やはりM&Aは苦手なのでしょうか。
この記事は、2023年10月10日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。
Intelは2023年10月3日(米国時間)、FPGAを手掛けるプログラマブル・ソリューション・グループ(PSG)事業を分離、独立させることを発表しました。分離は2024年1月1日に実施され、今後数年以内にPSGのIPO(新規株式公開)を目指すとのことです。
PSGは、言わずと知れた旧Alteraを母体とする事業です。Intelは2015年6月、Alteraを167億米ドル(当時のレートで約2兆円)で買収すると発表しましたが、その直後から買収の行方を懸念する声は、業界関係者から多く上がっていました。
EE Times Japanでも下記の記事を掲載していて、これらには以下のような分析が書かれています。
半導体メーカーは「巨大になるか、ニッチになるか、さもなくば消えるか」
Intelが旧Altera部門を分離、数年以内にIPOへ
AMDによるXilinx買収で、Intelとの競争が激化
IPOか? 米国資本傘下か? キオクシアの今後を考えるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング