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HDD大手Seagateの四半期業績、前四半期比での増収増益が続く福田昭のストレージ通信(260)(1/2 ページ)

米Seagate Technologyの2024会計年度第3四半期(2024年1〜3月期)の業績を紹介する。

» 2024年05月01日 11時30分 公開
[福田昭EE Times Japan]

前年同期比では8四半期連続で売り上げが減少

 ハードディスク装置(HDD)の大手ベンダーである米Seagate Technology(以降はSeagateと表記)と米Western Digital(以降はWDと表記)が、四半期の業績を相次いで公表した。発表日(現地時間)はSeagateが2024年4月23日、WDが同年4月25日である。そこで今回と次回は、Seagate(今回)とWD(次回)の四半期業績を続けてご報告する。

 Seagateの会計期間は7月から始まり、6月を決算月とする。4月23日に同社が発表したのは2024年1月〜3月期の四半期業績で、会計年度では「2024会計年度第3四半期(Q3FY24)」となる。

 2024会計年度第3四半期(2024年1月〜3月期)の売上高は前四半期(前期)比6.4%増、前年同期比11.0%減の16億5500万米ドルである。前四半期(前期)比は2期連続で上昇したものの、前年同期比では8四半期連続の減少となった。

 概況としては前期に続き、クラウド向けニアラインHDDの需要が増加したことが、前期比の売上増に寄与した。コスト削減への要求は厳しいものの、クラウド向けニアラインHDDの価格は上昇した。

2024会計年度第3四半期(2024年1月〜3月期)の業績概要 2024会計年度第3四半期(2024年1月〜3月期)の業績概要[クリックで拡大] 出所:Seagate Technology

 営業損益にはNon-GAAPベースとGAAPベースがある。今期はいずれも黒字だった。Non-GAAPベースの営業利益は1億8300万米ドル、GAAPベースの営業利益は1億4300万米ドルである。前四半期(前期)はNon-GAAPベースの営業利益が1億2700万米ドル、GAAPベースの営業利益が1億2400万米ドルだった。いずれも前期比で増加していることがわかる。

 粗利益率はNon-GAAPベースが26.1%、GAAPベースが25.7%である。前期と比べてそれぞれ2.5ポイント増、2.4ポイント増と上昇した。

Seagate Technologyの四半期業績の推移(売上高と営業利益(GAAPベース)) Seagate Technologyの四半期業績の推移(売上高と営業利益(GAAPベース))。同社の公表資料から筆者がまとめたもの[クリックで拡大]
Seagate Technologyの四半期業績の推移(2023会計年度第3四半期(Q3FY23)〜2024会計年度第3四半期(Q3FY24)) Seagate Technologyの四半期業績の推移(2023会計年度第3四半期(Q3FY23)〜2024会計年度第3四半期(Q3FY24))[クリックで拡大] 出所:Seagate Technology
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