OKIエンジニアリング(OEG)は、特殊計測試験装置メーカーに向けた「タイアップ校正サービス」を始めた。特殊計測試験装置メーカーの技術パートナーとして、校正業務を請け負う。
OKIエンジニアリング(OEG)は2024年6月、特殊計測試験装置メーカーに向けた「タイアップ校正サービス」を始めた。特殊計測試験装置メーカーの技術パートナーとして、校正業務を請け負う。新たなサービスで年間1億円の売上高を目指す。
特殊な計測試験装置を取り扱うメーカーは、装置の特殊性などから校正業務を内製化していることが多い。こうした中で、計測試験装置のユーザーからは、「現地への出張校正サービス」や「ISO/IEC17025に基づく校正サービス」に対する要求が増えている。このため、メーカーは社内の人材を増強しなければならない状況にあるという。
そこでOEGは、計測試験装置メーカーとタイアップし、これらの課題解決に乗り出す。具体的には、計測試験装置メーカーと個別に機密保持契約を結び、メーカーから専門的な技術指導と認定を受けて、必要な治具や標準器を準備する。
その上で、メーカーがこれまで提供してきたレベルと同等の校正サービス、一部の点検や修理サービスを、メーカーに代わってOEGがユーザーに提供する。OEGは、ISO/IEC17025の適合性認定を受けた校正サービスや日本全国への出張校正サービスにも対応していく。
リチウムイオン電池/搭載機器の焼損耐性など評価
OEG、PFAS含有量の調査および分析サービス開始
OEG、車載機器向けウィスカ評価試験サービス拡充
リチウムイオン電池の良品解析サービスを開始、OKI
OEG、全固体電池の信頼性評価サービスを開始
OEG、車載用eMMCの性能評価サービスを開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング