新製品は、キャリア蓄積効果を利用した独自のCSTBT構造による第7世代IGBTとRFC(Relaxed Field of Cathode)ダイオードを搭載し、電力損失を低減した。また、パッケージ構造の最適化により、電流密度は大容量IGBTモジュールとして最大クラスの17.14A/cm2を実現。インバーターなどの電力変換装置やモーター駆動装置の小型化、低消費電力化を可能にした。
再エネ、一般産業向け「LV100タイプ」IGBTモジュール
三菱電機は、オンライン開催となったパワーエレクトロニクス展示会「PCIM Europe digital days 2020」(2020年7月7〜8日、ドイツ時間)に出展。新製品として、高い信頼性と拡張性を持つ一般産業用途向けのLV100モジュールを紹介した。耐圧1200V、1700Vをラインアップし、風力発電用コンバーターや太陽光発電セントラルインバーターなどの用途に向け、2020年中に製品化する予定だ。