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OEG、ADAS対応車載機器向け電波暗室を増設EMC受託試験サービスを拡大

OKIエンジニアリング(OEG)は、埼玉・本庄市にあるカーエレクトロニクステストラボ内に「第5車載電波暗室」を新設、2018年11月1日より稼働した。

» 2018年11月01日 13時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

EMC試験が可能な暗室は合計13室へ

ステレオカメラの電磁環境耐性試験の模様 出典:OEG

 OKIエンジニアリング(OEG)は2018年10月、埼玉・本庄市にあるカーエレクトロニクステストラボ内に「第5車載電波暗室」を新設したと発表した。ADAS(先進運転支援システム)やV2X(Vehicle to everything:車車間/路車間通信)などに対応する車載機器向けEMC(Electromagnetic Compatibility)受託試験サービスの需要増加に対応する。

 OEGは、1999年より電子機器/装置のEMC試験サービスを行ってきた。2012年には車載電子機器や装置に特化した第1および第2電波暗室を設置。2017年には第3、第4の車載電波暗室とリバブレーションチャンバーを増設した。

 第5車載電波暗室はそれに続くもので、2018年11月1日に稼働を開始。なお、今回の投資によりEMC試験が可能な暗室は合計13室となる。具体的には10m法電波暗室が2室、3m法電波暗室が1室、シールドルームが2室、ノイズ試験室が2室、車載暗室が5室、リバブレーションチャンバーが1室である。

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