Choe氏は、中国のスマートフォンメーカーであるファーウェイ(Huawei)と小米科技(Xiaomi)が2019年モデルと2020年モデルに搭載したNANDフラッシュメモリについても、分析結果を示していた。HuaweiとXiaomiも、最先端の3D NANDフラッシュを積極的に導入していることがうかがえる。
Huaweiのスマートフォンはキオクシア、SK hynix、Micron Technology、Samsung、Western Digital(WD)の3D NANDフラッシュを採用している。シリコンダイの記憶容量は128G〜512Gビット、ワード線の積層数は64〜96層、多値記憶方式はTLCである。
XiaomiのスマートフォンはほとんどがSamsungの3D NANDフラッシュを採用しており、1機種だけがSK hynixの3D NANDフラッシュを搭載している。シリコンダイの記憶容量は128G〜512Gビット、ワード線の積層数は76〜92層、多値記憶方式はTLCである。
(次回に続く)
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