職人の暗黙知をフィジカルAIに 指先を捉えるグローブ : 村田製作所の3軸LFアンテナ搭載 (2/2 ページ)
ContactGlove3 Proの主な用途として想定するのが、ロボットの学習データの収集だ。例えば、製造現場で熟練技術者が同製品を装着して作業することで、5本の指をどのように動かしているか、どのように部品や工具を扱っているかといった情報をデータとして取得できる。
こうしたデータをフィジカルAIの学習に活用すれば、従来は自動化が難しかった細かな手作業をロボットに習得させることにつながる。ロボットの遠隔操作やティーチングに加え、熟練技術者の動作を記録して技能継承に生かしたり、作業品質の向上につなげたりする用途も期待される。
「CEATEC AWARD 2026」の審査委員会は、フィジカルAIの普及には実作業に関する高品質なデータが欠かせないと指摘。手指の動作データを作業工程などの文脈と結び付けることで、AIの学習に有用なデータになる点を評価した。熟練技術者の動きをデータとして蓄積し、ロボット学習や技能継承、細かな手作業の自動化につなげる技術として期待を寄せている。
村田製作所がVRグローブ新興と協業 AI時代の入力機器に商機
村田製作所は、グローブ型仮想現実(VR)コントローラーなどを手掛けるMelt Interface Technologies(以下、Melt Interface)と事業提携契約を締結したと発表した。AIの発展により情報活用の可能性が広がる中、新たな情報入力インタフェースの創出を目指す。
村田製作所、AIエージェント活用研究開発基盤を開発
村田製作所は、マルチAIエージェントを活用した「AI駆動型研究開発基盤」を開発した。このシステムを活用すれば、実験計画からデータ解析、レポート作成の3工程における実行効率が、従来の業務フローに比べ約22.5倍も向上できると試算している。
CEATEC 2026大臣賞は三菱電機/TDK/日立 来場11万人超見込む
2026年10月13〜16日にかけて、エレクトロニクスとITに関する総合展示会「CEATEC 2026」が幕張メッセで開催される。主催の電子情報技術産業協会(JEITA)は同月6日に記者会見を実施。「CEATEC AWARD 2026」の大臣賞には三菱電機/TDK/日立製作所が選出された。
誤差1m以下のUWB位置検知システム、村田製作所
村田製作所は、工場や物流倉庫などで作業者や物品の所在を1m以下の誤差で検知できる「UWB(超広帯域無線)位置検知システム」を開発、提供を始めた。作業者の動線把握と業務の効率改善に向け自社工場にこのシステムを導入、既に稼働中である。
Ericsson、次世代通信で村田製作所/住友電工と協業
Ericssonは次世代モバイルネットワークインフラ技術の推進に向けて、村田製作所および住友電工それぞれと個別協定を締結したと発表した。横浜に新設したR&Dセンターを活用し、6GおよびAI時代に向けたネットワーク性能の向上、製品のエネルギー効率向上のための技術開発を行う。
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