TDKは2026年9月1日、投資家向け説明会「TDK Investor Day」を開催し、企業価値向上に向けた最先端技術の取り組みなどを紹介した。
TDKは2026年9月1日、投資家向け説明会「TDK Investor Day」を開催し、企業価値向上に向けた最先端技術の取り組みなどを紹介した。
TDKでは、人的資源や技術力といった非財務資本を将来的にキャッシュフローを生み出す資本と捉え、「未財務資本」と呼ぶ。TDK代表取締役社長執行役員CEOの齋藤昇氏は、長期ビジョン達成のための重要課題として、研究開発や人材育成など、未財務資本の強化を挙げる。
成長戦略の最大のドライバーとするのが、AIエコシステム向けビジネスだ。斎藤氏は「2031年3月期(2030年4月〜2031年3月)には、2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の3倍に売り上げを伸ばす予定だ。2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)も予想を上回る進捗を見せている」とした。
TDK執行役員最高技術責任者(CTO)技術・知財本部長の橋山秀一氏は「TDKはかねてM&Aで事業ポートフォリオを変革してきたが、近年はAIエコシステムの付加価値を向上するために必要な技術をM&Aで強化している。新たに獲得した技術をソリューションとして提供することで、さらなる企業価値の向上につなげる」と述べる。
「今後フィジカルAIが本格化すると、TDKのAIエコシステムにおける機会はますます増えると考えられる。TDKが研究開発を続けてきた技術とM&Aで獲得した新規技術を融合させることで、AIデータセンターなどインフラへの貢献を続けながら、フィジカルAIに対する貢献を最大化して、中長期の技術開発を続けていく」(橋山氏)
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