アナログ・デバイセズ(ADI)は「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」に出展し、自動車向けのオーディオソリューションを紹介した。センサーやデジタルシグナルプロセッサ(DSP)といったハードウェアからソフトウェアまで一貫して手掛けることが強みだ。
アナログ・デバイセズ(ADI)は「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」(2026年5月27〜29日、パシフィコ横浜)に出展し、自動車向けのオーディオソリューションを紹介した。
ADIは、車載オーディオ向けソリューションとして、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)「SHARC」、デジタルバス技術「A2B(Automotive Audio Bus)」、ソフトウェアスイート「ADI LISTN」などを提供している。これによって、ハードウェアからソフトウェアまで一貫して製品開発をサポートできることが強みだ。
ADI LISTNは音声の前処理、音声言語理解、音の合成/検出、アクティブノイズキャンセリング(ANC)などに対応する。用途としては、音声入力による車内設備の操作やAI音声によるナビゲーション、大型車両内での座席間のコミュニケーションなどを想定する。また、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)など走行音が静かな自動車では歩行者への注意喚起のための車外音合成などにも利用できる。ANCは、ロードノイズや車室内のノイズ対策に有効だ。
ブースでは、ADI LISTNを活用した音響エコーキャンセリング(AEC)のオン/オフを体験できるデモを紹介した。車内でのハンズフリー通話を再現したものだ。ハンズフリー通話の際、スピーカーから聞こえた通話相手の声をマイクが拾って相手側に送り返してしまうことで発生するエコーを除去する。AECを有効にすると、相手側での聞き取りやすさが向上することを体感できた。
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