また、コンファレンスエリアにおける登壇者も紹介された。キーノートでは、ソニー代表執行役副会長の石塚茂樹氏、慶応義塾大学教授の村井純氏、日本電気取締役会長の遠藤信博氏が登壇予定だという。このほか、Zoom Video Communications創業者兼CEO(最高経営責任者)のEric Yuan氏とTreasure Data共同創業者の芳川裕誠氏による対談や、ZVC Japanのカントリーゼネラルマネジャー、佐賀文宣氏、WeWork JapanのCSO(最高戦略責任者)、高橋正巳氏、ブイキューブの代表取締役社長CEO、間下直晃氏のパネルディスカッションも実施予定。鹿野氏は「ニューノーマル社会において最も旬な企業のトップにも集まってもらった」と説明していた。
このほか大手ゼネコントップによる講演や、DX(デジタルトランスフォーメーション)や5G(第5世代移動通信)、スマートホームなどをテーマとしたセッションも用意。出展企業独自のセミナーも含め、全体で70以上のセッションが予定されている。なお、オンラインでの実施のため、セッションの人数制限はない。また、メインのコンファレンスでは英語の同時通訳を行うほか、一部では情報通信研究機構の協力によってAI(人工知能)による自動翻訳字幕を導入する予定だという。
鹿野氏は、「今年もCEATECを見て、コンファレンスを聞いて、未来の社会を感じて考えて、共に作る共創に向けて動き出すという『CEATEC体験』をオンラインならではの特長を生かしながら、時間や場所を超えて多くの方に体験してほしい」と強調していた。
なお、2021年以降の開催方式については、今回のプラットフォームを改善/活用していくこと以外は決まっていないという。同協議会は、「今後もニューノーマル社会に適した総合展としてCEATECの在り方を追求していく」としている。
【お詫びと訂正】掲載当初、登壇者の肩書に、一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします(2020年10月16日午後6時23分/編集部)
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