MC10が開発した「バイオスタンプ(biostamp)」は、薄型のセンサーパッチである。赤ちゃんの皮膚にも貼り付けることができるため、赤ちゃんの眠りを邪魔することなく体温を測定できるという。さらに、測定した体温データをスマートフォンに送信することも可能だ。材料にポリマーを採用することで、非常に薄く柔軟性を持つパッチを実現した。
「Basis Sleep Tracker」は、レム睡眠や光、睡眠中の寝返りパターンなどを追跡して分析するスマートウオッチだ。3軸加速度センサーと発汗モニター、皮膚温度センサー、心拍数モニターの4種類のセンサーを搭載する。これによって身体活動や睡眠の質などを測定し、高い精度で睡眠パターンを分析できる。また、カスタマイズ設定によってアドバイスを提示することもできるという。
Basis Sleep Trackerの「Body IQ」プログラムは、心拍数や活動レベル、活動持続時間、消費カロリーなどのフィードバックを即座に提供する。また、ユーザーが歩いているのか、走っているのか、自転車に乗っているのかといった活動状況を自動的に検知し、それに応じた調整を行うという。さらに、USBまたはBluetooth経由でデータをスマートフォンなどと安全に同期させることが可能だ。
netatmoの「JUNE」は、太陽光(紫外線)の強さをリアルタイムで測定/モニタリングする、ブレスレットのようなウェアラブル機器だ。iOSに対応していて、ユーザーの肌質や生活スタイルを基に、紫外線からどのように身を守ればいいかを提案する。
Lumo BodyTechの「Lumo Lift」は、体の位置をトラッキングしてリアルタイムでフィードバックすることで、姿勢を矯正する。猫背などユーザーの姿勢が悪くなると、小さく振動してそれを知らせてくれるという。
Lumo Liftは腰や手首に装着することはもちろん、衣服の下など見えないところに装着することも可能だ。姿勢についてアラートを送る他、歩数や消費カロリーなども測定できるという。
【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
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