16ビット分解能の2チャネル任意波形発生器:広い電圧出力とロングメモリ拡張
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、16ビットの垂直電圧分解能を備えた任意波形発生器「T3AWG」シリーズを発表した。
テレダイン・レクロイ・ジャパンは2018年11月、16ビットの垂直電圧分解能を備えた任意波形発生器「T3AWG」シリーズを発表した。
T3AWGシリーズは、入力2チャネルで、250MHzモデル「T3AWG3252」と350MHzモデル「T3AWG3352」の2機種を用意した。垂直電圧分解能は16ビットで、出力電圧は最大±24Vである。波形メモリは標準でチャネル当たり128Mポイントを搭載しているが、チャネル当たり最大1024Mポイントのメモリオプションも用意している。
T3AWGシリーズの外観
T3AWGシリーズは任意波形発生器の機能に加えて、さまざまな波形オプションや多彩な変調を行えるファンクションジェネレーター、並列最大8ビットの差動またはシングルエンドのデジタルパターンを作成できるデジタルパターンジェネレーターの機能も併せ持つ。
このため、T3AWGシリーズと12ビットの分解能を持つ同社製オシロスコープ「HDO」シリーズを組み合わせることで、自動車内の刺激応答テストなどを行うことができる。例えば、「クリーン信号」「現実の信号」「ストレステスト信号」「ノイズ/干渉耐性」といったテスト項目に対応可能だという。
価格(税別)は、T3AWG3252が205万円、T3AWG3352が262万円である。1024Mポイントのメモリオプション「T3AWG3-XL」は117万円となっている。
- 12ビット新型オシロ、8GHzで最大5Gポイントのロングメモリ
テレダイン・レクロイ・ジャパンが発表したオシロスコープ「WavePro HD」は、12ビット分解能、周波数帯域が最大8GHzでサンプリング速度が最大20Gサンプル/秒を実現している。しかも、最大5Gポイントのロングメモリを搭載した。
- PCIe Gen5対応アナライザー、待望のジャマー機能搭載
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、高速バスインタフェース規格「PCI Express 5.0(PCIe Gen5)」にも対応できるアナライザー「Summit M5x」を発表した。
- テクトロニクス、複雑な任意波形を素早く生成
テクトロニクスは、操作性などを向上させた任意波形/ファンクションジェネレーター(AFG)「AFG31000」シリーズを発表した。
- Keysightが「USB計測器」に本格参入
Keysight Technologies(日本法人:キーサイト・テクノロジー)は2018年6月18日、PCとUSBを介して接続し使用する計測器(USB計測器)を製品化し、USB計測器市場に本格参入すると発表した。ベクトルネットワークアナライザー(VNA)、オシロスコープ、IQ信号任意波形発生器を製品化し、「Streamlineシリーズ」として展開する。
- オシロ1台で電源ノイズとインピーダンスを測定
キーサイト・テクノロジーは、オシロスコープ「Infiniium Sシリーズ」を用い、電源インピーダンスの周波数特性を測定できる「PIアナライザー」の本格販売を始めた。
- EMI/EMCテストの一発合格をサポート
テクトロニクスは、EMI(電磁妨害)/EMC(電磁両立性)コンプライアンステストに合格するための時間や費用を大幅に削減することができるオールインワンソリューション「EMCVu」を発表した。
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