CEATEC 2026大臣賞は三菱電機/TDK/日立 来場11万人超見込む : 開催テーマは「変革」 (2/2 ページ)
会見では、CEATEC 2026で展示される技術/製品/サービスの中から優れたものを表彰する「CEATEC AWARD 2026」の結果も発表された。
総務大臣賞には、三菱電機グループの「タスク汎用音源分離技術(TUSS)」が選出。AIを活用して現場の音声から人の声や機械の音などを分離して聞きやすくする技術で、「音をデータとして高度に活用し、AIが現実世界を理解する幅を広げる基盤技術として幅広い展開が期待できる」(JEITA)という。
総務大臣賞の三菱電機グループ「タスク汎用音源分離技術(TUSS)」[クリックで拡大]出所:JEITA
経済産業大臣賞には、TDKの網膜直接描画(DRP)方式スマートグラス向けメタオプティクスミラーが選出された。150nmの厚みにより、レンズに直接埋め込んで使うことができるミラーで、「スマートグラスの実用化を前進させ、次世代インタフェースの市場形成を支える技術として今後の展開が期待される」(JEITA)とする。
経済産業大臣賞のTDKメタオプティクスミラー[クリックで拡大]出所:JEITA
デジタル大臣賞には、日立製作所のAIソリューション群「HMAX by Hitachi」が選ばれた。「個別設備の予兆保全や運用効率化から複数の設備、業務を横断した最適化へと発展できる構想を持つ。AIを社会インフラの安全とレジリエンス向上につなげる取り組みとして、今後に期待が寄せられた」(JEITA)という。
デジタル大臣賞の日立製作所「HMAX by Hitachi」[クリックで拡大]出所:JEITA
今回から各大臣賞に加え、新たに優秀賞も設けられる。優秀賞にはシャープの排水レス循環型選択システム「トリプルフリーランドリー」、村田製作所/Melt Interfaceの産業向けVRグローブ「ContactGlove3 Pro」、太陽誘電のにおいセンサーを活用したがん検知サービスが選出された。
新設の優秀賞[クリックで拡大]出所:JEITA
複合機のVCSEL技術で空間センシング開発、富士フイルム
富士フイルムのグループ企業である富士フイルムビジネスイノベーション(以下、富士フイルムBI)は、面発光レーザー(VCSEL)採用の独自レーザー光源「Smart Addressable VCSEL」を活用し、空間センシング技術を開発したと発表した。複合機で培ったレーザー光源を活用していて、人や物の位置だけでなく、動きや移動方向も認識できるという。
CEATEC 2026のテーマは「Transformation」 宇宙パビリオンなど新設
主催の電子情報技術産業協会(JEITA)は「CEATEC 2026」(2026年10月13〜16日、幕張メッセ)のメディア向け説明会を開催した。今回のテーマは「Transformation ―企業が、産業が、そして社会が変わる―」で、「Japan Mobility Show bizweek 2026」との併催も決定している。
新人でも怖くない ベテランに代わって現場を導くメタバースAIエージェント
日立製作所は「CEATEC 2025」に出展し、メタバース空間で現場作業を支援するAIエージェント「Naivy(ナイビー)」を紹介した。手順書や熟練者のノウハウ、現場のリアルタイムデータをもとにチャット形式で作業指示などを行い、非熟練者が単独で作業にあたる際の心理的負担を軽減。知見の継承を容易にする。
誰でもプロ級バンカーショット!? 骨格認識AIでスポーツ支援、富士通
富士通は「CEATEC 2025」に出展し、骨格認識AIを用いたゴルフスイング解析システムを紹介。「AIキャディー」のアドバイスを受けながら、プロ選手でも苦戦するという高低差約1.6mのバンカーショットのデモを披露した。
「CEATEC 2025」14日に開幕 大臣賞はシャープ/NTTドコモ/村田製作所
エレクトロニクスとITに関する総合展示会「CEATEC 2025」が2025年10月14〜17日、幕張メッセで開催される。主催の電子情報技術産業協会(JEITA)は同月7日に記者会見を開き、開催概要と「CEATEC AWARD 2025」の結果を発表。CEATEC AWARD 2025の大臣賞はシャープ、NTTドコモ、村田製作所が受賞した。
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