複数の情報筋によれば、インテルは水面下で半導体ファウンドリ部門を設立していたようだ。
複数の情報筋によれば、インテルは水面下で半導体ファウンドリ部門を設立していたようだ。
ある情報筋によると、「インテルは、小規模なファウンドリ事業を行っており、常に顧客を探している。同社はこの状態をしばらく続けていたが、同事業について何も語っていなかったし、少なくとも公にしていなかった」という。
インテルの狙いはまだ明らかではない。前出の情報筋は、「インテルがファウンドリ事業に関心を持つのは利益のためではないだろう。恐らく、新しい技術に対する知見を深めることや、最新のアプリケーションのきっかけをつかむことなど、そのほかのメリットを求めているのではないのだろうか」ともコメントしている。
2010年11月の初旬に、インテルはファウンドリ事業における最初の顧客を発表した。FPGAの新興企業であるAchronix Semiconductor(アクロニクスセミコンダクター)だ。インテルは2社間の戦略的合意に基づき、22nm世代以降の半導体プロセス技術をAchronixが設計したFPGAの製造に向けて提供する(Achronixの報道発表資料)。
ただし、インテルがファウンドリ事業に本格的に乗り出すかどうかは、現時点では明らかではない。
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