米国立科学財団と商務省が発表:
米で半導体人材育成が本格化 3000万ドルで専門組織を設立
米国が半導体/エレクトロニクス業界の人材確保に向けた取り組みを強化している。米国立科学財団(NSF)と米商務省(DoC)は、CHIPS法の一環として、半導体業界の人材育成に向け3000万米ドルを投じて組織を立ち上げると発表した。(2024/10/25)
Cybersecurity Dive:
サイバー保険市場が急成長 それでも支払い額と損失には大きなギャップ
Marsh McLennanとZurich Insurance Groupが発表したホワイトペーパーによると、サイバー保険市場は急成長している一方で、サイバー攻撃による保険金の支払額と経済的損失の間には大きなギャップが存在している。(2024/9/21)
STEM分野における女性活躍の現状【第1回】
「理系女性の働きやすさ」はどう変わったのか?
男性中心のイメージが強いSTEM(科学、技術、工学、数学)分野だが、社会全体がダイバーシティー推進へとかじを切る中で、女性の働きやすさに変化が起き始めている。(2024/7/2)
論文投稿サイト「arXiv」に1000万ドル超の寄付 クラウド移行やコードの最新化に活用
米コーネル大学が、同学の研究機関が運営する論文投稿サイト「arXiv」について、基礎科学研究を支援する米国の財団「サイモンズ財団」と米国国立科学財団から1000万ドル超の寄付を受け取ったと発表した。寄付金はarXivのクラウド化やコードの最新化など、ITインフラの強化に充てるという。(2023/10/25)
次世代パワー半導体も“自前”に:
米大学がSiC専用の研究/製造センター建設へ
米アーカンソー大学が、国の支援を受け、SiC専用の研究/製造センターの建設に着手した。次世代パワー半導体として期待されるSiCパワーデバイスの国内生産能力と開発能力の強化を狙う。(2023/8/22)
Micron TechnologyのCEOがサミット直後の広島で会見! 最大5000億円の投資プランや人材育成に言及
G7サミット(先進7カ国首脳会議)の開催に合わせて、米Micron Technologyのサンジェイ・メロートラ社長兼CEOが来日し、日本への投資など今後のビジョンについて発表を行った。(2023/5/25)
海外医療技術トレンド(95):
米国で急加速するゲノムデータのサイバーセキュリティ対策
本連載第84回および第88回で米国のバイオエコノミー研究開発推進施策を取り上げたが、その中からサイバーセキュリティ対策の進捗状況について取り上げる。(2023/5/19)
インタビュー再掲:
半導体産業の道を切り開いた、Moore氏追悼
「ムーアの法則」を提唱したGordon Moore氏が2023年3月24日に逝去した。米国EE Timesが2005年に行ったインタビューの記事を再掲する。(2023/3/28)
デル・テクノロジーズ株式会社提供ホワイトペーパー:
米大学のHPC構築事例、「第3世代EPYC(TM)」搭載の新サーバで全国の研究者を支援
大学などでハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の活用が加速している。構築する際には、高密度コンピューティングによるスペースの効率性向上も重要なテーマとなる。米大学での事例を参考に、構築法を詳しく見ていこう。(2022/12/9)
24年までに2万人以上:
新工場ラッシュの米国に迫る、人材確保という課題
米国のCHIPS法(正式名称:CHIPS and Science Act)によって、同国内での新たな半導体工場の建設ラッシュが始まった。現在、計画中あるいは建設中の新工場は少なくとも9カ所に及び、数多くの既存工場でも拡張が計画されている。そこで業界が直面する課題の一つとして挙げられるのが、それらの工場を運営/サポートできるほど十分なスキルを持つ労働力の確保だ。(2022/11/8)
海外医療技術トレンド(88):
大統領令で加速する米国のバイオエコノミーR&Dとデータ保護
米国では、本連載第44回で取り上げたAI、第80回で取り上げたサイバーセキュリティなどのように、大統領令を起点として、省庁横断的なトップダウン型で、一気に科学技術支援策を推進しようとするケースが多々見られる。今注目を集めているのはバイオエコノミーだ。(2022/10/14)
Hot Chips基調講演:
「2030年までに1兆トランジスタ」繰り返し強調するIntel CEO
オンライン開催された今回のHot Chips 34(米国時間2022年8月21〜23日)でIntelのCEO(最高経営責任者)、Pat Gelsinger氏が行った基調講演は、特に新境地を切り開くような内容ではなかったが、同氏はそこで、「パッケージ当たりのトランジスタ数は2030年までに、10倍に増大する見込みだ」との予測について語った。(2022/10/4)
Starlink、南極マクマード基地でも利用可能に
南極マクマード基地でSpaceXの衛星インターネットサービスStarlinkのテストを実施中だ。全米科学財団がツイートした。Starlinkはスペースレーザーネットワークを採用したとツイートした。(2022/9/16)
Webの歴史とはどんなものだったのか 並行世界Web1〜Web3ではない、現実世界のWeb以前〜Web創世記を語ってみた
いちばんなつかしいWeb -1.0くらいからの歴史。(2022/7/25)
America COMPETES Act of 2022:
米下院、CHIPS法への資金提供とR&D強化を含む法案提出
米国の半導体製造の復活と技術サプライチェーンの強化を目指す取り組みは2022年1月24日(米国時間)の週、米国製半導体の「生産の急増」に向けた資金提供と幅広い技術の研究開発への投資を盛り込んだキャッチオール法案が提出されたことで、進展を見せた。(2022/2/3)
米バイデン政権、「Log4j」問題などを受けGAFAやOpenSSFなどを招いたOSSセキュリティ会議開催
米連邦政府は、昨年末に問題になった「Log4j」を契機に民間IT大手やオープンソース団体を招いたサイバーセキュリティ会議を開催した。Googleは会議後、オープンソースの資金調達と管理には政府と民間部門の協力が必要だと語った。(2022/1/14)
国別では米国、1人当たりのGDPが高い国も貢献:
誰がなぜ「優れたアルゴリズム」を開発しているのか、MITの研究者に聞く
優れたアルゴリズムは高速なハードウェアに勝るとも劣らない価値がある。開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」はアルゴリズムの開発主体について研究するマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者にインタビューを行い、誰がなぜアルゴリズムを開発するのかを聞いた。(2021/3/26)
NEDOが短信レポートを公表:
次期米国大統領Biden氏の「技術イノベーション政策」を分析
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年11月18日、次期米国大統領であるJoe Biden氏が掲げる技術イノベーション政策などに関する情報を整理、分析した短信レポートを公表。同日、東京都内で記者説明会を開催した。(2020/11/20)
米国、量子コンピュータやAIに10億ドルを投資 12の研究センターを新設へ
米国政府は、量子情報科学やAI技術に今後5年間で10億ドル(約1060億円)を投資すると発表した。(2020/8/27)
コンソーシアム発足から2カ月:
スパコンの無償提供でコロナ対策支援、IBMなど
スーパーコンピュータを活用して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に立ち向かうプロジェクトが米国で発足して、約2カ月がたった。どんなプロジェクトが進行しているのか。(2020/6/4)
セキュリティ人材不足にどう立ち向かうか【前編】
「セキュリティ人材不足」に嘆く企業が雇うべき“門外漢”に必要なスキル
IT化の進行とともに、セキュリティ分野の人材不足が露見している。企業がセキュリティ人材を確保するために必要な考え方とは何か。(2019/10/25)
大規模アーカイブを支えるテープストレージ事例【前編】
大学の計算センターが「毎月2PB増えるストレージ」を刷新 最大の課題は
大規模アーカイブシステムの容量管理に頭を悩ませていた、テキサス大学オースティン校のテキサス先端計算センター(TACC)。管理者が「人生で最大規模」と語る移行プロジェクトで、最大の課題に挙がったことは何か。(2019/10/11)
AIで作るスマート政府機関【前編】
RPAやチャットbotは「お役所仕事」をどこまで改善できるか
AIテクノロジーの活用を進めているのは一般企業だけではない。政府機関も利用を進めており、既に具体的なメリットを得ている。米国での事例を紹介する。(2019/10/8)
Beyond-Silicon:
MIT、カーボンナノチューブでRISC-Vプロセッサを開発
米Massachusetts Institute of Technology(MIT)の研究グループが、カーボンナノチューブ(CNT)トランジスタを使った16ビットのRISC-Vマイクロプロセッサの開発に成功したと発表した。業界標準の設計フローとプロセスを適用し、シリコンプロセッサと比べて10倍以上高いエネルギー効率を実現するという。(2019/9/13)
以前は阻止する方法がなかった:
「悪意のある回路」を検出する検証ツールを共同開発 東芝情報システム、早大
早稲田大学と東芝情報システムは、ハードウェアトロイ検証ツールを共同で開発した。同大学教授の戸川望氏が開発した「ハードウェアトロイ検出手法」を適用した。既知のハードウェアトロイを正しく検知し、誤検知もなかった。(2019/7/31)
ITが支えた“史上初”のブラックホール観測【後編】
ヘリウム封入HDDを採用、生データは保護しない――ブラックホール初観測の裏側
膨大なデータが発生するブラックホール観測を支えたのは1000台のHDDだった。データの保存や処理、保護のコスト効率を高めるために観測チームが取った手段は、合理的な判断に基づく。(2019/6/4)
ITが支えた“史上初”のブラックホール観測【前編】
ブラックホール初撮影データの保存先に「クラウド」が選ばれなかった理由
ブラックホールを観測するため、世界中に分散する電波望遠鏡が生み出すデータの記録と保存に採用されたのは、クラウドではなく従来型の手法だった。プロジェクトチームが最も合理的だと判断した解とは。(2019/5/29)
二者の特徴を見極める
クラウドERP比較:シングルテナントとマルチテナントのどちらを選ぶべき?
シングルテナント方式とマルチテナント方式のクラウドのどちらかを選ぶ場合、それぞれが提供する要素と、自社にとって最も重要な要素を理解しなければならない。選び方のポイントを考察する。(2018/10/2)
Semicon West 2018で:
米政府、半導体戦略について本格的な議論へ
米トランプ政権の戦略担当メンバーが、半導体業界向け戦略として提示されている議案について、今回初めて検討を行うという。米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の「Semicon West」(2018年7月10〜12日)でパネル討論を行う。(2018/7/12)
IoTやAIは魔法の杖じゃない:
PR:製造業IoTとは何か、インダストリアル・ビッグデータが分かれば見えてくる!
製造業にとって、IoTやAI、ビッグデータの活用は喫緊の課題となっているが、なかなか良い成果が得られないという意見も多い。それは、製造業が扱う「インダストリアル・ビッグデータ」に最適なソリューションではないからかもしれない。(2017/12/11)
女性にとって居心地のよい業界へ
「プログラミング女子」の授業料を半額に? 教育機関がIT業界“脱・男社会”化に本気
米国のプログラミング専門校Flatiron Schoolは、IT分野での活躍を目指す女性技術者に対して学費割引を実施している。男性中心の分野に女性の進出を促すのが狙いだ。(2017/11/8)
米大学がエネルギー・リサイクリング・階段を発明 階段に仕込んだバネで昇り降りがらくらくに
思い付いて実行するのがすごい。(2017/7/19)
電子機器設計の課題解決に貢献?:
AIを設計の向上に活用するプロジェクト、米で始動
米国で、人工知能(AI)を電子機器設計に活用することで、設計における課題解決や設計スピードの向上を図るための取り組みが始まっている。(2017/2/7)
11GHzの帯域幅も開放:
米国、今後7年間で5G向けに4億ドルを投資
米国は、欧州、韓国、日本と並んで5G(第5世代移動通信)の動きをけん引している存在だ。その米国で立ち上がった官民コンソーシアムが、今後の7年間で4億米ドルを5G向けに投資する。(2016/7/20)
ポタフェスで聴ける:
耳を大切にする人のカスタムイヤモニ、米64 AUDIO「ADEL A-Series」の仕組み
米64 AUDIOの「ADEL A-Series」は、人間の鼓膜にかかる有害な音圧を外に逃がす仕組みを持った耳に優しいカスタムIEM(インイヤーモニター)だ。12月19日に「ポタフェス」でお披露目される。(2015/12/18)
海外の専門家の間で「かわいい生き物」の投稿大会が盛り上がる スミソニアン博物館やアメリカ内務省も参戦
Twitterの正しい使い方。(2015/9/10)
自然エネルギー:
“空飛ぶ風力発電”に三菱重工らが出資
三菱重工業とオマーンの財閥企業であるSBGは、米国のベンチャー企業であるアルタエロス・エナジーズ社に出資することを発表した。アルタエロス・エナジーズ社が開発した空中浮体式風力発電設備の商用化を支援するためだという。(2015/8/31)
金星の地表温度500℃に耐えるデバイス目指して:
NASA、金星探査ローバー用ICの開発に着手
金星探査を計画する米航空宇宙局(NASA)は、金星の地表温度500℃に耐えられる半導体の準備に着手した。半導体にとってもかなり過酷な500℃環境でも壊れない半導体を実現する基盤技術開発を任されたのは、米国のベンチャー企業だ。(2015/8/7)
科学計算分野で復権を目指す米国がNSCIを立ち上げ:
エクサ級スパコンの実現でカギを握るGPU技術
米国は、「エクサ級スーパーコンピュータ」の開発で一番乗りを果たすため、国家プロジェクトを立ち上げる。このプロジェクトで重要な役割を担うとみられているのがGPU技術である(2015/8/7)
センシング技術:
体の熱や動きで駆動するウェアラブル医療モニター、米研究チームが開発に本腰
米国の研究チームは、環境発電(エネルギーハーベスト)を利用するウェアラブル医療モニターの開発を進めている。体温や身体の動きを利用してフレキシブルセンサーを駆動し、生体信号をモニタリングすることを目指すという。(2015/4/15)
センシング技術:
細菌から超高感度の湿度センサーを作る、グラフェン量子ドットの利用で
米イリノイ大学が、細菌の胞子を高感度の湿度センサーに応用できる技術を開発した。胞子をグラフェン量子ドットで被膜するというもの。冬眠状態の細菌が、湿度の変化に敏感に反応するという性質を利用している。(2015/4/7)
無線通信技術:
昆虫が人命救助!? ハナムグリの飛行を無線でコントロール
災害発生時などの人命救助の場において、昆虫をラジコンのように遠隔操作して生存者を捜索する、という時代が来るかもしれない。米国とシンガポールの研究チームが、ハナムグリという昆虫の飛翔筋を無線でコントロールし、飛行を自在に操る技術を開発した。(2015/3/20)
スマートファクトリー:
日本の製造業よ、第4次産業革命で規格策定の舞台に立て
ドイツのインダストリー4.0や米国のインダストリアルインターネットコンソーシアムなど、世界的にICTを活用した新たなモノづくりが胎動している。その中でドイツおよび米国のプロジェクトそれぞれに参加し、存在感を示しているのが米国National Instrumentsだ。同社でこれらの活動に参加しているグローバルテクノロジー&マーケティングディレクターのラマン・ジャマル氏に話を聞いた。(2015/3/18)
ビッグデータ利活用と問題解決のいま:
ボストンに学ぶ市民参加型コミュニティの管理と人材の役割
市民主体の「シビックテック(Civic Tech)」を活用する自治体にとって悩みの種は、コミュニティの活性化と安定的な運用管理の両立だろう。米国の古都であると同時に新しい起業家を輩出し続けるボストンの取り組みとはどのようなものだろうか。(2014/10/14)
ビッグデータ利活用と問題解決のいま:
研究開発を牽引するクラウドとビッグデータ、リスク管理をどうするか
健康医療分野の研究開発ではクラウドやビッグデータの活用が進んでいる。だが、ステークスホルダーや活用されるデータの広がりとともに、様々な情報セキュリティやリスクの問題も浮上する。先行する米国での事情はどのようになっているだろうか。(2014/9/9)
日・米・星の官学の取り組みとは:
誰がやる? どうする? セキュリティ人材育成
とかく「足りない」と指摘されるセキュリティ人材。果たして海外ではどのような取り組みが進められているのか、米国やシンガポールから識者を招いてのシンポジウムが開催された。(2014/1/17)
材料技術:
カーボンナノチューブから生まれたプロセッサ、動作に成功
米大学が、カーボンナノチューブ製のトランジスタ178個を集積したプロセッサを開発した。MIPSアーキテクチャの命令セットのうち、20個の命令を実行できるという。(2013/10/9)
LED/発光デバイス 有機EL:
画面を“引き伸ばせる”スマホの誕生も? 伸縮自在な有機ELディスプレイを試作【動画あり】
米大学が、フレキシブルなだけでなく、伸縮も可能な有機ELディスプレイを試作した。持ち歩くときはポケットサイズ、使うときはタブレットサイズになるようなスマートフォンが、開発されるかもしれない。(2013/10/8)
LED/発光デバイス:
“真の白色LED”が近く登場か――米大学がポリマー半導体の発光色調整技術を発表
米University of Utah(ユタ大学)の研究チームは、ポリマー半導体の発光色を調整する方法を発見した。同研究チームは、本物の白色光を発する有機発光ダイオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)の実現を目指している。(2013/9/20)
Androidの空き時間で科学に貢献──「BOINC」の公式アプリが登場
オープンソースグリッドプロジェクト「BOINC」にAndroid端末で協力できる公式クライアントアプリがGoogle Playで公開された。iOS版も開発する計画だ。(2013/7/24)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。