モノづくりショールーム探訪:
よみがえる明治大正の町工場の音、工作機械の“生きた教材”ごろごろ
電動機のスイッチを入れると、白色電球がともる薄暗い工場内で、ベルトを介して動力が伝わった旋盤が動き出した――。日本工業大学の工業技術博物館は工作機械を約270台所蔵し、7割以上が実際に稼働できる動態保存になっている。同博物館の館長である清水伸二氏に、動態保存の舞台裏、同博物館の果たす役割、今後の工作機械産業の展望などを聞いた。(2025/8/15)
ラーメンの食べ過ぎ、“要注意”な属性は? 死亡リスクとの関連を分析 山形大などが6700人を追跡調査
週3回以上の頻繁なラーメン摂取は、健康リスクと関連する可能性がある――山形大学と山形県立米沢栄養大学の研究チームは8月15日、そんな研究結果を発表した。40歳以上の6725人に対し、中央値にして4.5年の追跡調査を行って分析した。(2025/8/18)
製品動向:
塗るだけで建物を断熱化、既存建物にも施工可能 大成建設らが断熱塗料開発
大成建設と大日本塗料は、日本大学の指導/評価を得て、塗るだけで建物自体を断熱化できる水性塗料「ZERO−eコート」を開発した。(2025/8/18)
無人化施工:
熊谷組らがチューリッヒ工科大学と開発した「巨大ロボットハンド」と「自動掘削AI」を公開実験
筑波大学、熊谷組、奈良先端科学技術大学院大学は、自然災害発生時の復旧作業での活用を想定した建設用ロボットハンドと、自動掘削AIの動作実験を公開した。ロボットハンド技術は、チューリッヒ工科大学との国際共同開発し、壊れやすい物体でも柔らかく把持できる。掘削AIは「Sim-to-Real」強化学習を応用し、現場環境に合わせた最適な施工方法を自ら立案して、掘削と同時に地中埋設物もすくい取る自動化施工の技術だ。(2025/8/18)
Innovative Tech:
なぜ眠くなるのか? 英オックスフォード大がハエで検証 「ミトコンドリアが睡眠スイッチを操作」
英オックスフォード大学に所属する研究者らは、睡眠への欲求は細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアの損傷と修復のサイクルに起因することを発見した研究報告を発表した。(2025/8/18)
Merkmal:
駅名=最強の広告 「なりもす駅」「北斗の拳立大学駅」、期間限定の改名がもたらす経済効果とは?
駅名を大胆に変える“改名キャンペーン”が各地で広がっている。SNS拡散や報道露出で広告効果は絶大。高崎駅では「ぐんまちゃん駅」、京急では「北斗の拳駅」などの事例が話題を呼んだ。副駅名導入やネーミングライツによる収益化も進むなか、駅名は単なる案内を超え、地域と企業を結ぶ新たな経済資源となりつつある。(2025/8/17)
Cybersecurity Dive:
ついに『ターミネーター』の世界が到来? AIが人間の力を借りずにサイバー攻撃を計画、実行してしまう
カーネギーメロン大学の研究者は、大規模言語モデルが人間の介入なしに、自律的に計画を立てて高度なサイバー攻撃を実行したと発表した。データ侵害のシミュレーションでは、テストネットワークのうち5つを完全に侵害したという。(2025/8/15)
Google、米オクラホマ州に90億ドル投資へ──AI・クラウド基盤強化と人材育成に注力
Googleは、オクラホマ州に今後2年で90億ドル(約1.4兆円)を投資すると発表した。データセンターの新設・拡張でAI・クラウド基盤を強化するほか、大学と連携したAI人材の育成にも注力する。(2025/8/14)
東北大学の挑戦:
東北大が挑むグローバル産学連携 研究開発型スタートアップ投資の起点に
東北大学は、世界的に活躍する日本人若手研究者を対象に、社会実装と産学共創を本格的に推進する新たなプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」を設立した。9月から本格稼働させる。(2025/8/14)
Innovative Tech:
“太陽の360億倍”の質量、超巨大ブラックホール 国際チームが発見 その大きさは「過去最大級」
ブラジルのリオグランデ・ド・スル大学と英ポーツマス大学に所属する研究者らは、「コズミック・ホースシュー」(Cosmic Horseshoe)と呼ばれる銀河の中に、太陽の360億倍もの質量を持つ途方もなく巨大なブラックホールを発見したと発表した。(2025/8/14)
知財ニュース:
大学と研究機関の特許けん制力ランキング2024 1位は産総研
パテント・リザルトの「大学・研究機関 他社牽制力ランキング2024」で産総研が1位となった。2位に東京大学、3位に東北大学が続いた。(2025/8/13)
応力発光半導体に磁性原子を添加:
指タッチで磁性を制御可能に? スピンドープ強磁性を発見
佐賀大学と東北大学、筑波大学、九州大学および、高エネルギー加速器研究機構らの研究グループは、応力発光半導体に希薄な磁性原子を添加することで、「スピンドープ強磁性」が現れることを確認した。(2025/8/12)
医療機器ニュース:
バーチャル医療およびヘルスケアシステムの構築に向けた共同研究を開始
NECと東京科学大学は、医療関連データを仮想空間上で流通できるようにする、バーチャル医療およびヘルスケアシステムの構築に関する協定を締結し、共同開発を開始した。(2025/8/12)
就活生、インターン情報は「いつ」探すのか? 1057人に聞いた
キャリタスは、2027年卒予定の大学生・大学院生を対象にインターンに関する調査を実施した。情報を探し始める時期はいつだったのだろうか?(2025/8/9)
東北大学の挑戦:
「10兆円ファンド」支援対象の東北大 理事・副学長に聞く「日本型研究人事」の課題
東北大学は、グローバルで活躍する主に日本の若手研究者を客員教員として招聘し、社会実装や産学共創を促進する新たなプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」を設立した。卓越大になって東北大は何が変わっているのか。ZERO INSTITUTE設立の狙いは何か。青木孝文理事・副学長に聞いた。(2025/8/8)
Innovative Tech:
「運動不足」と「食べ過ぎ」、より肥満の原因になるのは? 都市住民や狩猟採集民など4000人以上で検証
米エロン大学や米デューク大学などに所属する研究者らは、肥満の増加は運動不足と過食の両方が原因とされてきたが、どちらがより重要な要因なのかを調査した研究報告を発表した。(2025/8/12)
AgBiS2ナノ結晶:
「環境に優しい太陽電池」実現へ 結晶の合成条件解明
東京農工大学は、より正確なAgBiS2ナノ結晶を合成反応させる際の温度について、その適切な条件を解明したと発表した。合成したAgBiS2ナノ結晶を用いて作製した光検出器は、37A/Wという高い応答度を示した。(2025/8/7)
3年以内の実用化目指す:
パワエレ回路設計の転換点 無線電力伝送システムをAIで自動設計
千葉大学と東京理科大学、崇城大学の研究チームは、機械学習(ML)と数値最適化により、負荷変動に依存せず安定した出力電圧と高効率動作を可能にする「高周波無線電力伝送システム」を全自動で設計できる新たな手法を開発した。負荷非依存(LI)動作を実現するための新たな回路構成も発見した。3年以内の実用化を目指す。(2025/8/7)
「NEW EDUCATION EXPO 2025」特別講演:
「アバターのある日常」は日本から生まれ、世界を変えていく――大阪大学の石黒教授が見据える未来社会
教育関連見本市「NEW EDUCATION EXPO 2025」において、大阪大学の石黒浩教授の特別講演が行われた。後編は、アバターによって変わる社会や生活のありようや、大阪・関西万博への取り組みをまとめる。(2025/8/6)
ちょっと昔のInnovative Tech:
テトリスを3分するだけで暴飲暴食を防げる? 海外チームが2015年に研究発表
英プリマス大学やオーストラリアのクイーンズランド工科大学に所属する研究者らは2015年、テトリスをわずか3分間プレイすることで、アルコール、ニコチン、カフェイン摂取や、飲食などへの渇望を効果的に抑制できることを実証した研究報告を発表した。(2025/8/6)
Innovative Tech:
ブタと人の細胞で作った「生きた歯」 インプラントや入れ歯の代わりになるか 米研究者らが発表
米タフツ大学に所属する研究者らは、豚と人の細胞を混ぜて培養した生きた人工歯を提案した研究報告を発表した。(2025/8/6)
医療技術ニュース:
女性がカロリーを多く消費するメカニズムを解明
東京科学大学は、マウスを用いた実験で、女性の体がカロリーを多く消費する理由を解明した。褐色脂肪組織のミトコンドリア機能の性差が、高いカロリー消費に関与していることが分かった。(2025/8/5)
ちょっと昔のInnovative Tech:
犬が好きな音楽ジャンルとは? ストレス軽減と音楽の関係を調査 スコットランドチームが2017年に発表
スコットランドのグラスゴー大学とScottish SPCAなどに所属する研究者らは2017年、音楽が犬のストレス軽減に与える影響について調査した研究報告を発表した。(2025/8/4)
研究開発の最前線:
電気の力で芳香環に炭素原子を1つ加える分子変換法を開発
横浜国立大学らは、電気の力を利用し、芳香環に炭素原子を1つ加える分子変換法を開発。芳香族五員環化合物ピロールを、六員環のピリジンへと変換する反応で、特定の位置への高選択的な炭素挿入を可能にした。(2025/7/31)
「NEW EDUCATION EXPO 2025」特別講演:
「人間型ロボット」「アバター」がAIと出会うと何が起こるのか? 大阪・関西万博「いのちの未来」プロデューサーが語る“アバターと未来社会”
6月5日から7日かけて行われた「NEW EDUCATION EXPO 2025」において、大阪大学大学院の石黒浩教授(基礎工学研究科)による特別講演「アバターと未来社会」が開催された。事前申し込みの段階で満員だった本講演の内容を、2回に分けて紹介する。今回は、人間型ロボットやアバターを研究/開発する目的、LLM(大規模言語モデル)が登場したことによるロボット/アバターへの影響と、これからのインターネットについて語った部分を紹介する。(2025/7/30)
AIニュースピックアップ:
「東京都AI戦略」策定 AIを都政の中核技術に
東京都はAI戦略を策定し、都政全体でAIを活用して行政サービスの質向上と生産性向上を目指す方針を示した。生成AIなどの先端技術を導入し、透明性や安全性に配慮しつつ、大学や企業との連携により人材育成と社会実装を推進する。(2025/7/30)
複合光触媒の固定化に成功:
人工光触媒をパネル化、CO2からギ酸を大量生成へ
三菱電機と東京科学大学は、可視光を吸収するポリマー状の窒化炭素(PCN)を固定化した光触媒パネルを用い、CO2からギ酸を生成することに成功した。ギ酸の大量生成を可能にすることで、再生可能エネルギーの利用拡大に貢献していく。(2025/7/30)
材料技術:
ガンダムに憧れ月面を研究 月の石は地球が失った情報を記録した「メディア」
立命館大学 宇宙地球探査研究センター ESEC 准教授の長岡央氏は「月面での『その場探査』・サンプル採取技術開発への挑戦〜月の石は地球創成の“ナノレベルのタイムカプセル”〜」と題した講演を行った。(2025/7/30)
研究開発の最前線:
世界初 窒化炭素をガラス基板上に固定化してCO2からエネルギー物質を生成
三菱電機と東京科学大学は、可視光を吸収する有機半導体である窒化炭素を用いた人工光合成触媒系を平面状に形成および固定化し、CO2からエネルギー物質のギ酸を生成させることに成功した。(2025/7/29)
青色に水色と黄色を混色して白色化:
乾電池1本分の電圧で発光する白色有機ELを開発
東京科学大学と大阪大学の研究チームは、乾電池1本分の電圧で発光する白色有機ELを開発した。青色のアップコンバージョン有機EL(UC-OLED)技術を応用しつつ、発光素子内に水色と黄色の発光色素を加えることにより、低電圧駆動で白色化を実現した。(2025/7/29)
東京商工リサーチ調べ:
約半数の私大経営法人が「赤字」 一方、売上高トップは?
私立大学を経営する法人の赤字企業率が上昇している。東京商工リサーチが調査を実施した。(2025/7/29)
医療技術ニュース:
人工甘味料が大腸炎を悪化させるメカニズムを解明
慶應義塾大学は、人工甘味料として広く使用される糖アルコールのソルビトール摂取により、腸内細菌叢およびその代謝物を介した腸管の炎症性免疫応答性が活性化し、大腸炎が悪化することを明らかにした。(2025/7/29)
木造化/木質化:
西松建設の木造ハイブリッド5階建て大学施設など2件が採択、国交省「優良木造建築物事業」先導枠
国土交通省は、2025年度の「優良木造建築物等整備推進事業」先導枠に、西松建設の木造/S造ハイブリッド5階建て大学施設プロジェクトと、三井不動産の上層4層を木造化した11階建て事務所ビルのプロジェクトを採択した。(2025/7/25)
応答速度は焦電検出器の最大1000倍:
室温動作で高感度の広帯域THz検出器、CMOS回路との集積も容易
東京農工大学や中国科学院、兵庫県立大学らの共同研究チームは、シリコン素材を用い、室温で高速・高感度、広帯域検出が可能な「テラヘルツMEMSボロメーター」を開発した。CMOS回路との集積も容易で、次世代のテラヘルツセンシング技術として注目される。(2025/7/24)
ちょっと昔のInnovative Tech:
脳の老化は「57歳、70歳、78歳」の3段階でガクっと来る 1万人以上の脳をAIで調査
中国の復旦大学などに所属する研究者らは2024年、人の脳画像と血液中のタンパク質を詳しく調べることで脳の老化を調査した研究報告を発表した。(2025/7/22)
研究開発の最前線:
高周波GaNトランジスタの性能向上に役立つ「二次元電子ガス」散乱機構を解明
東京大学は、住友電気工業と共同で、窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)と窒化ガリウム(GaN)のヘテロ接合における二次元電子ガス(2DEG)の散乱機構を解明した。(2025/7/22)
ITmedia Security Week 2025 春:
VPNから侵入したランサムウェア攻撃、内部不正による情報漏えいなど、皆がよく知るインシデントについて大阪大学 猪俣教授が語り続ける意味
2025年5月28日、ITmedia Security Week 2025 春で、大阪大学 D3センター 教授 CISOの猪俣敦夫氏が基調講演に登壇。「セキュリティインシデントを他人事にしてはならない―実際の事例から見えたこと―」と題して講演した。(2025/7/25)
理事長は名古屋大学教授 天野浩氏:
半導体産業を支援するコミュニティ「RISE-A」設立、三井不動産
三井不動産は、半導体分野における技術とニーズをつなぐ産業支援コミュニティとして、一般社団法人「RISE-A(ライズ・エー)」を設立したと発表した。既に会員募集を始めており、半導体分野の産業創造に向けた共創の場や機会を提供する。RISE-Aの理事長には名古屋大学教授の天野浩氏が就任した。(2025/7/18)
ちょっと昔のInnovative Tech:
紅茶が大流行→死亡率が大幅に減少 18世紀イギリスで何が起きた? 米国チームが23年に研究
米コロラド大学ボルダー校などに所属する研究者は2023年、18世紀の英国において紅茶の普及が公衆衛生に予期せぬ形で大きな貢献を果たしたことが明らかになった研究報告を発表した。(2025/7/16)
AIがもたらすのは教育革命か危機か【後編】
AI時代に“思考力”をどう育てる? ハーバード流「新たな教育のかたち」
生成AIは教育の可能性を広げる一方で、「考える力」を奪うリスクも孕んでいる。ハーバード大学が実践する、生成AIと共存しながら“思考力を育む”教育の在り方とは。(2025/7/16)
ロボット開発クローズアップ:
AIに“身体”を与える──京都ヒューマノイドアソシエーション「KyoHA」が始動
「京都ヒューマノイドアソシエーション(KyoHA)」が活動開始の記者発表を行った。早稲田大学、テムザック、村田製作所、SREホールディングスが中核となって、純国産のヒューマノイドを社会実装し、日本を再び「ロボット大国の最前線」へと押し戻すプロジェクトが始動した。(2025/7/15)
「1秒で20度冷却」 大手家電メーカーや有名大学かたる偽広告 パナソニックが注意喚起
連日のように全国で最高気温が35度を超える猛暑日が観測される中、暑さをしのぐのに欠かせないサーキュレーターやエアコンの偽広告が問題化している。(2025/7/11)
Innovative Tech:
死亡者続出「ファラオの呪い」、その原因はカビの仲間?→白血病の治療薬になる可能性、米国チームが発表
米ペンシルベニア大学などに所属する研究者らは、真菌から抗がん作用を持つ新しい分子を発見し、白血病への治療法の可能性を示した研究報告を発表した。(2025/7/11)
研究開発の最前線:
従来比2倍以上の可逆容量を示す、全固体フッ化物イオン二次電池正極材料を開発
京都大学は、従来のリチウムイオン二次電池正極容量の2倍以上の可逆容量を示す、鉄系全固体フッ化物イオン二次電池正極材料を開発した。希少金属のリチウムを使用せず、安価なFe、Caを主成分としている。(2025/7/10)
【後編】:
生成AI時代の「学び」とは? サイバー大学が挑む「教育とテクノロジー」の融合
生成AIの波は教育現場にも押し寄せ、従来の学びの在り方を変えようとしている。生成AIと教育の未来を見据えたサイバー大学の取り組みを、川原洋学長に聞いた。(2025/7/9)
研究開発の最前線:
メモリ動作の低電圧化や消費電力の削減に貢献する新たな強誘電体窒化物
東京科学大学は、窒化アルミニウムと窒化ガリウムを合金化し、結晶にスカンジウムを従来より多く取り入れた膜を作製できることを発見した。(2025/7/9)
AIがもたらすのは教育革命か危機か【前編】
思考は鈍るがやめられない――生成AIを使うハーバード大生の“意外な本音”
教育現場における生成AIの利用が急速に広がる中で、学生や教員はこの新しい技術とどう向き合うべきか模索している。ハーバード大学においても例外ではない。(2025/7/9)
航空機技術:
パイロットレスの空飛ぶクルマの社会受容性向上に関する連携協定を締結
山梨県、日本航空、MS&ADインターリスク総研、山梨大学、九州大学は、パイロットレスの空飛ぶクルマである無操縦者航空機の実装化を目標に、その社会受容性向上に関する産官学の連携協定を結んだ。(2025/7/8)
利用者の満足度向上と管理負荷の軽減実現のために:
PR:無線LAN環境を刷新した九州産業大学が目指す、最適な無線ネットワーク環境とは
Wi-Fi接続が不安定で音声や映像が途切れる――九州産業大学では、無線ネットワークの老朽化と性能不足が教育の質に影響を及ぼす大きな課題となっていた。これらの課題を解決すべく、キャンパス全域の無線LANアクセスポイントを刷新。学生及び教職員の満足度を向上させた。本記事では、同プロジェクトの裏側を紹介する。(2025/8/4)
東京藝大が「ゲーム専攻」映像研究科修士課程に新設 教員に「アイマス」生みの親やスクエニ三宅陽一郎氏
東京藝術大学は2026年4月、大学院映像研究科修士課程に「ゲーム・インタラクティブアート専攻」を新設する。ゲームを「現代における新しい総合芸術」と位置付け、芸術表現、技術、社会的応用を横断的に学べるカリキュラムを設けるという。(2025/7/7)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。