プリント基板/カスタムパーツベンダーであるICAPE Groupが展開するオンラインショップがこのほど日本円決済に対応。基板/各種パーツの購入の他、基板の品質テストをオーダーできる同社オンラインショップの日本での利用が大きく広がる見込みだ。
世界的なプリント回路基板/カスタムパーツベンダーであるICAPE Groupが提供するオンラインショップが日本国内でも利用可能になった。ICAPE Groupでは2015年以来、プリント回路基板全般、各種テクニカルパーツおよび、ラボテストをインターネット経由で発注できるオンラインショップを展開。このほど、同受発注システムの日本語対応、日本円決済対応などが完了し日本国内のユーザーでも利用しやすい環境が整ったわけだ。
ICAPE Groupは、業界最大級の技術電子部品サプライヤーの1社。世界70カ国2500社を超える顧客に毎月2800万個の電子部品を納入している。1999年の創業以来、ICAPE Groupはアジアにおいて強固な製造ネットワークを構築。現在、75のパートナー工場を有し、市場で最高レベルの製品/サービスを低価格できる体制を整えている。
世界を網羅する19のビジネスユニットを配置し、150人のセールスエンジニアが日本を含む各地の母国語で顧客プロジェクトを管理。さらに中国のICAPE Groupの戦略的サービスオフィスには、セールスサポート、エンジニアリング、調達、カスタマーサービス、品質保証などのサービスに210人の従業員が在籍し、それぞれが専門サービスを提供。あわせて同オフィスには最先端の設備をもつ独自の社内ラボを完備。これの充実したICAPE Groupの製造ネットワークやサポートサービスは、このほど日本でも利用しやすくなったオンラインショップを利用した場合でも、全てのユーザーに提供される。
ICAPE Groupのオンラインショップは、プリント回路基板を扱う「ICAPEショップ」、テクニカルパーツがそろう「CIPEMショップ」、そしてプリント回路基板の品質テストを専門に行う「ラボショップ」という3つのオンラインショップで構成。これらオンラインショップには、エンジニアや品質管理の専門家で構成する専任チームが常駐。24時間年中無休で注文でき、見積もりから納品までICAPE Groupの厳格なプロセスに従い製品が提供される。
ICAPEショップが扱うプリント基板は、リジッド基板、フレキシブル基板、リジッドフレックス基板、アルミニウム基板、HDI基板などプリント基板全般に及ぶ。さらに各基板であらゆる層数のオーダーに対応し、見積りからガーバーデータチェックまでを少ロット、短納期で発注できる。
オンラインでプリント回路基板の品質テストを依頼できるラボショップは、ICAPEショップで購入した基板だけではなく、他社で購入した基板にも対応。独立したテストソリューションとして好評を博しているという。
過去5年にわたり充実化が進められてきたICAPE Groupのオンラインショップは品質、価格、技術、スピードを軸に信頼を提供し、年々、利用者、注文数ともに増えてきた。現在ではICAPE Groupの世界売上高の約15%がオンラインショップ経由のオーダーで占めるに至っている。
このように世界で利用が広がっているICAPE Groupのオンラインショップでは、このほど、日本語対応を進めるとともに、日本円による決済が可能になった。なお同ショップでは、基本的に通常の価格に比べ5%安くなるが、新規ユーザーを対象に、全プリント基板を25%割引するキャンペーンも実施している。
ICAPE Groupの日本オフィスであるICAPE Japanでは「時間とコストの軽減につながるオンラインショップへのニーズは高く、日本円決済に対応したことで日本国内でのオンライン発注が大幅に増加すると見込んでいる」とする。
なお、ICAPE Groupでは世界的に移動制限を強いられている昨今のコロナ禍の状況を踏まえ、オンラインショップ以外にも各種オンラインサービスを拡充中。リモート監査、仮想工場見学、仮想展示会ブースといった独自のオンラインサービスを提供している。
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提供:ICAPE Group
アイティメディア営業企画/制作:EE Times Japan 編集部/掲載内容有効期限:2021年6月30日