Rebellionsは、2016年にSK Telecomの研究開発事業部門からスピンオフした新興企業Sapeonとの合併を進めているところだという。合併後の企業は、引き続きRebellionsのCEO(最高経営責任者)であるSunghun Park氏が指揮を執り、Rebellionsの社名も維持する予定だ。
Oh氏は、「マンパワーは非常に重要である。特に韓国では、この分野で能力/経験のあるエンジニアを確保することが非常に難しい。Sapeonは当社と同程度の企業規模で、ビジネス面でも優れた実績を持つため、われわれのエンジニアリング/ビジネスチームの規模を2倍に拡大できる」と述べる。両社とも100人強の従業員を抱えているので、合併後の企業の従業員規模は200人を超えることになる。
今回の合併は、Rebellionsが電気通信業界全体に及ぶSK TelecomのAIイニシアチブの一部になるということを意味する。
「SK Telecomは、電気通信事業におけるAI活用で世界をリードしており、われわれもその取り組みに参加することができる。国際的な電気通信企業は、AIを自社アプリケーション向けに活用したいと考えており、SK Telecomがそれをけん引している。われわれも、その取り組みの一翼を担うことになるだろう」(Oh氏)
【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
推論性能でNVIDIAに挑む AIチップは「省エネ」が競争の軸に
「エッジでもLLMを動かす」 韓国新興DEEPX
「お皿サイズの巨大AIチップ」を手掛けるCerebrasが上場へ
独自NPUで差異化 広範なマイコン群でエッジAIを支援するNXP
ソニーとラズパイが「AIカメラ」を共同開発、両社に狙いを聞いた
STとQualcommが無線IoTで戦略的提携、エッジAI普及に向けCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング