AI、5G(第5世代移動通信)、そして各種IoT(モノのインターネット)機器など、最先端のテクノロジーを融合した"スマートシティー"の実現が近づいている。舞台となるのは東京都港区の「竹芝地区」。ソフトバンクと東急不動産が共同で、2020年の開業を目指して開発を続けている。
AI、5G(第5世代移動通信)、そして各種IoT(モノのインターネット)機器など、最先端のテクノロジーを融合した"スマートシティー"の実現が近づいている。舞台となるのは東京都港区の「竹芝地区」。ソフトバンクと東急不動産が共同で、2020年の開業を目指し、開発を続けている。
ソフトバンクと東急不動産は2019年7月、竹芝地区に最先端テクノロジーを取り入れたスマートシティーを共同で開発することを合意した。
竹芝地区は、2015年に国家戦略特別区域計画に指定されており、東急不動産は、「(仮称)竹芝地区開発計画」として、コンテンツ産業を核とした国際ビジネス拠点の形成を目的に、同地区の総延床面積約20万m2を開発している。この合意では、2社共同で、人流データや環境データを収集、解析、リアルタイム活用するスマートビル、スマートシティーの構築を進めていくと説明している。ソフトバンクは2020年度中、このビルに本社を移転する予定だ。
また、同地区では、ロボティクスやモビリティ、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、5G、ドローンなどの幅広い領域でテクノロジーの検証も行っていくほか、最先端のテクノロジーを検証したい企業や団体の募集も予定している。さまざまな事業者によるテクノロジーが集まる「スマートシティーのモデルケース」の構築に取り組んでいくという。
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