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SEMI、2010年のファブの設備投資額予測を上方修正ビジネスニュース

» 2010年06月08日 14時54分 公開
[Mark LaPedus,EE Times]

 半導体関連の業界団体であるSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)は、半導体の需要増を受け、2010年の半導体製造業者(ファブ)の設備投資額の予測を上方修正した。

 SEMIでアナリストを務めるChristian Gregor Dieseldorff氏は、「2010年のファブの設備投資額は2009年の2倍に増加すると見られるが、これは特に驚くべきことではない」と語る。実際、SEMIは2009年6月に、2010年の世界のファブの半導体設備投資額は、2009年比で60%を上回る増加率を示すと予測している。SEMIは最新の予測で、2010年のファブの設備投資を前年比117%増に上方修正した。

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 SEMIは、2010年のファブの設備投資は、総額で355億1400万米ドルに達すると予測する。ディスクリート半導体やLEDの製造工場の建設費が、このうち15%〜20%を占めるという。

 2006年には、LEDファブへの設備投資は、ディスクリート半導体のファブへの投資の約40%だったが、2010〜2011年にはこれが90%にまで増加するという。

 SEMIは、ディスクリート半導体を除いた2010年のファブの設備投資は、前年比115%増となる335億5300万米ドルになると予測する。

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