SEMIジャパンの代表を務める中村修氏は、「SEMICON Japan 2015」(2015年12月16〜18日、東京ビッグサイト)の概要や見どころについて説明した。今年は732社が1705小間に出展し、会期中に延べ6万5000〜7万人の来場を見込んでいる。
メイン展示ゾーンに加え、特別展「WORLD OF IOT」も前回に引き続き開催する。IoT(モノのインターネット)市場をけん引する企業65社と半導体企業が交流する場となる。「半導体技術/製品を接点として、IoTのトレンドをSEMICON Japanの会場で実際に体感してもらいたい」(中村氏)と話す。
もう1つの注目コーナーは、200mmウエハーを使った半導体製造にフォーカスしたテーマパビリオン「Sustainable Manufacturing(持続可能なモノづくり)」である。200mmウエハーを用いた製造ラインは、各種センサーやアナログICなど、IoT機器向けのデバイス製造で再び脚光を浴びているテーマでもある。
日本では初めての開催となる「スタートアップと投資家のマッチメーク」も予定している。特設コーナー「INNOVATION VILLAGE」には、13企業/大学が参加することになっている。
展示会とは別に、100時間を超えるセミナーやカンファレンスを開催する。開催初日の「オープニングキーノート」や「半導体エグゼクティブフォーラム」をはじめ、会期中は会議棟や展示会場内で、さまざまなカンファレンスや技術セミナーが行われる予定だ。
IoTを原動力に復活狙う日本半導体産業――SEMICON Japan2015
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