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誤差1m以下のUWB位置検知システム、村田製作所工場で作業者の所在など管理

村田製作所は、工場や物流倉庫などで作業者や物品の所在を1m以下の誤差で検知できる「UWB(超広帯域無線)位置検知システム」を開発、提供を始めた。作業者の動線把握と業務の効率改善に向け自社工場にこのシステムを導入、既に稼働中である。

» 2026年07月15日 09時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

位置検出にUWB技術を採用、専用アンテナも開発

 村田製作所は2026年7月、工場や物流倉庫などで作業者や物品の所在を1m以下の誤差で検知できる「UWB(超広帯域無線)位置検知システム」を開発、提供を始めたと発表した。作業者の動線把握と業務の効率改善に向け自社工場にこのシステムを導入、既に稼働中だ。

UWB位置検知システムの導入イメージ[クリックで拡大] 出所:村田製作所

 工場や物流倉庫では、作業者の動線や物品の所在をより正確に把握できる位置検知技術が注目されている。ところが、金属製の設備などが多く設置されている工場などでは、電波の反射や遮断が生じやすく、従来方式だと高い測位精度を保つのが難しかった。受信機の取り付け方によっては、検知精度が低下する可能性があるという。

 今回は、障害物の多い屋内環境でも位置検知の誤差を1m以下にするため、UWB技術を採用した。UWBは、広い周波数帯域を持つ無線信号の送受信にかかる時間を精密に計測できる。このため、障害物が多い環境でも高い精度で安定した位置検出が可能となる。さらに、専用アンテナも新たに開発した。受信機の設置角度の影響を抑え、導入時の設計/設置工数も軽減できるという。

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