YMTCとCXMTは、長年にわたり政府の資金援助に依存し、損失を積み重ねてきた。そのため、中国当局はこれらの半導体メモリ企業に対し、中国国内の機器メーカーへの供給を優先することを求めている。しかし同時に、YMTCとCXMTは中国にとって、長年にわたり韓国プレイヤーやMicronが支配してきた世界のメモリチップ市場で足場を築くための最大の希望と見なされている。
AIによるメモリチップの供給不足と、それに伴う価格の高騰は、YMTCのような“ダークホース”企業にとって、Samsung、SK hynix、Micronで構成されるメモリ業界の“エリート集団”に加わるための、かつてない好機をもたらした。しかし、そのためには、YMTCとCXMTの両社とも、メモリ設計を洗練させ、生産能力拡大に向けた資金を調達しなければならない。
DRAMメーカーのCXMTが2026年7月、大成功を収めたIPOを通じて資金調達を行ったのに続き、今度はNANDフラッシュメーカーのYMTCがそれに続こうとしている。中国による半導体メモリの自給自足に向けた取り組みが勢いを増す中、世界的なAIデータセンターの拡充も相まって、メモリ業界のダークホースだったこれらの企業が国際的なプレイヤーへと変ぼうしつつある。
【翻訳:滝本麻貴、編集:EE Times Japan】
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「ZAMで再び日本にメモリ技術基盤を」 SAIMEMORYの構想とはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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