キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)は、2022年10月18〜21日に開催される「CEATEC 2022」(幕張メッセ)に、「計測器の進化、ここに」をテーマに掲げて出展する。
キーサイト・テクノロジー(以下、キーサイト)は、2022年10月18〜21日に開催される「CEATEC 2022」(幕張メッセ)に、「計測器の進化、ここに」をテーマに掲げて出展する。基本測定器の新製品を中心に、電源回路の実測評価や自動計測、BLE(Bluetooth Low Energy)とWLANの信号テストが可能なIoT(モノのインターネット)無線テスターなどを展示する。「コロナ禍で触れることが難しかったこの数年間の計測器の進化を、実機を用いたデモンストレーションで体感していただきたい」と同社はコメントする。
展示ブースには、5つのデモコーナーを設ける。
(1)トラブル波形を逃さず、どんな波形も3秒で捕捉:ゾーンタッチ・オシロスコープ
新製品の「InfiniiVision 3000G X-シリーズ」は、多くのオプションをワンパッケージにしたオシロスコープだ。「100万波形/秒の波形更新速度でトラブル波形を見逃さず、またハードウェアベースのゾーンタッチトリガでどんな波形も3秒で捕捉する。ぜひ体験してほしい」(キーサイト)
(2)電源ノイズでお困りの方必見:電源回路解析8chオシロスコープ
「Infiniium EXRシリーズ」は、波形を学習して、問題波形を自動で検出する機能を備える。また電源回路解析機能も充実している。電源ノイズの原因であるインピーダンスの周波数特性を測定可能なソリューションのPIアナライザーのデモも可能だ。電源ノイズで悩むエンジニアに向け、「ぜひ立ち寄ってほしい」とキーサイトはコメントする。
(3)電源回路をエミュレート:DC電源アナライザー
DC電源アナライザーは、DC電源/SMU/電子負荷などのモジュールを搭載し、マルチメーター、オシロスコープ、任意波形発生器、データロガーなどの解析機能と電源供給機能により、最適なカスタム計測ソリューションを容易に構成できる。DC-DCコンバーターの自動効率測定のデモを見ることができる。
(4)自動計測も簡単DC電源/電子負荷、11月リリースのオートレンジ電源も紹介
マルチメーター機能を内蔵し、豊富な機種をそろえるDC電源も展示する。汎用DC電源とオシロスコープを組み合わせた、プログラミング不要の自動測定のデモを披露する。さらに、2.4kWピークパワー対応800Wオートレンジ電源も、2022年11月のリリースに先駆けて展示する予定だ。
(5)特別な設定不要、BLEとWLANの信号をテスト:IoT無線テスター
「Society 5.0」を支えるIoTの根幹技術であるワイヤレス技術だが、「ワイヤレス通信規格のテストは手間がかかる」という印象を持つエンジニアも少なくないだろう。そこでキーサイトは、特別な設定をすることなく、WLAN(802.11a/b/g/n/ac)およびBLE(Bluetooth 4.2/同5)の実際の動作モードでテストが可能なIoT無線テスターを紹介する。
「当社は、イノベーションを加速し、あらゆるものが安全につながる世界の実現を支援する、さまざまな設計と検証ソリューションを提供している。ぜひブースに立ち寄り、最新の製品や注目の製品を見ていただきたい」(キーサイト)
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