工場ニュース:
東京エレクトロンの半導体製造装置開発拠点完成、次世代エッチング装置など研究
東京エレクトロン子会社の東京エレクトロン宮城に建設していた「第3開発棟」が完成した。プラズマエッチング装置など、半導体製造装置の開発拠点となる見通しだ。(2025/5/16)
FAニュース:
半導体技術の変革に対応、モリブデンの成膜や新たなプラズマ制御のエッチング装置
Lam Research(ラムリサーチ)はエッチング装置など半導体製造装置の新製品を発表した。(2025/5/16)
FAニュース:
制御層に無線LAN導入へ、無線機器で初の無線認証クラスA取得 CC-Link IE TSN想定
コンテックの業務用無線LAN「FLEXLAN FX5000」「FLEXLAN FX3000」シリーズが、CC-Link IE TSN推奨無線機器試験の無線認証クラスAカテゴリーCTRL認証を取得した。独自にチューニングし、低遅延、低ジッタ通信を可能にした。(2025/5/15)
老舗メーカーの荏原製作所、グローバル展開を目指しOCIを採用した背景
荏原製作所はOCIを採用し、基幹業務のクラウド移行とDXを推進していると発表した。グローバル展開と多様化する事業の中でDXを加速させるという取り組みとは。(2025/5/15)
CAE解析とExcelを使いながら冷却系設計を自分でやってみる(7):
「ふく射」による熱の伝わり
CAE解析とExcelを使いながら冷却系の設計を“自分でやってみる/できるようになる”ことを目指す連載。連載第7回は、「ふく射」による熱の伝わりについて考える。(2025/5/12)
湯之上隆のナノフォーカス(81):
TSMCは誰のもの? 米国やAI偏重で懸念される「1本足打法」
TSMCの2025年第1四半期(1〜3月期)は好調で、同四半期としては過去最高を更新した。だがTSMCの売り上げを分析してみると、そこには明らかな「異変」があることが分かる。(2025/5/14)
リサイクルニュース:
2025世界陸上とコラボし家庭の油をSAFに!
コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルは、2025年5月2日から東京都が実施している「家庭の油 回収キャンペーン」と連携して、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)原料化を目的とする家庭系廃食用油の回収拡大に向けた取り組みを開始した。(2025/5/14)
ものづくり太郎のPLM講座(1):
PLMこそ日本の製造業に必要な理由――プロセスをコントロールしろ!
「すり合わせ」や「現場力」が強いとされる日本の製造業だが、設計と製造、調達などが分断されており、人手による多大なすり合わせ作業が発生している。本連載では、ものづくりYouTuberで製造業に深い知見を持つブーステック 永井夏男(ものづくり太郎)氏が、この分断を解決するPLMの必要性や導入方法について紹介する。初回となる今回はPLMの必要性について解説する。(2025/5/14)
製造業の「工場デジタル化」市場が右肩上がり 2027年度は2兆円突破見込む
国内製造業における、工場デジタル化市場規模が拡大している。矢野経済研究所(東京都中野区)によると、2023年度の同市場規模は1兆7670億円(前年度比103.7%)だった。(2025/5/12)
電子ブックレット(製造マネジメント):
知財で勝つ日本企業、知財ニュースまとめ
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、知財に関するニュース7本をまとめた「知財で勝つ日本企業、知財ニュースまとめ」をお送りします。(2025/5/12)
リサイクルニュース:
国産SAF製造に向け阪急阪神不動産/ホテルズが廃食用油を提供
阪急阪神不動産、阪急阪神ホテルズ、日揮ホールディングス(日揮HD)、レボインターナショナルおよびSAFFAIRE SKY ENERGYは、廃食用油を原料とした持続可能な航空燃料(SAF)製造事業に協力するための基本合意書を締結した。(2025/5/9)
モノづくり総合版メルマガ 編集後記:
地域住民に愛されることを目指すGENKIな工場について語る
地域に愛される工場についてつらつら語っています。(2025/5/8)
サーキュラーエコノミー:
移動式プラントで再生コンクリートを製造、奥村組
奥村組とケミカル工事は共同で、解体コンクリートがらを骨材として使用する「リ・バースコンクリート」を車両架装式の移動式コンクリートプラントで製造する実証試験を実施した。試験の結果、従来の製造方法と同等の品質を確保できることを確認した。(2025/5/7)
光通信用デバイスの製造効率向上に:
AI活用で半導体薄膜の材料分析を自動化、NTTが新手法
NTTは、光通信用デバイスに用いる半導体薄膜の成膜条件を自動導出する手法を開発した。AIを用いた分析に半導体物性の知識を組み合わせることで精度を高めたものだ。これによって、デバイス製造業務の効率化が実現する。(2025/5/7)
ミニPCを中心に見どころたくさん! 「Japan IT Week 春 2025」ブースレポート
4月23日から25日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「Japan IT Week 春 2025」が開催された。基本的には産業(B2B)向けの展示が多いが、ミニPCを始めとしてコンシューマーにもピッタリな製品の展示もある。(2025/5/2)
FAニュース:
クロスローラーリングに総ローラータイプ追加、半導体製造装置など向け
THKは、クロスローラーリングに総ローラータイプを追加する。スペーサーリテーナーを使用せず、ローラー数を増やしたことで高剛性となり、高負荷にも耐える。標準品と同一寸法を採用し、容易に置き換え可能だ。(2025/5/1)
製造マネジメントニュース:
牧野フライス決算は売上高/受注過去最高、対ニデックTOBは長期戦も覚悟
牧野フライス製作所は、2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)の決算内容についてオンラインで説明会を開いた。(2025/5/1)
材料技術:
高熱伝導性/低熱膨張性と優れた加工性を有す金属−セラミックス複合材料
三菱マテリアルは、高熱伝導性/低熱膨張性を持ち、優れた加工性を有する金属−セラミックス複合材料を開発した。(2025/4/25)
脱炭素:
住友ゴム白河工場で水素製造装置が稼働 「つくる」「つかう」二刀流の効果とは?
住友ゴム工業は、白河工場(福島県白河市)で2025年4月に稼働を開始した水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム(500kWワンパッケージモデル)」の見学会を行った。(2025/4/24)
AIとデータ基盤で実現する製造業変革論(1):
PLMとは何か? 〜その意義と必要性〜
本連載では、製造業の競争力の維持/強化に欠かせないPLMに焦点を当て、データ活用の課題を整理しながら、コンセプトとしてのPLM実現に向けたアプローチを解説する。第1回は「PLMとは何か?」をテーマに、その意義と必要性を考える。(2025/4/24)
工場ニュース:
出光興産が固体電解質の量産に向けプラント能力増強 生産能力を十数トン規模に
出光興産は、全固体リチウムイオン二次電池の材料となる固体電解質の量産に向け、小型実証設備第1プラントの能力増強工事が完了し、2025年4月18日に竣工(しゅんこう)式を行ったと発表した。(2025/4/23)
国内活用事例で学ぶ:
PR:新世代コンパクトSLS 3Dプリンタ「Fuse 1」が切り開く製造業の新たな可能性
3Dプリンタはもはや試作だけの道具ではない――。FormlabsのコンパクトSLS 3Dプリンタ「Fuse 1」が製造現場の常識を覆そうとしている。国内外の先進的な活用事例から、エフ・アイ・ティの取り組みを詳しく紹介するとともに、設計と生産に“自由”をもたらすFuse 1の魅力に迫る。(2025/4/23)
小川製作所のスキマ時間にながめる経済データ(34):
日本の現役世代の可処分所得は国際的に見ると何位? データで見るリアルな姿
ビジネスを進める上で、日本経済の立ち位置を知ることはとても大切です。本連載では「スキマ時間に読める経済データ」をテーマに、役立つ情報を皆さんと共有していきます。今回は等価可処分所得の国際比較を行っていきます。(2025/4/23)
CAE解析とExcelを使いながら冷却系設計を自分でやってみる(6):
電線に流すことができる電流値を求める
CAE解析とExcelを使いながら冷却系の設計を“自分でやってみる/できるようになる”ことを目指す連載。連載第6回は、円筒座標系の熱伝導方程式を解き、電線に何アンペアまで流せるかを求める。(2025/4/22)
製造マネジメントニュース:
アマダが基板穴あけ加工機メーカー買収、微細化進む半導体領域を強化
アマダは、基板穴あけ加工機メーカーのビアメカニクスを買収する。(2025/4/21)
リサイクルニュース:
大阪府のガソリンスタンドで市民から廃食用油を回収しSAF原料化
コスモ石油は、日揮ホールディングス、レボインターナショナルなどと共同で、大阪府堺市に所在するコスモネットワークのサービスステーション(ガソリンスタンド)11拠点に、家庭から出る廃食用油を回収する専用ボックスを常設し、全国初となるSAF原料化を目的に市民回収の本格運用を2025年4月18日に開始すると発表した。(2025/4/21)
技術者全員をAIの使い手に:
PR:「30億件のデータとAI」が革新の源泉に キオクシア四日市工場が挑む先端モノづくり
世界最大級のフラッシュメモリ工場であるキオクシア四日市工場。ここは、1日30億件も生成されるデータとAI技術を駆使して先端のモノづくりを行う巨大なスマートファクトリーでもある。あらゆる業界でAIの導入が始まる中、四日市工場の生産現場ではAI活用が既に「当たり前」になっている。多くの技術者がAIを身近に使いこなし、高品質なフラッシュメモリ製造へとつなげている四日市工場の取り組みに迫る。(2025/4/21)
スマートファクトリー:
奈良で2030年700億円創出へ、DMG森精機が従来比4倍の自動化システム工場稼働
DMG森精機は、約90億円を投資して改装工事を行っていた奈良事業所の開所式を開催した。(2025/4/17)
CAE解析とExcelを使いながら冷却系設計を自分でやってみる(5):
円筒座標系の熱伝導について考える
CAE解析とExcelを使いながら冷却系の設計を“自分でやってみる/できるようになる”ことを目指す連載。連載第5回は、円筒座標系の熱伝導方程式を解き、電線やダクトなど断面が円形のものの冷却系設計を考える。(2025/4/15)
工場ニュース:
日立ハイテクが半導体製造装置の新製造棟、生産工程のデジタル化/自動化進展
日立ハイテクは、山口県下松市笠戸地区で建設を進めていた半導体製造装置の新製造棟が完成した。総投資額は約245億円。エッチング装置の生産能力向上を図るため、生産ラインのデジタル化や自動化を進めた。(2025/4/15)
デジタル社会のデータ活用を支える:
PR:「30億件のデータ×AI」で進化し続ける巨大スマートファクトリー フラッシュメモリの革新を生み出すキオクシア四日市工場
国内有数の産業都市である三重県四日市市に位置するキオクシア四日市工場。ここは、世界最大規模のフラッシュメモリ工場であると同時に、約30年前から先進的なデジタル技術の導入を進めてきたスマートファクトリーでもある。日々生成される30億件ものビッグデータとAI技術を駆使して先端のモノづくりを行ってきた四日市工場は、デジタルツインの活用によって、さらに進化を続けている。(2025/4/11)
湯之上隆のナノフォーカス(80):
2035年のウエハー需要を予測する 〜半導体も「VUCA時代」に
米トランプ政権や中国「DeepSeek」の登場など、半導体市場の先行きを見通すことはますます困難になっている。本稿では、これらの不確定要素の影響を考慮しながら、今後10年間の半導体市場の予測に挑戦する。(2025/4/8)
製造業の生成AI活用:
PR:日本製鉄はどうやって生成AIを業務に取り込んだのか そのリアルな道筋
生成AIの利用が製造業でも進んでいるが、業務領域に深く取り込んで成果を出せている企業は少ない。この障壁を打破するためには何が必要だろうか。日本マイクロソフトが開催した製造業向けエグゼクティブセミナーの内容を紹介する。(2025/4/8)
2035年に7兆7710億円規模へ:
パワー半導体市場、25年後半に在庫が正常化 26年から成長拡大
富士経済はパワー半導体の世界市場を調査、2035年には7兆7710億円規模に達すると発表した。2024年に比べ2.3倍の市場規模となる。2024年は電気自動車(EV)の需要鈍化などで在庫を抱えたが、長期的には電動車の普及拡大などにより、パワー半導体市場は大きく伸びると予測した。(2025/4/7)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
「Copilot+ PC」のAI機能がCore Ultra 200VやRyzen AI 300にも解放/「PowerToys Run」を含んだ最新版v0.90.0登場
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2025/4/6)
製造マネジメントニュース:
GXとDXでリョーサンとエア・ウォーターが提携、ガス関連トータルサービスを提案
リョーサンは、GX、DX分野での競争力強化を目的にエア・ウォーターと業務提携契約を締結した。両社の強みを生かし、GX、DX関連の提案をはじめ、ガス関連のトータルサービスを提供する。(2025/4/4)
FAニュース:
ラピダス半導体工場の現状と今後、パイロットライン立ち上げ開始も「まだ一合目」
Rapidus(ラピダス)は、北海道千歳市で進む半導体工場「IIM(イーム)」建設の現状と今後の計画について説明した。(2025/4/3)
製造装置のデモ評価機能など強化:
KOKUSAI ELECTRIC、米国デモセンター新設へ
KOKUSAI ELECTRICは、米国オレゴン州に「米国デモセンター」を新設する。米国半導体デバイスメーカー向けの「デモ評価機能」および「サポート体制」を強化するのが狙い。2026年9月からの稼働を予定している。(2025/4/3)
建設業の未来を創る技術拠点(1):
“サウナと水風呂”で次の100年を拓く 前田建設 ICI総合センターの意義(前編)
人手不足や建設費高騰、脱炭素化への対応など、建設業界はかつてない変革期にある。各社は自社の強みをどう磨き、どのような未来像を描いているのか。答えの一端が技術開発拠点にある。シリーズ「建設業の未来を創る技術拠点」第1回目は、前田建設工業の技術研究所「ICI総合センター」を取材。前編ではセンターの全体像を紹介し、後編ではセンターの役割や具体的な研究内容について紹介する。(2025/3/31)
世界を読み解くニュース・サロン:
日本発の「夢の電池」はどこへ? 日本の技術がどんどん流出する理由
「夢の電池」と期待される技術が中国企業に流出した可能性があることが、国会で取り沙汰された。このようなケースは日本や米国で多数報告されている。怪しい投資などを厳しく規制しなければ、日本の技術開発力がそがれていく危険がある。(2025/3/28)
大型光アイソレーターに対応:
PR:高出力レーザーシステムに革新を ついに実現した「大型ガラス製ファラデー素子」
レーザーシステムに欠かせない光アイソレーターの世界を大きく変える技術が登場した。日本電気硝子は、既存の光アイソレーターを大幅に小型化するガラス製ファラデー素子を開発。さらに、110mm角の大口径ガラス製ファラデー素子の開発にも成功した。先端医療や宇宙開発、核融合などに必要とされる高出力レーザーシステムに大きな変革をもたらす可能性がある。(2025/3/31)
中国は投資減少も首位を維持:
半導体前工程装置投資は6年連続成長へ、25年は1100億ドル SEMI予測
SEMIの最新予測によると、2025年の半導体前工程向け製造装置への投資額は前年比2%増の1100億米ドルに達するという。これは2020年以来6年連続で成長することになる。(2025/3/27)
製造マネジメントニュース:
生産技術を表彰する大河内賞で、デンソーや旭化成、日立、パナソニックなどが受賞
大河内記念会は、「生産のための科学技術の振興」を目的として生産工学、生産技術などに関する研究開発において卓越した業績を挙げた研究者や企業を表彰する「大河内賞」の贈賞式を行った。(2025/3/27)
組み込みイベントレポート:
SDVに向け不足する組み込みソフトエンジニア、Linux FoundationとJASAが育成へ
Linux FoundationとJASAがウェビナー「組込みシステムでのOSSの潮流とSoftware Defined時代に求められるソフトウェアエンジニア像」を開催。冒頭の講演「世界はOSSでできている」では、自動車をはじめとする国内製造業において組み込みソフトウェアエンジニアが果たす重要性について訴えた。(2025/3/25)
CAE解析とExcelを使いながら冷却系設計を自分でやってみる(4):
ヒートシンクを設計してCAE解析をしよう!
CAE解析とExcelを使いながら冷却系の設計を“自分でやってみる/できるようになる”ことを目指す連載。連載第4回は、ヒートシンクの設計計算Excelシートを使ってヒートシンクを設計する。また、設計したヒートシンクのCAE解析の結果と、紙と鉛筆による結果とを比較してみる。(2025/3/24)
AGVで搬送自動化:
PR:1日の搬送距離35kmをAGVで削減、マクセルフロンティアの搬送自動化への道
製造現場の自動化が進む一方で、人手の必要性がないにもかかわらず自動化が遅れているのが搬送工程だ。新棟建設に合わせ搬送工程の自動化に取り組んだのがマクセルフロンティアの米沢事業所だ。エレベーターでの移動も含めて、三菱電機システムサービスと東北日立と共同で取り組んだAGVの活用事例を紹介する。(2025/3/31)
小川製作所のスキマ時間にながめる経済データ(33):
なぜわれわれの生活が苦しく感じるのか? 等価可処分所得で見てみよう
ビジネスを進める上で、日本経済の立ち位置を知ることはとても大切です。本連載では「スキマ時間に読める経済データ」をテーマに、役立つ情報を皆さんと共有していきます。今回は日本の等価可処分所得について見ていきます。(2025/3/31)
FAニュース:
流量管理の自動化を促進する比例電磁弁用コントローラー
タカノは、比例電磁弁用コントローラー「比例弁制御基板」の販売を開始した。PWM方式を採用したコントローラーで、流量センサーと組み合わせることで同社の制御技術を簡単に導入できる。(2025/3/17)
利益低迷を指摘も「営業できないくせに」と言われ…… V字回復で会社を救った“会計メソッド”
埼玉県の自動車部品メーカーは過去最高の売り上げを記録し、お祝いムードだった。しかし、実は利益率は過去最低……。社員の意識が向いていない中で、どのように会社を立て直したのか?(2025/3/17)
モノづくり最前線レポート:
電子顕微鏡が日立ハイテクの新たな第3の柱を生み出す、測長SEMや医用機器に続け
日本における電子顕微鏡開発の歴史で重要な役割を果たしてきた日立。同社の電子顕微鏡事業を継承する日立ハイテクは、測長SEM、医用機器に続く新たな第3の柱となる事業を生み出すべく、電子顕微鏡をはじめとする解析装置や分析機器から成るコアテクノロジーソリューションの事業展開を強化している。(2025/3/14)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。