カウンターポイントリサーチは、2026年第2四半期(4〜6月、Q2)におけるNAND型フラッシュメモリ世界市場の出荷シェアランキングを発表した。出荷量ではSamsung Electronicsがシェア25%で首位をキープ、YMTCはキオクシアをわずかに上回り3位に浮上した。
カウンターポイントリサーチは2026年8月、2026年第2四半期(4〜6月、Q2)におけるNAND型フラッシュメモリ(以下、NAND)世界市場の出荷シェアランキングを発表した。出荷量ではSamsung Electronics(以下、Samsung)が25%のシェアで首位をキープ、YMTCはキオクシアをわずかに上回り3位に浮上した。
NAND市場は、学習から推論に移行するAI関連の需要がけん引する。エンタープライズSSD(eSSD)向けは、NAND総ビット出荷量の48%を占めるという。これが2026年末までには、過半数のシェアを占めると予測されている。こうしたことから、業界全体の売上高は2026年Q2に過去最高を記録、2025年Q2に比べると5倍に拡大した。
出荷量ベースのシェアで、Samsungに続くのがSK hynixの22%。子会社Solidigmの業績が好調で、ビット出荷量は前四半期に比べ40%増加した。3位はYMTCで14%のシェアを獲得した。前年同期比で22%増、前四半期に比べると5%増となった。中国国内での供給量を拡大する。また、267層の3D NANDの量産を進めるとともに、300層を超える製品も開発中だという。
キオクシアは、出荷量の中で30%以上がサーバ向けで、価格の上昇などが影響して顧客の購入ペースが鈍化した。この結果、2026年Q2の成長率はYMTCをわずかに下回り4位となった。5位はMicron Technologyである。
ただ、売上高ベースのシェアを見ると、コンシューマー向け製品を中心とするYMTCは、Micron Technologyやキオクシアを下回り、5位となっている。こうした中でYMTCは、2026年下半期には製品構成を一層eSSDにシフトしていく計画である。
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