米Knowles Electronicsの日本法人であるノウルズ・エレクトロニクス・ジャパンは「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」(2026年5月27〜29日、パシフィコ横浜)に出展し、車載向けMLCC製品を紹介した。軍需産業向けで培った耐久性、信頼性の高さが車載でも活用されているという。
米Knowles Electronics(以下、Knowles)の日本法人であるノウルズ・エレクトロニクス・ジャパン(以下、ノウルズ)は「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」(2026年5月27〜29日、パシフィコ横浜)に出展し、車載向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)製品群などを紹介した。
KnowlesはMEMSマイクなど補聴器や聴覚支援向け音響製品を手掛けてきた会社だ。2014年に親会社の米Doverからスピンオフする際、同じDover傘下の電子部品メーカーを複数統合し、MLCCなど電子部品も手掛けるようになったという。
ノウルズの担当者によると「米企業なだけあって、統合したメーカーの中には軍需産業向けのMLCCを得意とした会社もある。軍需譲りの耐久性や信頼性の高さを武器に、車載向けでも展開をしていて、海外では高い評価を得ている」そうだ。
例えば車載向け高電圧MLCCの「X7R」は、縦方向に層を重ねて省スペース化できる「StackiCap」技術によって、2220サイズ(57×50mm)で耐圧630V/静電容量1μFを実現。「業界最高レベルの高電圧/高容量なラインアップ展開が強み」(ノウルズ担当者)だという。
また「Hiteca(ハイテカ)シリーズ」は高DCバイアス特性と低損失を実現するとともに、温度変化も大幅に抑制していて、窒化ガリウム(GaN)や炭化ケイ素(SiC)といった次世代パワーデバイスでの使用に適しているとする。
日本でも2022年頃から車載向けMLCCの展開を始めていて、採用実績もあるという。「電気自動車(EV)の800Vアーキテクチャが海外で先に動き出したこともあり、海外先行の展開をしてきたが、800Vアーキテクチャの盛り上がりに合わせて、日本国内でも展開を進めたい」(ノウルズ担当者)
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