援システム「VIS&TFC」がバージョンアップした。VIS&TFCは画像鮮鋭化処理をPC画面上で瞬時に可能で、ひび割れの深さや表面のざらつきを色分けして表示する。(2024/9/25)
大学の「就職」ランクキング 就職率が低い学部は?
2024年卒の学生を対象とした大学別実就職率ランクキングを見てみよう。学部系統別に平均実就職率を算出し比較した。(2024/9/13)
大学別就職率ランクキング 有名企業400社に就職したのはどこの学生か
2024年卒の学生を対象とした大学別実就職率ランクの第4回は、対象を有名企業とした「有名企業400社実就職率ランク」を見ていこう。(2024/9/6)
就職率が高い学校はどこ? 卒業生3000人以上の大学を見る
2024年卒の学生を対象とした大学別実就職率ランクの第3回は、大規模大学を対象とした、「卒業生3000人以上の大学別実就職率ランク」を見ていこう。(2024/8/30)
複合材料と3Dプリンタのこれまでとこれから(5):
3Dプリンタと複合材料で作製する多機能構造とは?
東京工業大学 教授/Todo Meta Composites 代表社員の轟章氏が、複合材料と複合材料に対応する3Dプリンタの動向について解説する本連載。今回は、多機能構造とコスト削減について解説します。(2024/9/5)
医療技術ニュース:
細胞外の脂質代謝がアレルギーの感受性に関与する
東京大学らは、マスト細胞と線維芽細胞の相互作用により放出される細胞外小胞の膜上で起こる脂質代謝が、マスト細胞の成熟を制御し、アレルギーの感受性を決めることを発見した。(2024/8/6)
脱炭素:
廃コンクリにCO2を固定する製造技術を東大院らが開発 半永久的にコンクリブロックを利用可
東京大学大学院 工学系研究科 教授の丸山一平氏らの研究チームは、空気中のCO2を廃コンクリートに固定するカルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発した。製造したコンクリブロックは、建築物の解体後の再利用や粉砕して再度固化できるため、半永久的に繰り返し使える。(2024/8/2)
研究開発の最前線:
アンモニアを高密度で吸着、繰り返し再生できる単分子結晶吸着材を開発
東京工業大学と東京理科大学は、アンモニアを高密度で吸着する単分子結晶吸着材を開発した。減圧操作によるアンモニアの脱着が可能で、結晶性や吸着量を維持したまま、繰り返し再生できる。(2024/8/1)
「学習院」「上智」「東京理科」合格者数ランキング 1位は?
難関私立大の実合格者数ランクの最終回は、「学習院・上智・東京理科の実合格者数ランク」を見ていこう。(2024/7/19)
夏休みの自由研究のヒントはここにあり! 日本ガイシが「夏休みの自由研究スペシャル2024」公開
夏休みの宿題に迷ったらまずここを見よう!(2024/7/13)
研究開発の最前線:
固体電子移動過程を直接観察できる結晶性ダブルウオールナノチューブを開発
東京理科大学は、2種類の配位子を有する環状の亜鉛錯体から、結晶性ダブルウオールナノチューブを開発した。電子ドナー分子をナノチューブ結晶内部に導入し、固体電子移動過程を直接観察できる。(2024/6/26)
医療技術ニュース:
米ぬか由来ナノ粒子の抗がん作用を確認
東京理科大学は、米ぬか由来ナノ粒子が優れた抗がん作用を示すことを明らかにした。未利用バイオマスを原料とする、安価で安全な新しいがん治療薬の開発につながることが期待される。(2024/5/20)
モビリティサービス:
「モビリティサービス協会」が発足、ユーザー視点での課題解決を目指す
モビリティサービス協会が発足を発表した。(2024/4/24)
高いイオン伝導度と安全性を備える:
全固体Liイオン電池向け酸化物固体電解質を発見
東京理科大学とデンソーの研究グループは、全固体リチウムイオン電池向けに、高いイオン伝導度と安全性を示す「酸化物固体電解質」を発見した。(2024/4/4)
研究開発の最前線:
全固体リチウムイオン電池の基部素材として有望な候補物質を発見
東京理科大学とデンソーは、これまでに報告されている酸化物固体電解質よりも幅広い温度域で高いリチウムイオン伝導度を持つパイクロア型固体電解質を発見したと発表した。(2024/4/3)
「モビルスーツ」の社会実装を目指すプロジェクト進行中 “動くガンダム”開発メンバーら中心に
「ガンダムオープンイノベーション」は28日、現在進めている4つの公認プロジェクトを紹介する動画を公開した。これには「モビルスーツ」の試作機開発プロジェクトも含まれている。(2024/3/29)
複数の22nm CMOSチップで構成:
拡張可能な全結合型イジングプロセッサを開発
東京理科大学は、複数の22nm CMOSチップを用いて、拡張可能な「全結合半導体イジングプロセッシングシステム」を開発した。2030年までには200万スピンという大規模化を目指す。(2024/3/29)
人工知能ニュース:
衛星画像からの物体検知を可能にするオンボードAI物体検知機を開発
三菱重工業は、次世代宇宙用MPU「SOISOC4」を利用し、衛星画像からの物体検知を可能にするAI物体検知機「AIRIS」を開発した。2025年度中に打ち上げられる小型実証衛星4号機に搭載し、AI動作などを実証する。(2024/3/22)
マテリアルズインフォマティクス:
結晶構造から単分子磁石特性を予測するモデルを構築、単分子磁石の発見にも成功
東京理科大学は、金属錯体の結晶構造の3次元座標から構造的特徴を3次元画像として学習する手法を発案し、深層学習を用いて結晶構造データベースより抽出した約2万件のデータから単分子磁石の発見に成功した。(2024/3/5)
SEMICON Japan 2023で講演:
経産省「大臣が変わっても、半導体への積極投資は止めない」
経済産業省(経産省) 商務情報政策局 情報産業課 デバイス・半導体戦略室長の清水英路氏は、「SEMICON Japan 2023」のグランドフィナーレパネルで登壇し、「経済産業大臣が誰に代わったとしても、経産省が半導体分野に積極投資する姿勢に変わりはない」と、半導体政策の継続性を強調した。(2024/1/12)
照明演出:
ロウソクと蛍の“ゆらぐ”明かりを提案 パナソニックEW社が調光器内蔵のLEDランプを2024年2月発売
パナソニック エレクトリックワークス社は、心地よい雰囲気の空間づくりに役立つ、“ゆらぐ光”のLEDランプ「LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ」を発表した。特別な工事が要らず、そのままホルダーに取り付けられるため、店舗や宿泊施設などの夜を楽しめるスポット演出が手軽に実現する。(2023/12/22)
医療機器ニュース:
転倒予防などへ期待、反応性姿勢制御を改善するウェアラブルデバイス
東京理科大学は、反応性姿勢制御を改善する軽量かつ小型の柔軟なウェアラブルデバイスを開発した。予期しない外的摂動を与えるバランストレーニング用のデバイスで、短時間の使用で反応性姿勢制御が改善する。(2023/12/18)
研究開発の最前線:
ナトリウムイオン電池がリチウムイオン電池並みのエネルギー密度に、新材料で
東京理科大学と物質・材料研究機構は、ナトリウムイオン電池やカリウムイオン電池用の新たな負極材料である「ZnO鋳型ハードカーボン」を合成することに成功した。(2023/11/14)
研究開発の最前線:
水を活用した有機半導体の精密ドーピング技術を開発
物質・材料研究機構は、東京大学、東京理科大学と共同で、特殊な設備を使わずに水溶液中で有機半導体を精密にドーピングする技術を開発した。フレキシブルデバイスの産業応用の加速に貢献する。(2023/11/8)
人的資本経営とCHROの役割(3):
これからは「人事計画」ではなく「リソース計画」が重要なワケ
人事の業務やCHROの役割が大きく変わろうとしています。これからの人事には「人事計画」ではなく「リソース計画」が重要なワケとは?(2023/9/7)
人的資本経営とCHROの役割(2):
マネジャーが育たない! 「プロ野球型」日本企業の根深い問題
なぜ日本でマネジメント人材が育たないのか。マネジャー登用システムの「プロ野球型」「プロサッカー型」とは? 日本のマネジメント育成に関する問題点と解決策について解説する。(2023/9/6)
人的資本経営とCHROの役割(1):
「組織にコミットせよ」は古い? 採用でしくじる人事トップが見落としていること
採用が難しい中「いかに人材を確保していくか」は人事トップにとって大きな課題となりつつあります。そんな中、採用で失敗しないためには何を意識すべきなのでしょうか。よくあるしくじりから、具体的な解決策まで解説します。(2023/9/5)
将来はスマホでの測定も可能に?:
顔の映像から心拍数を高精度に推定する手法を開発
東京理科大学、津田塾大学らの研究グループは2023年8月7日、顔の映像から非接触/高精度で心拍数を推定する新手法を開発したと発表した。従来法よりも推定精度が36.5%向上したという。(2023/8/23)
成功企業の「セールスイネーブルメント」大解剖:
4年で売上2倍 Yahoo!ショッピングの営業組織、未経験を戦力にする「マネジメント術」
Yahoo!ショッピングは営業組織のセールスイネーブルメントにより、4年間で売り上げを約2倍に伸ばしました。その成長の最大の特徴は「組織マネジメント」にありました。詳しく見ていきましょう。(2023/7/28)
医療機器ニュース:
衣類に熱転写したセンサーで汗中イオン濃度をリアルタイムに測定
東京理科大学は、人の汗に含まれるさまざまなイオンの濃度をリアルタイムで測定できるウェアアラブルデバイスを開発した。小型のイオンセンサーを衣類に熱転写印刷して作製するため非侵襲的で、熱中症などの早期発見に役立つことが期待される。(2023/7/25)
経済の「雑学」:
「ビッグモーター」不正 CM起用の俳優は「好感度ダウン」で損害賠償請求できる?
中古車販売店ビッグモーターが不正で揺れる中、有名俳優が起用されたCMにも注目が集まっている。所属事務所は好感度ダウンを懸念してか、契約解除を発表した。(2023/7/22)
AI機能搭載端末機器などに応用:
神経系の動作をマネ、高速動作の電気二重層トランジスタ
物質・材料研究機構 (NIMS)と東京理科大学の研究チームは、セラミックス薄膜とダイヤモンドを用い、従来に比べ8.5倍も高速動作する電気二重層トランジスタを開発した。このトランジスタはニューロモルフィック動作を高速かつ高い精度で行えるという。(2023/7/13)
成功企業の「セールスイネーブルメント」大解剖:
業績不振だった大手物流の「営業改革」 対立する営業と経営企画はどう連携したのか?
業績不振が続いていた大手物流企業が取り組んだのは「営業組織」の変革でした。その中で、営業部と経営企画部が対立する場面も多々あったようで、どのように推進していったのか解説します。(2023/7/11)
物理リザバーとして優れた性能示す:
東京理科大、全固体酸化還元型トランジスタを開発
東京理科大学らの研究グループは、リチウムイオン伝導性ガラスセラミック基板上にタングステン酸リチウム薄膜を積層した「全固体酸化還元型トランジスタ」を開発した。この素子を物理リザバーに用いれば、機械学習を高速かつ低消費電力で実行できる「ニューロモルフィックコンピューティング」技術を実現できるという。(2023/7/5)
成功企業の「セールスイネーブルメント」大解剖:
リクルートに学ぶ「強い営業組織」の作り方 確立された成功パターンを解説
リクルートはどのようにして「強い営業組織」を作り上げたのでしょうか? リクルート出身の筆者が、リクルートの成功パターンを解説します。(2023/6/13)
リスキリングは「お金を理由に諦めた」──スキル取得にも“年収格差”の実態
昨今話題のリスキリング。企業・個人を問わず求められつつある取り組みだが、年収格差が生じているようだ。(2023/4/21)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。