メディア

Samsungの半導体四半期業績、過去最高の売上高と営業利益をさらに更新福田昭のストレージ通信(313)(1/2 ページ)

今回はSamsung Electronicの2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の業績を紹介する。

» 2026年05月26日 10時30分 公開
[福田昭EE Times Japan]

半導体事業の営業利益率66%、全社利益の94%を半導体で稼ぐ

 半導体の大手メーカーであるSamsung Electronicsは2026年4月30日(韓国時間)に、2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の四半期業績を発表した。発表したのはSamsung Electronics(以降はSamsungと表記)のセット部門、半導体部門、ディスプレイ部門などを含めた業績である。本コラムでは、半導体部門に絞って決算の概要をお届けする。

 2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の半導体売上高は前四半期比(前期比)86%増、前年同期比225%増の81兆7000億ウォン(557億4128万米ドル:1ドル=1465.7ウォンで換算、8兆7419億円:1ウォン=0.107円で換算)である。前四半期比(前期比)では4四半期連続で増加した。売上高は3四半期連続で過去最高を更新した。

 半導体部門の営業利益は前四半期(前期)の3.27倍、前年同期の48.8倍と激増した。金額は53兆7000億ウォン(366億3778万米ドル、5兆7459億円)である。前四半期(前期)比では3四半期連続で増加した。売上高営業利益率は65.7%と非常に高い。前期から28.4ポイントと大きく上昇した。

 好業績によってSamsung全体(133兆9000億ウォン)に占める半導体事業の比率は大幅に上昇した。全体の売上高に占める半導体事業の比率は61%と半分を超えた。営業利益(57兆2000億ウォン)に占める半導体の比率は94%と大半を占めた。

2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の四半期業績まとめ(Samsung全体) 2026年度第1四半期(2026年1月〜3月期)の四半期業績まとめ(Samsung全体)。DX(Digital eXperience)はセット部門、MX(Mobike eXperience)はスマートフォン部門、NW(NetWork)はネットワーク機器部門、VD(Visual Display)は映像機器部門、DA(Digital Appliances)は白物家電部門、DS(Device Solutions)は半導体部門、SDC(Samsung Display Co., Ltd.)はディスプレイパネル部門、Harmanは車載用音響映像通信機器・産業用自動化機器部門を意味する[クリックで拡大] 出所:Samsung Electronics(2026年4月30日に公表された連結決算概要のプレスリリースから)
Samsung Electronics半導体事業の四半期業績推移(2018年第1四半期〜2026年第1四半期) Samsung Electronics半導体事業の四半期業績推移(2018年第1四半期〜2026年第1四半期)。Samsungが過去に公表してきた決算資料をまとめたもの[クリックで拡大]

半導体メモリの売上高は3四半期連続で過去最高を更新

 半導体メモリの売上高は前四半期比(前期比)101%増、前年同期比292%増の74兆8000億ウォン(510億3364億ドル、8兆36億円)である。半導体事業全体の売上高に占めるメモリの割合は91.6%に上昇した。前期から7.3ポイント増である。なおメモリ事業の営業損益は公表していない。

Samsung Electronics半導体メモリ事業の四半期売上高と半導体全体に占める比率の推移(2018年第2四半期〜2026年第1四半期) Samsung Electronics半導体メモリ事業の四半期売上高と半導体全体に占める比率の推移(2018年第2四半期〜2026年第1四半期)。Samsungが過去に公表してきた決算資料をまとめたもの[クリックで拡大]
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

特別協賛PR

RSSフィード

公式SNS

All material on this site Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
This site contains articles under license from AspenCore LLC.