この記事は、2020年8月11日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン 」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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心配なニュースが飛び込んできました。NVIDIAがArmの買収についてソフトバンクを交渉中だというのです。ソフトバンクやNVIDIAから、これについて何の公式コメントも発表されていないものの、海外では多数のメディアが報じており、単なる“うわさ話”というわけではないのでしょう。今後数週間で合意に達する見込みとの報道もあり、落ち着かない気分です。
買収交渉が成立し、各国の規制当局が承認して買収完了となれば、業界の勢力図が大きく変わる可能性があります。
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NVIDIAとGoogle、AI指標でトップ性能達成を主張
機械学習の業界標準ベンチマーク「MLPerf」の第3ラウンド(「MLPerf v0.7」)において、8種類の機械学習モデルを対象としたスコア結果が発表された。ライバル同士であるNVIDIAとGoogleは、いずれもトップ性能を達成したと主張する。
スパコン性能で「富岳」が世界1位、初の同時4冠達成
スーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」が2020年6月22日(ドイツ時間)に発表され、理化学研究所と富士通が共同開発した「富岳」が世界1位を獲得した。日本のスパコンが1位となるのは2011年11月に先代の「京」が獲得して以来、9年ぶり。富岳は同日、「HPCG」「HPL-AI」「Graph500」でもそれぞれ1位を獲得し、世界初の同時4冠を達成した。
ADI、2兆2000億円でMaximを買収へ
Analog Devices(以下、ADI)は2020年7月13日(米国時間)、Maxim Integrated Productsを買収すると発表した。買収は、Maxim1株に対し、ADIの0.63株を割り当てる株式交換で実施し、買収総額は209億米ドル(約2兆2000億円)になる。今後、両社の株主承認などを経て、2021年夏ごろの買収完了を見込む。
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