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レゾナック26年度上期は156.5%増益 後工程材料が大幅成長通期業績も増益修正(1/2 ページ)

レゾナックは、2026年12月期中間期(2026年1〜6月)の決算を発表した。売上高は6768億5200万円で前年同期比5.4%増、営業利益(国際会計基準[IFRS]ではコア営業利益)は887億5300万円で同156.5%増、純利益は484億5100万円で同146.5%増だった。けん引するのが半導体・電子材料で、特に後工程材料はAI需要などで前年同期比46%増収を果たした。

» 2026年08月12日 10時30分 公開
[杉山康介EE Times Japan]

半導体・電子材料が増収増益をけん引

 レゾナックは2026年8月6日、2026年12月期中間期(2026年1〜6月)の決算を発表した。売上高は6768億5200万円で前年同期比5.4%増、営業利益(国際会計基準[IFRS]ではコア営業利益)は887億5300万円で同156.5%増、純利益は484億5100万円で同146.5%増だった。

2026年12月期中間期の業績 2026年12月期中間期の業績[クリックで拡大]出所:レゾナック

 AI需要などによる半導体・電子材料の成長や、ケミカルの回復などによって増収増益を達成した。2026年10月1日付でパーシャルスピンオフ(分社化)を予定しているクラサスケミカル(石油化学事業)を除くと、EBITDAマージンは23.4%(前年同期比7.1ポイント増)と20%超えを達成した。

 セグメント別で見ると、半導体・電子材料は売上高2990億円で前年同期比30%増、営業利益は815億円で同92%増だった。特に後工程材料はAIなど先端半導体向けの販売数量増により、売上高1600億円と同46%増の成長を見せる。前工程材料はメモリ市況の回復基調を受けて456億円(同12%増)、デバイスソリューションはハードディスクメディアのデータセンター向け需要増や、一部顧客での炭化ケイ素(SiC)エピタキシャルウエハーの需要増などで634億円(同13%増)になった。

半導体・電子材料のサマリー 半導体・電子材料のサマリー[クリックで拡大]出所:レゾナック

 ケミカルは売上高が918億円で前年同期比17%増、営業損失が6億円で、前年同期の損失82億円から75億円の赤字縮小を達成した。化学品は一部製品の原価上昇に伴う価格改定などで、売上高435億円と前年同期比11%増になった。グラファイトは黒鉛電極の販売数量回復によって453億円(同22%増)と増収、かつ構造改革の効果が表れ赤字縮小した。

ケミカルのサマリー ケミカルのサマリー[クリックで拡大]出所:レゾナック

 モビリティは2026年12月期第2四半期(2026年4〜6月)の自動車成形部材事業の譲渡影響があったが、一部顧客での需要増によって売上高846億円(前年同期比6%減)、営業利益43億円(同227%増)と減収増益した。イノベーション材料は製品によって濃淡はあるが堅調に推移し、売上高500億円(同11%増)、営業利益63億円(同27%増)と増収増益だった。

モビリティ、イノベーション材料のサマリー ケミカルのサマリー[クリックで拡大]出所:レゾナック
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