三井金属は2024年11月、レアメタル新溶液材料「iconos(イコノス)」を活用し、リチウムイオン電池に向けたニッケルマンガン酸リチウム正極材料(LiNi0.5Mn1.5O4/LiMn2O4)を開発した。
馬本隆綱()
ADEKAとうるたまは、次世代二次電池向け正極材「SPAN」と樹脂箔で構成される正極を用いた二次電池「軽量Li-SPAN/樹脂箔パウチセル」の試作に成功した。軽量で安全性や実用性を兼ね備えた二次電池を実現できるため、ドローンやHAPS、eVTOLなどへの応用が期待される。
馬本隆綱()
横浜国立大学とLQUOMは共同研究により、量子通信の長距離化に必要な、量子中継による「量子もつれ」の生成手法を発明した。量子インターネット基盤技術として期待される。
馬本隆綱()
京都大学の研究グループは、二次元ハライドペロブスカイトに電場を印加するとカイラル光学効果が生じ、電場の大きさや向きを変えればその効果を電気的に制御できることを発見した。
馬本隆綱()
東京農工大学の研究グループは、情報通信機構やアデレード大学、東京大学と協働し、磁場下のグラフェン素子において、波長を可変できる電気駆動の赤外発光を初めて観測したと発表した。
馬本隆綱()
産業技術総合研究所(産総研)は、インジウム(In)を含まないCIS型薄膜太陽電池で、12%を超える光電変換率を達成した。タンデム型太陽電池のトップセルに適した光吸収層を開発することで実現した。
馬本隆綱()
京セラは、これまで困難だった極小サイズの物体や半透明の物体、光沢のある物体の距離と大きさを計測できる「AI測距カメラ」を発表した。ロボットアームに搭載することで、これまで人力での作業が欠かせなかった製造工程を自動化できるという。
浅井涼()
東芝は2024年11月、ニオブチタン酸化物(NTO)を負極に用いたリチウムイオン電池を開発した。リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)と同等の体積エネルギー密度を実現しつつ、超高速充電と長寿命化を両立させた。
馬本隆綱()
東芝は、リチウムイオン電池の酸化物負極を低コストかつ低環境負荷でリサイクルできる「ダイレクトリサイクル手法」を開発した。再生電極を用いた電池は、新品とほぼ同じ97%以上の活物質容量を持ち、充放電に伴う容量低下も新品と同等であることを確認した。
馬本隆綱()
マリスcreative designは「CEATEC 2024」に出展し、AI(人工知能)チップを搭載した視覚障がい者向けの歩行支援デバイス「Seeker」を紹介した。同社は福祉機器を手掛けるスタートアップだ。
浅井涼()
富士通とAMDは2024年11月、電力性能に優れた最先端プロセッサと柔軟性の高いAI(人工知能)/HPC(高性能コンピューティング)ソフトウェア群からなるAI/HPCコンピューティング基盤の実現に向けて、技術開発から事業までの戦略的協業に関する覚書(MOU)を締結した。
浅井涼()
東京理科大学と名古屋工業大学は、過去の実験データを用いて機械学習(ML)モデルをトレーニングし、ナトリウムイオン電池(SIB)用正極材料の性能予測と合成を行ったところ、高いエネルギー密度が得られることを実証した。
馬本隆綱()
NXP Semiconductorsは、AI/機械学習開発ソフトウェア「eIQ」に、新たな2つのツールを追加した。新機能を活用することで、ローエンドマイコンから高性能アプリケーションプロセッサまで、幅広いエッジ製品向けプロセッサでのAI利用が容易となる。
馬本隆綱()
大阪大学の研究グループは名古屋大学と共同で、電気伝導性材料の「トポロジカル半金属」において、「フレキソエレクトリック効果」を観測した。新しい振動発電や振動センサーの材料として期待される。
馬本隆綱()
九州大学は、二次元層状磁石に圧力を加えることで、垂直磁気異方性が飛躍的に向上することを実証した。スピンメモリや発電デバイスなどへの応用が期待される。
馬本隆綱()
NECは「CEATEC 2024」に出展し、映像認識と生成AI(人工知能)を組み合わせた業務効率化ソリューションを紹介した。長時間の映像データから短い動画や説明文を自動生成する。
浅井涼()
2024年9月に発売されたApple「iPhone 16」「iPhone 16 Pro」を分解した。前世代の「iPhone 15」シリーズに比べて、内部構造なども大きく変化している。分解結果からは、Appleが同じiPhone 16シリーズでも、主要コンポーネントを一つ一つ最適化していることが伺えた。
清水洋治(テカナリエ)()