Silicon Labs(シリコン・ラボラトリーズ)はドイツ・ニュルンベルクで開催中の組み込み技術の展示会「embedded world 2019」(2019年2月26〜28日)で、Bluetooth 5.1に対応したコネクティビティモジュール「Wireless Gecko」などを展示した。
Silicon Laboratories(Silicon Labs)はドイツ・ニュルンベルクで開催中の組み込み技術の展示会「embedded world 2019」(2019年2月26〜28日)で、Bluetooth 5.1に対応したコネクティビティモジュール「Wireless Gecko」などを展示した。
Bluetooth 5.1は、2019年1月28日(米国時間)に発表されたバージョンで、方向検知機能、つまり電波が飛んでくる方向が分かる機能が追加されている(関連記事:Bluetooth、センチメートル精度の測位も可能に)。これによって、従来のBluetoothでは3〜4mだった測位精度をサブメートル(1m以下)にまで向上できるとされている。
この新機能で、飛躍的に市場が拡大すると期待されているのが、資産追跡(アセットトラッキング)と屋内測位システムである。
上記の例では、追跡タグとモバイル機器に搭載するBluetoothモジュールは既存のままでよいが、ソフトウェアのみBluetooth 5.1に対応できるようアップデートする必要がある。一方で、Locatorやビーコンは、ソフトウェアをアップデートする他、複数の電波を送受信するためにアンテナを追加する必要がある。
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