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拝見! 海外エンジニアたちの“自宅オフィス”あなたはどこが落ち着く?(1/6 ページ)

EE Timesは、このパンデミックの時代を生きるエンジニアたちのデスクを見せてもらえないか、と尋ねてみた。どのような場所でどのような働き方をしているのか、デスク上にどのようなツールやオブジェクトを取りそろえているのか、在宅勤務をする際の秘訣などについて、語ってくれないかと呼び掛けたのだ。

» 2020年04月23日 11時30分 公開

 現在、世界中で多くのエンジニアが在宅勤務をしている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による外出禁止令は、人々の働き方にいろいろな意味で劇的な変化をもたらしている。

 企業側としては、エンジニアリング業務をネットワーク経由で行うことができるように、労働環境やネットワークプロセスのデジタル化を進めなければならなかった。

 一方で、エンジニアたちも働き方を改革する必要があった。彼らは穏やかな環境の中でリラックスして業務に集中できるように、自宅を可能な限り最良の状態にする努力をしている。中にはこの大きな変化に対し、既にうまく体制を整えている人々もいるようだ。

 EE Timesは先日、「‘This Is Where We Work Today’: Engineers in the Covid-19 Era(現在の仕事場:新型コロナウイルス時代のエンジニアたち)」という記事を掲載した。その後で読者に、このパンデミックの時代を生きるエンジニアたちのデスクを見せてもらえないか、と尋ねてみた。どのような場所でどのような働き方をしているのか、デスク上にどのようなツールやオブジェクトを取りそろえているのか、在宅勤務をする際の秘訣などを教えてくれるよう呼び掛けたのだ。すると筆者の元には、続々と写真が送られてきた。

「自宅オフィス見せて!」 エンジニア13人の在宅作業風景

 米国カリフォルニア州フラートンに住むJim Ford氏は、自宅の作業用デスクの写真を2枚送ってくれた。

Jim Ford氏の自宅ワークステーション(編集部感想:業務用のノートPCが埋もれてるけど、いいの?)

 Ford氏は、「一方のデスクは私の在宅勤務用で、左側に業務用のノートPC、右側に自宅用のノートPCを置いている。いずれもKVMスイッチに接続されている。日中は、ここで仕事をしている。もう1枚の写真は、自宅のガレージの中にある実験台だ。周波数範囲はDC-18GHzで、場合によっては26.5GHzまで対応できる。私の勤務先であるRaytheonは防衛関連企業なので、あまり多くの仕事を自宅に持ち帰ることができないが、将来的には、自宅のこの環境を請負業務用に活用したいと思っている」と述べている。

Jim Ford氏のガレージ内にある実験台(これこれ! いかにも米国!という感じ)
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