Infineon Technologies(以下、Infineon)は2026年7月7日(ドイツ時間)、中国の窒化ガリウム(GaN)パワー半導体メーカーInnoscienceによるGaN技術の特許侵害について、米国国際貿易委員会(US ITC)の認定がなされたと発表した。これにより、Innoscienceに対して米国へのGaN製品の輸入/販売禁止が改めて命じられた。
Infineon Technologies(以下、Infineon)は2026年7月7日(ドイツ時間、以下同)、中国の窒化ガリウム(GaN)パワー半導体メーカーInnoscienceによるGaN技術の特許侵害について、米国国際貿易委員会(US ITC)の認定がなされたと発表した。
Infineonは2024年3月14日に、子会社であるInfineon Technologies Austriaを通じ、Innoscienceおよび同社子会社のInnoscience America、その関連会社をGaN技術に関する特許侵害で提訴。米国特許の侵害について永久的差し止めを求めていた。
2026年5月7日にはUS ITCがInnoscienceの特許侵害を認定し、同社製GaN製品の米国における輸入および販売の差し止めを命じていた。この度、米国大統領による60日間の審査期間が終了したことで同判断が確定し、Innoscienceに対して米国への特許侵害に該当するGaN製品の輸入/販売禁止が改めて命じられた。
InfineonシニアバイスプレジデントでGaNビジネスライン責任者のJohannes Schoiswohl氏は「この判断は改めてInfineonの知的財産の強さを示すものだ。業界をけん引する300mmウエハーGaN製造体制を有し、顧客が必要とする性能、品質コスト面での優位性を提供できる、他社にない立場にある」と述べる。
Infineonは「この裁定は、InfineonがGaN技術に果たしてきた貢献の価値を改めて裏付ける」とする。同社はドイツでもInnoscienceと係争中で、2025年8月および2026年6月、同年7月には、ミュンヘン地方裁判所第一部で3件の特許と1件の実用新案の侵害が認定された。同裁判所はInnoscienceに対し、特許侵害製品のドイツへの輸入/販売/マーケティングの禁止と、Infineonへの損害賠償支払いを命じている。
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