今回は、SK hynixの2025年度第3四半期(2025年7月〜9月期)の業績を紹介する。売上高、営業利益ともに2四半期連続で過去最高を更新した。
半導体メモリの大手メーカーであるSK hynixは2025年10月29日(韓国時間)に、2025年度第3四半期(2025年7月〜9月期)の四半期業績を発表した。売上高は前四半期比(前期比)10%増、前年同期比39%増の24兆4490億ウォン(176億328万米ドル:1000ウォン=0.72ドルで換算、2兆5916億円:1ウォン=0.106円で換算)である。2四半期連続で過去最高の売上高となった。
営業利益は前四半期比(前期比)24%増、前年同期比62%増の11兆3830億ウォン(81億9576万米ドル、1兆2066億円)である。営業利益も2四半期連続で過去最高を更新した。
粗利益率は57%、売上高営業利益率は47%である。前期比ではそれぞれ3ポイント増、5ポイント増と上昇した。売上高営業利益率は5四半期連続で40%以上となった。
直近の売上高推移を見ると、前四半期比(前期比)で2023年第1四半期(同年1月〜3月期)まで4四半期連続で減少してから、2023年第2四半期(同年4月〜6月期)以降は2024年第4四半期(同年10月〜12月期)まで7四半期連続で増加した。ちなみにボトムだった2023年第1四半期の売上高は5兆880億ウォン、7四半期連続で増加した2024年第4四半期の売上高は19兆7670億ウォンで、2年弱で四半期売上高は3.9倍に急増した。
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