今回はSamsung Electronicの2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の業績を紹介する。
半導体の大手メーカーであるSamsung Electronicsは2026年4月30日(韓国時間)に、2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の四半期業績を発表した。発表したのはSamsung Electronics(以降はSamsungと表記)のセット部門、半導体部門、ディスプレイ部門などを含めた業績である。本コラムでは、半導体部門に絞って決算の概要をお届けする。
2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の半導体売上高は前四半期比(前期比)86%増、前年同期比225%増の81兆7000億ウォン(557億4128万米ドル:1ドル=1465.7ウォンで換算、8兆7419億円:1ウォン=0.107円で換算)である。前四半期比(前期比)では4四半期連続で増加した。売上高は3四半期連続で過去最高を更新した。
半導体部門の営業利益は前四半期(前期)の3.27倍、前年同期の48.8倍と激増した。金額は53兆7000億ウォン(366億3778万米ドル、5兆7459億円)である。前四半期(前期)比では3四半期連続で増加した。売上高営業利益率は65.7%と非常に高い。前期から28.4ポイントと大きく上昇した。
好業績によってSamsung全体(133兆9000億ウォン)に占める半導体事業の比率は大幅に上昇した。全体の売上高に占める半導体事業の比率は61%と半分を超えた。営業利益(57兆2000億ウォン)に占める半導体の比率は94%と大半を占めた。
2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の四半期業績まとめ(Samsung全体)。DX(Digital eXperience)はセット部門、MX(Mobike eXperience)はスマートフォン部門、NW(NetWork)はネットワーク機器部門、VD(Visual Display)は映像機器部門、DA(Digital Appliances)は白物家電部門、DS(Device Solutions)は半導体部門、SDC(Samsung Display Co., Ltd.)はディスプレイパネル部門、Harmanは車載用音響映像通信機器・産業用自動化機器部門を意味する[クリックで拡大] 出所:Samsung Electronics(2026年4月30日に公表された連結決算概要のプレスリリースから)半導体メモリの売上高は前四半期比(前期比)101%増、前年同期比292%増の74兆8000億ウォン(510億3364億ドル、8兆36億円)である。半導体事業全体の売上高に占めるメモリの割合は91.6%に上昇した。前期から7.3ポイント増である。なおメモリ事業の営業損益は公表していない。
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