市場調査会社である台湾DRAMeXchange社によれば、DRAMの相場価格は、2010年7月と8月に低下する可能性が高いという。
同社によれば、2010年6月後半には、主流であるDDR3 DRAMモジュールの相場価格は45米ドル〜47米ドルを維持していた。しかし、需要が弱まり、OEMのPCベンダーが在庫を抱えるようになったため、一部のDRAMメーカーは切迫した状況に陥った、と同社は述べている。
同社のこの発表は、2GバイトのDDR3 SODIMM(Small Outline Dual In-line Memory Module)で、駆動周波数1066MHzの製品を想定したものと考えられるが、同社は明らかにしていない。また同社によれば、供給側は、46米ドル〜48米ドルとしていた見積もり価格を44米ドル〜46米ドルに下げているという。
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