任天堂は2010年6月16日、3D液晶を採用した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を公開した(図1)。専用眼鏡を使わず、裸眼で3Dゲームや映像を楽しめる。ゲーム関連の展示会「2010 Electronic Entertainment Expo(E3)」(2010年6月15〜17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス)で詳細を明らかにした。なお、同社は2010年3月に、ニンテンドー3DSの概要について発表している。
ニンテンドー3DSは上下2画面構成であり、そのうち、上側の液晶パネルが裸眼3D表示対応である。液晶パネルは3.53インチ型。画素数は800×240。立体映像を表示する際には横方向の800画素から左目用に400画素、右目用に400画素を割り当てるという。なお、2枚の液晶パネルのうち、裸眼3D表示対応の液晶パネルは、タッチパネル機能を備えていない。
このほか3D映像を撮影するために、裸眼3D液晶パネルの背面に2個の小型カメラを用意した。カメラで撮影可能な画素数は640×480。
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