頭脳放談:
第303回 Rapidusの2nmプロセスが直面する現実と未来、残された課題と懸念を解説
Rapidusは2025年7月、2nmノードのGAAトランジスタの動作確認を発表した。この迅速な成果は驚異的だが、巨額の資金提供者へのアピールという側面も考えられる。本格的な量産やビジネスに入るには、まだまだ課題がありそうだ。また、米国への輸出における関税問題は、Rapidusのビジネスに大きな影を落としそう。そこで、Rapidusの課題について、いろいろと考えてみた。(2025/8/18)
材料技術:
日本最大規模の生産力を有したCNF複合樹脂の商用プラントが稼働開始
大王製紙は、愛媛県の三島工場に新設したCNF複合樹脂の商用プラントが稼働を開始したと発表した。混練や成形加工がしやすく市場での期待が高いCNF複合樹脂を、年間2000t製造できる。(2025/8/13)
「次の駅まで」に読めるハナシ:
のぼり旗がカニやサバに? 文字ではなく、“カタチ”で勝負に出た理由
カニのツメやサバが宙を泳ぐ「変形のぼり」が登場しました。昭和感漂うのぼり旗が、SNS時代に合わせて進化中。店先の新たな主役となるでしょうか。(2025/8/10)
ものづくり太郎のPLM講座(3):
欧州のPLM運用をひもとく、設計と製造がつながる最先端工場と日本の成功事例
「すり合わせ」や「現場力」が強いとされる日本の製造業だが、設計と製造、調達などが分断されており、人手による多大なすり合わせ作業が大量に発生している。本連載では、ものづくりYouTuberで製造業に深い知見を持つブーステック 永井夏男(ものづくり太郎)氏が、この分断を解決するPLMの必要性や導入方法について紹介する。第3回は、なぜ製造現場と設計現場をつながなければならないのかを事例を含めて紹介する。(2025/8/19)
若手エンジニアのための機械設計入門(7):
確率統計で考える公差設計
3D CADが使えるからといって、必ずしも正しい設計ができるとは限らない。正しく設計するには、アナログ的な知識が不可欠だ。連載「若手エンジニアのための機械設計入門」では、入門者が押さえておくべき基礎知識を解説する。第7回では、設計におけるバラつきを前提に、確率統計の考え方を公差設計にどう応用するかを分かりやすく説明する。(2025/8/4)
蓄電・発電機器:
電力系統向け定置用蓄電池の世界市場、2033年には1.9倍規模に拡大へ
矢野経済研究所が電力系統関連の定置用蓄電池(ESS)世界市場に関する調査結果を発表した。(2025/7/31)
中国とのコスト競争にも自信:
車載SiCモジュール強化の三菱電機、独自モジュール「J3」の新製品投入へ
三菱電機が、車載SiCデバイスの技術開発を強化している。2024年に車載用パワー半導体モジュールの量産品として同社初のSiC MOSFET搭載品である「J3」シリーズを発表した同社は、世界最大規模のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM Expo&Conference 2025」において、開発中の「J3シリーズ SiCリレーモジュール」を初公開した。(2025/7/30)
いまさら聞けないギガキャスト入門(1):
「ギガキャスト」が騒がれる理由
自動車の車体を一体成形する技術である「ギガキャスト」ついて解説する本連載。第1回は、ギガキャストがこれほどに騒がれる理由について紹介した後、ギガキャストのメリットやデメリット、ギガキャストとメガキャストの違いなどについて説明する。(2025/7/29)
5億本売れたアイスの秘密 福岡にできた「チョコバッキー工場」
菓子製造販売大手のシャトレーゼホールディングスの新たなアイス製造工場が稼働した。(2025/7/28)
製造マネジメントニュース:
ペロブスカイト太陽電池の世界市場、2040年に3兆9480億円へ拡大
富士経済は、ペロブスカイト太陽電池の世界市場と日本市場に関する調査結果を発表した。2040年の市場規模は、2024年比約66.9倍の3兆9480億円に達すると予測している。(2025/7/28)
上面放熱パッケージで性能を引き出す:
PR:使いやすいSiCの到来――放熱設計と高速駆動の課題に応えるCoolSiC G2×Q-DPAK
自動車の電動化や再生可能エネルギー産業の成長を背景に、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の活用が広がっている。かつては高価格/高性能な用途に限られていたが、現在ではウエハー生産量が増加して価格が手ごろになり、幅広い用途での採用が現実的になっている。ここで立ちはだかるのが信頼性や放熱設計、インダクタンス低減といった“使い勝手”の壁だ。インフィニオン テクノロジーズの「CoolSiC MOSFET G2」と表面実装/上面放熱に対応したパッケージ「Q-DPAK」は、こうした設計課題への現実的な解決策を提示する製品だ。(2025/7/28)
アリゾナ工場への投資がヒントに:
GaN撤退のTSMC、その後の戦略を考察する
TSMCが窒化ガリウム(GaN)ファウンドリー事業から撤退するニュースは大きな話題となった。撤退して後の「リソースの余力」を、TSMCはどこに振り分けるのか。(2025/7/24)
ローソン、冷凍おにぎりを9800店舗へ拡大 作り置きで1〜2割安く
ローソンは7月15日から、冷凍おにぎりの取り扱いを約9800店舗に拡大する。(2025/7/14)
製品動向:
AI解析と新型制振装置で導入コスト最大半減、大成建設が床振動抑制システム開発
大成建設は、新型制振装置とAI解析技術を組み合わせた鉄骨造建物向けの床振動抑制システム「T-Silent TMD Floor」を開発した。(2025/7/11)
AMDのデータセンター向けGPU「Instinct MI350シリーズ」って? 歴史と構造、シリコンなどをチェック!
AMDが新型のデータセンター向けGPU「Instinct MI350シリーズ」を発表した。どのようなGPUなのか、そのあらましを見てみよう。【訂正】(2025/7/11)
消費電力は既存EUV光源の1/10に:
加速器を用いた「省電力次世代EUV露光技術」開発へ
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、エネルギー回収型線形加速器(ERL)と自由電子レーザー(FEL)を組み合わせた「次世代EUV(極端紫外線)露光技術」の開発を始めた。既存のEUV光源に比べ消費電力を10分の1に低減でき、「beyond EUV」と呼ばれる短波長化も比較的容易だという。(2025/7/2)
若手エンジニアのための機械設計入門(6):
公差計算の代表的な2つの考え方と使い分け
3D CADが使えるからといって、必ずしも正しい設計ができるわけではない。正しく設計するには、アナログ的な知識が不可欠だ。連載「若手エンジニアのための機械設計入門」では入門者が押さえておくべき基礎知識を解説する。第6回は、公差計算の代表的な2つの考え方と、その使い分けについて取り上げる。(2025/7/1)
1万4800社を分析:
「倒産リスク」が高い業種ランキング 3位「漁業・水産養殖業」、2位「宿泊業」、1位は?
1年以内に倒産する可能性が高い企業が多い業種とは? AI与信管理サービスを提供するアラームボックス(東京都新宿区)が調査を実施した。(2025/6/30)
ソフトエラー低減効果を確認へ:
宇宙向け半導体材料、レゾナックが国際宇宙ステーションで評価へ
レゾナックは、開発中の宇宙向け半導体封止材の評価実験を、2025年秋ごろにも国際宇宙ステーションで行う。宇宙線に起因する電子機器の誤動作を低減する封止材を用いた評価用半導体チップをISSへ輸送し、船内外に設置した材料暴露実験装置内の半導体チップを動作させた状態で、ソフトエラーの低減効果を評価する。(2025/6/23)
材料技術:
宇宙線による電子機器の誤動作を減らす半導体封止材 ISSで評価実験
レゾナックは、宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線「宇宙線」に起因する電子機器の誤動作を低減する半導体封止材の評価実験を、2025年秋をめどに国際宇宙ステーション(ISS)で開始する。(2025/6/20)
6G端末で大容量無線通信が可能に:
150GHz帯対応でも超小型 アンテナ一体型無線機モジュール
東京科学大学は、情報通信研究機構(NICT)などと共同で、超小型かつ低消費電力を実現した150GHz帯端末向け「アンテナ一体型無線機モジュール」を開発した。これを6G端末に実装すれば、通信速度や容量をさらに向上させることができるという。(2025/6/20)
リサイクルニュース:
冷蔵庫ガラス扉のレーザー剥離装置開発 ステージで面出し/センサーで外形検出
パナソニックHDとNKRCは、サーキュラーエコノミーの取り組みとして、ガラス扉冷蔵庫のリサイクル工程において、ガラス扉からガラス板をレーザー光で剥離する装置を開発した。(2025/6/5)
次世代パワー半導体量産の基盤技術:
独自手法でβ型酸化ガリウムを高速成長
東京農工大学の熊谷義直教授らのグループは、次世代パワー半導体の材料として注目されている「β型酸化ガリウム」結晶を、高速に成長させる技術を開発した。このβ型酸化ガリウム結晶は、独自の減圧ホットウォール有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて成長させ、高い精度でn型キャリア密度を制御している。(2025/5/26)
モノづくり最前線レポート:
製紙業はパルプから紙ではなくエタノールを作る!? 王子のパイロットプラント完成
王子ホールディングスは、鳥取県米子市の王子製紙米子工場内に、木材パルプから糖液やバイオエタノールを生産するパイロットプラントが完成したと発表した。(2025/5/26)
ローソン、冷凍おにぎりの販売を約1700店舗に拡大 食品ロス削減、物流効率の改善へ
ローソンは、冷凍おにぎりの取り扱いを関東の約1700店舗に拡大すると発表。製造コストの削減や物流効率の改善につなげる。(2025/5/9)
スイッチ2、予約220万人超 任天堂の販売計画に「保守的すぎる」と専門家指摘
任天堂は8日、6月5日に発売する新型の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の2026年3月期の世界での販売計画台数を1500万台と発表した。(2025/5/9)
HDDの強みとは【後編】
「HDD」は「SSD」にあと何年対抗できるのか? 東芝の開発者が語る
HDDはSSDに比べて容量当たりのコストが安く、当分の間は大規模ストレージシステムにおいてHDDが採用され続けると考えられる。こうした状況はどれくらい続くのか。(2025/5/8)
マテリアルズインフォマティクス:
半導体薄膜の材料分析にAIを活用 原料ガス量の自動提案に成功
NTTは半導体物性の知識を用いたベイズ最適化手法を活用し目的とする組成の結晶を成膜するための原料ガス量を自動提案するエンジンを開発したと発表した。(2025/5/7)
材料技術:
ヘリカル型核融合炉実現に向け20kmの高温超電導テープ線材を追加調達
Helical Fusionは、東京都内とオンラインで記者会見を開き、フジクラから高温超電導テープ線材を追加調達すると発表した。(2025/4/25)
車両デザイン:
ギガキャストはなぜ必要? 役割や期待、課題をリョービが解説
リョービは「インターモールド2025」において、大型一体ダイカスト(ギガキャスト)に関する講演を行った。(2025/4/24)
第18回「脱炭素燃料政策小委員会」:
次世代バイオディーゼル燃料の制度動向 燃料規格や税制の見直しの方向性
運輸部門の脱炭素化に向けて、今後の普及拡大が期待されているバイオディーゼル燃料。さまざまな種類の次世代燃料の開発が進んでいる中、炭素燃料政策小委員会ではその導入推進に向けた施策や課題等について検討が行われた。(2025/4/17)
CHIPS法見直しの可能性:
トランプ政権の「アメとムチ」 Intelは補助金を受け取れるのか
米トランプ政権が、「CHIPS and Science Act(CHIPS法)」を見直す可能性が出ている。2025年3月には「投資アクセラレーター」を商務省内に新設。米国への投資を促進する呼び水になると強調している。(2025/4/14)
EXPO 2025 大阪・関西万博:
「人間洗濯機」「培養肉」、動く「心筋シート」……大阪万博「ヘルスケアパビリオン」先行入場で見つけた注目展示たち
「人間洗濯機」「培養肉」、動く「心筋シート」……注目展示がたくさん、大阪万博「ヘルスケアパビリオン」の様子をフォトレポート。(2025/4/10)
脱炭素:
カーボンニュートラルの実現へ、ニデックはCO2排出量の定量化を開始
ニデックは脱炭素に向けた取り組みを強化する。サステナビリティの推進を担う社長直轄の会議を新たに設置した他、CO2排出量の可視化を取引先とともに推進する。(2025/4/8)
第18回「脱炭素燃料政策小委員会」:
次世代燃料の環境価値を移転可能に 「クリーン燃料証書制度」が2025年度開始へ
水素による合成燃料やバイオディーゼルなど、次世代燃料の普及に向けた取り組み広がっている昨今。政府はこうした次世代燃料の環境価値の取り扱いを明確化するため、2025年度から新たに「クリーン燃料証書制度」を開始する。(2025/4/4)
三菱電機 MGFS52G40MB:
5G基地局向けGaN電力増幅器モジュール
三菱電機は、5G massive MIMO基地局向けGaN電力増幅器モジュール「MGFS52G40MB」を発表した。独自の整合回路設計技術を適用し、3.6〜4.0GHz帯へ対応。より多くの国や地域の5G基地局の普及拡大に貢献する。(2025/4/4)
味の素AGF、家庭用コーヒー25〜55%値上げ 「ブレンディ」も対象
味の素AGFは7月1日から、家庭用および通信販売限定のレギュラーコーヒーのうち、計176品種を値上げする。店頭価格の上昇幅は約25〜55%を見込む。(2025/3/31)
パナソニックは「神様」の呪縛から脱却できるのか 新たに示した組織再編の課題
パナソニックホールディングスが、新たな組織再編を実施すると発表した。同社の歴史は、そのまま「組織再編の歴史」ともいえ、今度の施策がどのような結果を生むのか注目が集まる。何よりの課題は「神様」である松下幸之助の呪縛から脱却できるかといえそうだ。(2025/3/31)
山岳トンネル工事:
コンクリを現場で流動化、コスト低減 鹿島建設が全自動打設システムに適用
鹿島建設は、覆工用の新たな高流動コンクリートを開発し、自社の全自動トンネル覆工コンクリート打設システム」と組み合わせて実工事に初導入した。生コンクリート工場で製造した普通コンクリートに対し、現場で新開発の混和剤を添加して流動化する。(2025/3/28)
「NHK受信料がいらない」テレビは誰向けか チューナー内蔵テレビは「オワコン」なのか
近年、内蔵チューナーのない「チューナーレステレビ」が注目されている。これは地上波の受信ができず、NHKを含むテレビ放送を視聴できないタイプのテレビを指す。チューナーレステレビを導入することで得られるメリットとデメリットは何か、また、チューナー内蔵テレビが必要なのはどのような人なのかを考えてみたい。(2025/3/28)
分かりにくいけれど面白いモノたち:
超簡単に鍵を着脱できるWAVECLIPS「スマートキーリング」 メーカーに聞いた意外な正体は“ばね”
鍵をまとめて持ち歩くのに便利なキーリングだけど、鍵を追加したり、外したりするのは少し面倒だ。でも、着脱が本当に簡単で、その上強度も十分という、キーリングの悩みを一気に解決する製品が存在する。(2025/3/25)
ペロブスカイト太陽電池の発電効率を1.5倍に 成膜用インクを新開発
三菱マテリアル(MMC)とエネコートテクノロジーズがペロブスカイト太陽電池用の成膜用インクを新開発。従来比約1.5倍の発電効率を実現したという。(2025/3/25)
北米などの5G Massive MIMO基地局用:
3.6G〜4.0GHz帯対応GaN電力増幅器モジュール 三菱電機
三菱電機は、3.6G〜4.0GHz帯で動作する平均出力電力16Wの5G基地局用GaN電力増幅器モジュール「MGFS52G40MB」を開発、サンプル出荷を始めた。5G Massive MIMO基地局用装置の製造コスト削減や電力消費の低減が可能となる。(2025/3/24)
SIerはどこから来て、どこへ行くのか:
ユーザー企業がSIerに抱く不信感の“源” 「巨大ITシステムの呪縛」とは
ユーザー企業とSIerは対等なパートナーであるべきだと言われて久しいが、互いに不信感を抱きがちだ。この相互不信の根底には巨大で複雑になりがちなITシステムの「呪縛」がある。ITシステムの呪縛に開発手法から迫る。(2025/3/21)
IntelとSamsungを引き離す:
TSMCが米国に1000億ドル追加投資 「政権の威力」とトランプ氏
TSMCは、米国でのAIチップ生産を開始すべく、1000億米ドルの追加投資を行う予定だという。これによって、ドナルド・トランプ米大統領が台湾企業からの輸入品に課すと脅かしていた最大50%の関税を、辛うじて回避することになる。(2025/3/14)
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック:
急転直下で破綻したeFabless 原因はオープンソース「ただ乗り」問題か
2025年3月2日、eFablessが突然、事業閉鎖を発表した。同年1月にはCEOが意気揚々と年頭所感を述べたばかりだった。一体何があったのか。eFablessの歩みをたどりながら、事業閉鎖に至った原因を探ってみたい。(2025/3/13)
インフィニオン CoolSiC MOSFET 650V:
電力密度向上に貢献 Q-DPAK/TOLLパッケージのSiC MOSFET
インフィニオン テクノロジーズは、「CoolSiC MOSFET 650V」のディスクリート製品に、Q-DPAKとTOLLパッケージの製品ファミリーを追加した。Q-DPAKパッケージではオン抵抗7mΩ/10mΩ/15mΩ/20mΩ製品、TOLLパッケージでは同10〜60mΩ製品の提供を開始した。(2025/3/10)
Apple製品でiPadほど多用途なモデルは珍しい? 2025年モデルは“iPadの方向性”を再定義する
Appleからタブレットの新モデル「iPad Air」と「iPad」が発表された。実機レビューの前に新モデルの立ち位置や狙いを林信行氏がふかんした。(2025/3/6)
テルえもんが見たデジタルモノづくり最前線(10):
設計者のスキルアップ/学びに役立つ解説記事をピックアップ
連載「テルえもんが見たデジタルモノづくり最前線」では、筆者が日々ウォッチしているニュースや見聞きした話題、企業リリース、実体験などを基に、コラム形式でデジタルモノづくりの魅力や可能性を発信していきます。連載第10回では、設計者のスキルアップ/学びをテーマに、MONOistのオススメ連載記事を紹介します。(2025/3/5)
Zeppの「ドリンクホルダー」配布終了 「寂しい」ネットで悲しみの声…… 今後はグッズとして販売計画も
ネットでは悲しみの声。(2025/2/27)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。