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JEITAが「実装技術ロードマップ」を2年ぶりに発行、電子機器やパッケージなどの技術動向をアップデート福田昭のデバイス通信(517)(1/2 ページ)

電子情報技術産業協会(JEITA)は2026年6月、「2026年度版 実装技術ロードマップ」を発行した。本シリーズでは、JEITAが開催した完成報告会の様子および、最新版の実装技術ロードマップの概要を紹介する。

» 2026年06月12日 11時00分 公開
[福田昭EE Times Japan]

2026年度版もPDF形式電子書籍をダウンロード頒布

 電子情報技術産業協会(JEITA)が500ページ超えの大著「実装技術ロードマップ」を2年振りに更新し、「2026年度版 実装技術ロードマップ」をこの6月初旬に発行した。ロードマップの策定を担当したJEITA Jisso技術ロードマップ専門委員会は、発行に併せて恒例の「完成報告会」を2026年6月9日に東京で開催した。そこで完成報告会と、更新された実装技術ロードマップの概要をご報告する。

「2026年度版 実装技術ロードマップ 完成報告会」の会場となった東京・お台場の東京ビッグサイト会議棟6階(会議室)の受付所[クリックで拡大]。2026年6月9日午前(報告会の開催前)に筆者が撮影したもの
「2026年度版 実装技術ロードマップ 完成報告会」の会場風景(東京ビッグサイト会議棟6階「605+606会議室」)[クリックで拡大]。2026年6月9日午前(報告会の開催前)に筆者が撮影したもの。なお報告会自体の撮影と録音は禁止されていた

 完成報告会はJEITA Jisso技術ロードマップ専門委員会委員長の西村隆氏(三菱電機)による実装技術ロードマップ全体の概略説明から始まった。

 「実装技術ロードマップ」は1999年度版が最初のバージョン(初版)であり、以降は隔年での更新版発行を恒例としてきた。2019年度版(第11版)は同年6月に紙の書籍として発行され、完成報告会を6月に東京で開催した。しかし直後にコロナ禍(Covid-19の世界的な大流行)が発生したことによって更新版の策定スケジュールは大幅に遅れた。次版は3年後の2022年6月の発行、年度タイトルは「2022年度版」(第12版)となった。また完成報告会はオンライン開催に変更された。報告会の開催時期は同年7月で、恒例の6月から遅れた。

 幸い、コロナ禍の収束によって次の「2024年度版(第13版) 実装技術ロードマップ」は2024年6月の発行、完成報告会は東京でのリアル開催と通常のスケジュールと形式に戻る(参考記事:「エレクトロニクスとパッケージ、部品、実装設備の動向を590ページに積載」)。またこのバージョンからロードマップの頒布形式は紙の書籍ではなく、PDFファイルの電子書籍(ダウンロード販売)へと大きく変更された。

 そして最新版「2026年度版(第14版) 実装技術ロードマップ」も前版と同様に、PDFファイルの電子書籍(データ容量約116メガバイト)でダウンロード販売される(既に頒布中)。頒価は会員が2万2000円、非会員(会員以外)が4万4000円である。なお紙の冊子を付けた「冊子・電子書籍版」が6月15日までの期間限定で頒布されている(頒布サイト)。冊子は後ほど(6月末予定)、購入者に送付される。

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