日本化学工業は、福島第二工場で生産設備を増強し、「高純度赤燐」を増産する。高純度赤燐は、半導体ドーパント材料やインジウムリン(InP)系化合物半導体材料として用いられている。設備増強分は2027年度中に稼働予定で、生産能力は現行に比べ約60%増える。
日本化学工業は2026年8月、福島第二工場(福島県田村郡)で生産設備を増強し、「高純度赤燐」を増産する。設備増強分は2027年度中に稼働予定で、生産能力は現行に比べ約60%増える。
同社は、ホスフィン技術による一貫製造技術や精製技術、品質管理技術および、製造ノウハウをベースに、純度99.9999%(6N)という高純度赤燐を製造し、国内外のユーザーに供給している。
高純度赤燐は、半導体ドーパント材料やインジウムリン(InP)系化合物半導体材料として用いられている。特に、InP系化合物半導体は、光通信向け受発光素子などに用いられていて、今後も需要拡大が見込まれている。そこで今回、供給責任を果たすため、生産基盤の強化と供給能力の拡充を決めた。
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