Electric Impとの連携では、センサーなどのIoT機器とクラウドコンピュータを素早く、安全かつシームレスに接続するためのプラットフォームとして、組み込み用Wi-Fiモジュールを提供する。現在、Type 1CDやType 1MD、Type 1GCなどの無線モジュールをベースとした製品が用意されている。
低消費電力で広範囲をカバーできる無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」対応モジュールの開発にも注力する。「LoRaWAN」や「Sigfox」といった非セルラー系に加えて、「Cat.M1」や「NB-IoT」などセルラー系LPWAに対応する通信モジュールを用意した。ブースでは、NB-IoT対応LPWAモジュールを搭載した評価用ボードを用いてデモを行った。最新MCUの採用などにより、従来製品に比べて消費電力を低減したという。
“第7の感覚器官”実現を目指す村田製作所の挑戦
村田製作所は2017年9月27日、雰囲気や親密度など説明が付きにくい情報をデジタル化、可視化することを目指す仮想センサープラットフォーム「NAONA」の実証実験を開始したことを発表。2017年10月3〜6日に開催されている展示会「CEATEC JAPAN 2017」で、NAONAのコンセプトデモを披露した。
再配達をなくす! LPWA+BLEを宅配サービスに応用
村田製作所は、「SEMICON Japan 2017」の特別展「WORLD OF IOT」ゾーンで、無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」対応の通信モジュールを用いたIoTのデモを行った。