Intelは2015年12月28日(米国時間)、FPGA大手のAlteraの買収を完了したと発表した。
Intelは2015年12月28日(米国時間)、FPGA大手のAlteraの買収を完了したと発表した。Alteraは、今後、Intelのプログラマブル・ソリューション事業本部に移管され、Alteraブランドを継続しつつ事業を展開する。
IntelによるAlteraの買収は2015年6月に合意に達し、買収完了までには「6カ月〜9カ月を要する」としていた。買収額は、167億米ドルで、Intelとして過去最大の買収事案だ。
Alteraが移行するプログラマブル・ソリューション事業本部のトップには、AlteraのDan McNamara氏がIntel副社長を兼務する形で就任した。同事業本部では、FPGA事業の強化とともに、「高度にカスタマイズ・統合された次世代の製品やソリューションを提供するためにインテルのデータセンター事業本部やIoT事業本部とも緊密に連携していく」(Intel)としている。
McNamara氏は、「新たにIntelの一員として、われわれは市場をリードするプログラマブルロジックデバイスを製造し、今日の顧客が体験しているよりもさらに幅広い機能を実現していく。Alteraの業界をリードするFPGA技術や顧客サポートと、インテルの世界レベルの半導体製造技術を組み合わせることで、顧客はこれまでにない性能と電力効率を兼ね備えた次世代の電子システムを構築することができる」とリリースで語っている。
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