Counterpointは「TSMCは競争力を維持すべく、CoWoSの改良を進めている」とする。
Counterpointのレポートによると、CoWoS-LはアーキテクチャとしてはEMIBによく似ていて、局所的に配置した小型シリコンブリッジを使って、高密度のダイ間配線を実現する。IntelはEMIBブリッジを有機基板のキャビティ内部に直接組み込む。一方、TSMCはインテグレーションブリッジを、シリコンウエハー層に形成した中間の再配線層(RDL)に組み込んだ後、基板に取り付けるという。
アナリストのMike Demler氏はEE Timesの取材に対し、「TSMCのCoWoSプロセスは非常に高い歩留まりを実現しているとみている。新しいCoWoS-Lでは初期に歩留まり上の問題があった可能性があり、NVIDIAの『Vera Rubin』にも遅れが生じたとの報道があった。ただ、現在も歩留まり上の問題があるとは認識していない」と述べる。
Demler氏は「Intelには、TSMCからAIチップ顧客を獲得する十分なチャンスがある」と述べる。
「EMIBによってインターポーザーは不要になり、Intelの3Dチップスタッキング技術『Foveros』は、ダイスタッキングをはじめ、TSMCにはないさまざまな機能を提供する。少なくともIntelには、TSMCの生産能力不足を受けて、顧客を獲得するチャンスがある」(Demler氏)
本記事掲載前の時点で、TSMCとIntelからの返答は得られなかった。
【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
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