この10年で起こったこと、次の10年で起こること(87):
2024年は「エッジAIデバイス元年」 主要AI PCを分解
さまざまなモバイル機器で、AI(人工知能)機能は既に必須になりつつある。特に2024年はAI PCが相次いで市場に投入され、「エッジデバイスAI元年」とも呼べるほどである。今回は、2024年後半に発売された主要AI PCやプロセッサを取り上げよう。(2024/11/27)
オンプレミス回帰の前に考えること【中編】
オンプレミス回帰の前に見直すべき「クラウドサービスが高くなる理由」とは?
クラウドサービスからオンプレミスインフラにアプリケーションを戻すことは容易ではない。実行する前に、クラウドサービスの費用が増加する要因を分析しよう。(2024/11/28)
AMD/Intel/Qualcomm――どのPCにしようと思って悩んで買った1台はこちらです
今や「AI PC」の名の下にさまざまなPCが登場し、選択肢が大きく増えている。このタイミングで選んだ新しい1台とは?(2024/11/27)
Intel、CHIPS法の下、米政権から当初より減額の助成金78億6000万ドル獲得
バイデン政権の商務省は、CHIPS法の下、Intelに最大78億6000万ドル提供すると発表した。3月発表の予定より数億ドル減額した。(2024/11/27)
Windows 11 2024 Updateの目玉機能「リコール」って何? 実際に試して分かったポイントを解説
Windows 11 2024 Updateの目玉機能「リコール」が、プレビュー提供された。ただし、プレビューに参加するには、ハードウェアとソフトウェアの両面で一定の了見が必要となる。この記事では、現時点においてリコール機能を試すための方法を注意点を交えつつ解説する。(2024/11/26)
あのベンダーに影響?
AmazonがAnthropicに40億ドル追加投資 その“思わぬ余波”とは?
Amazonが「Claude」を開発するAnthropicに40億ドルを追加投資すると発表した。両社の関係強化は、あるベンダーに余波をもたらす可能性がある。(2024/11/26)
Amazonブラックフライデーセール:
LGのゲーミングディスプレイなどが大幅値引きで販売中! モバイルノートPC「LG gram」もセール対象に
アマゾンジャパンは11月29日、セール「Amazonブラックフライデー 2024」を開始する。先行セールは27日に始まるが、LGエレクトロニクス・ジャパンはセール対象予定のアイテムを公開している。対象となっているのはゲーミングディスプレイやスマートディスプレイ、ノートPCなどだ。(2024/11/25)
Windows 11 2024 Updateの開発者向けInsider Previewで「リコール」機能のテスト Snapdragon X搭載Copilot+PCが対象
Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)に実装される予定の「リコール」機能が、ようやくWindows Insider PreviewのDevチャネルでプレビューされた。プライバシーにより配慮した実装となったことが特徴だ。(2024/11/25)
組み込み開発ニュース:
BlackBerryとインテルが協業拡大、産業オートメーションプラットフォームを発表
BlackBerryは、Intelとの協業を拡大し、インダストリー5.0を想定した産業システムおよびロボットアプリケーションの設計や構築、安全認証を容易にするプラットフォームを発表した。(2024/11/25)
レイオフが続く本当の理由
AMDは4%削減へ ITベンダーに共通する“人員削減の本音”
半導体ベンダーのAdvanced Micro Devices(AMD)は、従業員の4%を削減する計画を明らかにした。同社の今回の計画は、IT業界で続いている人員削減の例に共通する部分がある。何が原因なのか。(2024/11/25)
Minisforumが「ブラックフライデー」を開催! 新商品も最大41%お得に買える
ミニPCを開発しているMinisforumが、年内最大級セールと銘打った「ブラックフライデー」を展開中だ。対象となっているのは24年に発売されたばかりの製品や人気製品などで、最大割引率は41%となっている。(2024/11/24)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
Microsoft 365 CopilotがNPUによるローカル処理に対応/「Google ドライブ」のArm版Windows 11ネイティブアプリ登場
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月17日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2024/11/24)
Python最新情報キャッチアップ:
「Python 3.13」で追加されたJITコンパイラとは?
Pythonは以前からその実行速度が欠点とされていた。これを大きく改善する可能性を持つJITコンパイラがPython 3.13では実験的にサポートされた。これがどんなものかを見てみよう。(2024/11/22)
頭脳放談:
第294回 Qualcommはライセンス契約違反でArmが使えなくなる? 半導体IP紛争の歴史から結末を予想する
ArmがQualcommをライセンス契約違反で提訴したのが2022年のこと。話し合いが続いていたようだが、合意できなかったようで、ついに期限を切った争いとなったようだ。実は、このような争いは昔からある。その争いの歴史から、この紛争の落としどころを予想してみた。(2024/11/22)
オンプレミス回帰の前に考えること【前編】
「オンプレミス回帰など起きていない」は幻想なのか、事実なのか?
クラウドサービスのアプリケーションやデータをオンプレミスインフラに回帰する動きがある。とはいえ、ITインフラを変更することは容易ではない。実際にはどの程度の企業がオンプレミス回帰を決断しているのか。(2024/11/21)
「Apple Intelligence」でできること 英語版を使って見えた、次世代「AIアシスタント」の実力
米AppleがApple Intelligenceを正式公開した。ただ現状はアメリカ英語のみでの公開となっており、日本語など他の言語では使うことができない。実際にどんなことができるのか? どんな制約があるのか? 実際に英語で長期間使ってみたので、その感想をお伝えしたい。(2024/11/20)
山根康宏の海外モバイル探訪記:
各社が撤退する“高性能な小型スマホ”──カメラフォン「vivo X200 Pro mini」は中国で新市場を作れるか?
過去モデルとは異なる新たな製品として、画面サイズを小型化した「X200 Pro mini」がラインアップに加わりました。(2024/11/20)
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック:
Arm対Qualcomm 泥沼化した特許係争はどう着地するのか
今回は、「ライセンス契約の解除通告」まで発展してしまったArm対Qualcommの特許係争と、好調なAMDにおいて唯一、懸念が残る部門の業績を取り上げる。(2024/11/21)
政府が後押し:
インドは新しい半導体ハブとなるか 初の300mmファブ建設へ
インドのTata Electronicsと台湾のPSMCは2024年9月、インドでの半導体工場建設を発表した。国内初となる300mmウエハー工場の建設を目指している。これは、世界の半導体業界の主要プレイヤーになるというインドの計画が実現しつつあることを示している。(2024/11/19)
AI時代のプロセッサ再入門【第5回】
CPU、GPU、TPU、NPUは何が違い、AI処理でどう役立つのか?
CPU、GPU、TPU、NPUはいずれもAI技術の活用において使われるプロセッサだ。それぞれAI技術の演算処理とどのような関係にあり、どのような用途で使われるのか。(2024/11/19)
古田雄介の「アキバPickUp!」:
AI学習に強いウルトラハイエンドマザー「AI TOP」シリーズが登場!
IntelとAMDの新世代CPUに対応する、AI学習に強いマザーボード「Z890 AI TOP」と「X870E AORUS XTREME AI TOP」が同時に店頭に並んだ。また、定格850Wの無音電源やM,2に挿せるSATAポートハブも登場している。(2024/11/18)
成長する.NET AIエコシステム、C# 13とF# 9も正式版に:
2026年5月までサポートの「.NET 9」リリース 8と比べて使用メモリ9割減、パフォーマンス改善の仕組みとは
Microsoftは、クロスプラットフォーム開発をサポートするオープンソースアプリケーションプラットフォームの新バージョンとなる「.NET 9」を公開し、.NET 9に対応した「Visual Studio 2022」のアップデートの提供も開始した。(2024/11/18)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
最大50%伸びる世界初の伸縮可能ディスプレイをLGが発表/リアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice」発表 日本語も対応
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月10日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2024/11/17)
古田雄介の週末アキバ速報:
人気でいえば今年一番! 「Ryzen 7 9800X3D」が売り出される
ゲーミングに強いCPUとして販売前から噂になっていた「Ryzen 7 9800X3D」が11月15日に売り出され、瞬く間に払底した。なかには徹夜で並んだ人もいたらしい。(2024/11/16)
エイサー、Core Ultra(シリーズ2)を搭載した14型ノート「Swift 14 AI」
日本エイサーは、Intel製最新プロセッサのCore Ultra(シリーズ2)を採用する14型ノートPC「Swift 14 AI」シリーズを発表した。(2024/11/15)
今なら渋谷で「なりたい自分を、見つけられる?」 日本HPがAI PCだけをそろえて体験にこだわる理由
日本HPの各種AI PCが渋谷の「b8ta Tokyo」にそろった。実機の展示と狙いについて同社に聞いた。(2024/11/15)
「Windows 11 on Arm」のディスクイメージが登場 Armベースの仮想マシンへのインストールが簡単に
長らくインストールメディアが存在しなかったArmアーキテクチャ向けWindows 11に、待望のインストールメディアが登場した。Armアーキテクチャの仮想マシン(VM)でのインストールが簡単になることが期待される。(2024/11/14)
大山聡の業界スコープ(82):
TSMC一強に死角なし 半導体受託製造業界を分析
Samsung Electronicsの半導体事業の業績が伸び悩んでいる。筆者としては「ファウンドリー(半導体受託製造)事業の低迷がより大きな問題ではないか」と分析している。ファウンドリー業界ではIntelがファウンドリー部門の分社化を発表した。ファウンドリー業界は今どうなっているのか、今後はどうなるのか。探ってみる。(2024/11/14)
毎秒7GBに速度アップでも温度上がらず! 新型SSD「Samsung 990 EVO Plus」を試して分かったこと
Samsung Electronicsから、新型SSD「Samsung 990 EVO Plus」が登場した。売れ筋モデルの実力はどの程度のモノなのか、実機をテストした。(2024/11/13)
PR:ユーザー自身でバッテリー交換可能! 軽量ビジネスPC「Endeavor NA610E」がエプソンダイレクトから登場 情シスが語る導入メリット
ビジネス向けPCを多数手掛けるエプソンダイレクトから、バッテリー交換に対応するビジネスノートPC「Endeavor NA610E」が登場した。バッテリー交換できるビジネスPCを導入するメリットとは? NA610Eのパフォーマンスは? 検証してみた。(2024/11/13)
給付の遅れをIntelも指摘:
CHIPS法支援金の「駆け込み分配」が進む? トランプ政権移行前に
米国では、2025年1月のトランプ政権への移行を前に、バイデン政権がCHIPS法支援金の分配を急ぐ可能性がある。(2024/11/12)
AI時代のプロセッサ再入門【第4回】
AI特化プロセッサ「NPU」「TPU」が“全く別物”である理由
AI技術の利用で使われるプロセッサには、GPU以外にもTPUやNPUなどがある。TPUとNPUはAI技術に特化した点では似ているが、両者の役割は異なる。その違いを踏まえて、NPUと推論とは何かを考える。(2024/11/12)
古田雄介の「アキバPickUp!」:
サムスンSSD「990 EVO Plus」が4TBモデル4.5万円で登場!
新しいM.2 MVMe SSD「990 EVO Plus」の1TBと4TBモデルが売り出された。特に注目を集めているのは4TBモデルのコスパだ。また、近い価格帯でKeychronからエルゴノミクスキーボードも登場した。(2024/11/11)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
Steamのゲーム録画機能「Game Recording」正式公開/「PowerToys」の最新版に画像のテキスト抽出機能
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2024/11/10)
Windows 11移行計画のステップ【前編】
Windows 11「絶望しがちな移行の道」――厄介な5大ハードル
Windows 11への移行は、どのユーザー企業にとっても個人ユーザーにとっても、ほとんどの場合は避けて通れない選択だ。移行計画に未着手なのであれば、本稿で紹介する5つのハードルを知っておこう。(2024/11/10)
日本HP、“GIGAスクール構想第二期”向け製品ラインアップを拡充 軽量Chromebookなど4製品を投入
日本HPは、GIGAスクール構想第二期向けをうたう軽量Chromebookなど計4製品を発表した。(2024/11/8)
ASUS初のラピッドトリガー対応65%キーボード、約47gのカーボンマウスなどが11月に日本上陸!
ASUS JAPANが、展示会などで先行公開していたゲーミングデバイスについて、国内での展開を予告し、実機を紹介した。注目モデルを見ていこう。(2024/11/8)
本田雅一のクロスオーバーデジタル:
新型Macに搭載された「M4チップ」「M4 Proチップ」の実力は? 実機をテストして分かったこと
11月8日にM4チップファミリーを搭載するMacが一気に登場する。パフォーマンスはいかほどか、実機で試してみよう。(2024/11/7)
AppleやOpenAIなど、米IT大手CEOによる「祝トランプ」コメントまとめ
米大統領選でドナルド・トランプ氏の当選が確実になったことを受け、米IT大手各社のCEOらが次々とXやThreadsで祝意を表明した。(2024/11/7)
湯之上隆のナノフォーカス(77):
「ASMLショック」は空騒ぎ? 覚悟すべきは2025年のトランプ・ショックか
ASMLの2024年第3四半期決算は業績が「期待外れ」とされ、決算発表の翌日に株価が暴落。「ASMLショック」が広がったと報じられた。だが業績の推移を見れば、これが「ショック」でも何でもないことはすぐに分かる。それよりも注視すべきは、中国によるASML製ArF液浸露光装置の爆買い、そして何よりも「トランプ・ショックの到来」ではないだろうか。(2024/11/11)
Lunar Lake搭載で約946g! 超軽量ビジネスPCとして格が上がった新型「MousePro G4」を試す
マウスコンピューターの「MousePro G4」は、Intelの新型CPUである「Core Ultra 200V」シリーズを採用したビジネスPCだ。プラットフォーム更新の効果はどれほどなのか、実機を試してみた。(2024/11/6)
AI時代のプロセッサ再入門【第3回】
「TPU」とはどんなプロセッサなのか? AIインフラの基礎知識
プロセッサの技術はAI技術の台頭とともに様変わりしている。使われているのはCPUやGPUだけではない。AI関連のタスクに使用するプロセッサの一つである「TPU」について紹介する。(2024/11/5)
古田雄介の「アキバPickUp!」:
タッチ液晶付きピラーレスケースに新作! 人気モデルの後継となる「Y70 Touch Infinite」が話題に
2013年12月に登場したタッチ液晶搭載のピラーレスPCケース「Y70 Touch」の後継モデルとして、「Y70 Touch Infinite」が登場した。7万円弱ながら好調に売れている。(2024/11/4)
半導体ライバルとは対照的に【後編】
赤字のIntel、「売れないAI半導体」だけではない不振の理由
Intelの業績不振が続いている。データセンター分野ではAI(人工知能)技術関連のニーズが拡大する中で、なぜ同社の業績は低迷しているのか。その原因はどこにあるのか。(2024/11/4)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
「Windows 10 22H2」の9月度プレビュー更新プログラムに問題/Chromeの速度低下解決やメモリセーバーなど純正ツール登場
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月27日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2024/11/3)
古田雄介の週末アキバ速報:
意外と買いやすい? オーバークロック特化のIntel Z890マザー「ROG MAXIMUS Z890 APEX」が登場!
新世代Core Ultraプロセッサに対応するIntel Z890チップセット搭載マザーボードに、オーバークロック特化の強力モデルが売り出された。普段は争奪戦になるシリーズだが、今回は……?(2024/11/2)
半導体ライバルとは対照的に【前編】
Intelやはり独り負け “期待の半導体”は失望に変わったか……?
大規模な人員削減策を発表するなど業績不振が顕著になっているIntel。このほど同社が発表した業績でも、まだ回復の兆しは見られない。うまくいかない原因はどこにあるのか。(2024/11/2)
ASUS、Core Ultraを搭載したビジネス向けミニデスクトップ
ASUS JAPANは、Core Ultra 5/7プロセッサを採用するビジネス向けミニデスクトップPC「ASUS ExpertCenter PN65」を発売した。(2024/11/1)
組み込み採用事例:
「Luna Lake」向けパワーマネジメントICを共同開発
ルネサス エレクトロニクスは、「Intel Core Ultra 200V」シリーズプロセッサ搭載のノートパソコン向けとなる、専用パワーマネジメントIC「RAA225019」を、インテルと共同開発した。(2024/11/1)
本田雅一のクロスオーバーデジタル:
Appleはなぜ“Mac週間”でラインアップを更新したのか 透けるIntelチップからのリプレースとAIへのこだわり
3日連続でMacの新モデルを発表したApple。その締めくくりは「MacBook Pro」となった。MacBook Proも含む発表内容を俯瞰(ふかん)すると、IntelチップからのリプレースとAIへのこだわりが見えてくる。(2024/10/31)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。