
Samsung ElectronicsのLEDバックライトテレビ。色域(Color Gamut)特性を同社従来品に比べて向上させたことが特徴。同社従来品は「NTSC 90% Plus(CIE1976)」だったのに対して、開発品は「NTSC 120% Plus(CIE1976)」に変わった。ディスプレイの厚さと縁幅は、いずれも6.8mm。
左の写真は、9.7インチ型の反射型ディスプレイ。エレクトロウェッティング方式を採用しており、消費電力が小さいことが特徴。一般的な液晶ディスプレイの10%まで削減できると説明されていた。画素数は1024×384、反射率は20%、色域はNTSC比で10%、応答時間は50ms。右の写真は、10.1インチ型のスピーカ内蔵ディスプレイ。いずれも、Samsung Electronicsが展示した。
左の写真は、高速インタフェース技術「MHL(Mobile High definition Link)」を採用したディスプレイ。モバイル機器に内蔵された1080pのハイビジョン映像を、非圧縮でディスプレイに伝送できる。右の写真は、アクティブマトリクス式有機EL(Active Matrics Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ。画素数は360×640、解像度は210ppi。赤(R)、青(B)、緑(G)だけではなく白(W)も付加している。コントラスト比は1対3万、色域はNTSC比で87%、色の階調は8ビット、応答時間は1ms以下。いずれも、Chimei Innoluxが展示した。
左の写真は、屋外のデジタルサイネージ用途を想定した47インチ型高輝度ディスプレイ。右の写真は、32インチ型の低消費電力ディスプレイ。「赤、青、緑、白」の画素構成とレンダリング技術によって、高輝度と低消費電力を両立させている。いずれも、LG Displayが展示した。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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